文化・芸術

2013年12月23日 (月)

小松の休日

    

昨日は自分中心に回したので、今日は家庭の日。

最近小松に新しくオープンしたばかりの本屋さんへ行きたいとの

女子二人のリクエストで、

家族揃っての小旅です。

    

のんびり朝寝をして、朝昼兼用の食事はコレもまた家族リクエストで回転寿司。

以前に偶然入った時にお嫁ちゃんがココ(小松平面店)を気に入ってしまい

ピンポイントで指定された(^^;)

印刷パンフレットの通常メニュー記載以外の部分(つまり黒板や張り紙ね)

いわゆる『本日のおすすめ』とか地物の旬ネタが充実していて美味しい。

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冬は美味しいネタが色々と豊富で嬉しいね♪

白子の味噌汁、本当に美味しかった。^^

    

お腹が膨れたら、

早速目的地へ。

明文堂書店(小松) 同じく我が家の女子達が大好きな金沢ビーンズと同系列。

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三階建てのビーンズと違いワンフロアですが、

その分、高ぁ~い天井で開放感抜群です。上の方の本、どうやって取るんだ?

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机と椅子の並んだ教室スペースが在ったり、

ビーンズよりも使い易く見える広く取られた幼児連れ用の小上がり、

靴を脱いで上がる空間で柔らか目の床なので、ちっちゃな子がハイハイ出来る。

そして勿論大人にも楽しい空間♪

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美術の専門書や洋書、大人向けの動物写真集など、

面白い物がいっぱいだった。

金沢と同様、フロア続きでTULLY’S Coffee が入っています。

     

書店フロアを見渡せる二階がTUTAYA。

眺めの良いソファに深く腰掛けて、

棚の間に見え隠れしながら徘徊する女子や子供を時折確認しながら

ウトウト・・・

やがて飽きてきた男児達も一緒にゴロゴロ・・・

       

長女はデザイン関係の本、図書館司書関係の本、楽譜、など。

お年玉でお母さんに返すんだって(^^;)

   

    

本屋さんを出たら、少し車を走らせて寄り道。

木場潟から梯川へと続く前川の、今江町界隈の佇まいが素敵だとの事で

住宅街を入った中、

小学校や保育園が集まっている前の駐車スペースに車を停め

今江温泉元湯の裏にある橋の界隈を散歩します。

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『あいさつ橋』って言うんだってさ。^^

   

川に面してギリギリに建ち並ぶ感じが独特で、いいね。

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大きな街ではありませんので、暫しのお散歩です。

  

再び車に乗ったら、

元湯前を通る道(県11~県4号)は

片山津方面から小松の城下町中心部へと

こまごまとした街中を緩い弧で縫うように抜けて行く道。

明らかに江戸時代の街道の名残でしょう。

城下近くには判り易い鍵型道路も残っています。

その街道沿い、本折にある日吉神社へ寄りました。

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曳山が豪華絢爛で子供歌舞伎で有名な『お旅祭り』は、

小松城下の九龍橋川を挟んだ橋北のお諏訪さん(菟橋神社)と、

ここ日吉神社(山王さん)合同の春の祭礼です。

伝統的な雰囲気が大切にされていて、我が家も大好きなお祭りです。

今日は、

静かだけどね。^^

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お猿さんの多い境内です。

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厄除けの御利益が売りのお宮さん。

私もようやく、この年の瀬で晴れて後厄終了です。

あと僅か、どうか、無事佳き新年が迎えられます様に。。。

   

御参り後は、

ここまで来たらやっぱ父ちゃんは我慢できない(^^;)

飛行場へGo!

   

もう、大喜びしてくれるのは末っ子だけになりました。

長男長女は車内でDS。お母さんは、一応窓の外を気にしつつも、、、居眠り。

父ちゃんは、大喜びです♪

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丁度一つプッシュバックが終わって

RW24エンド方向へタキシングを開始するところ。

滑走路の末端に大きく数字が書かれているのを見る事があると思いますが、

この数字は真北を0度とした場合の角度で

どっち向きかを表わしています。

『RW(RunWay)24』とは、北から240度の方向へ頭を向ける角度。

だいたい南西かな?

反対のエンドは当然180度逆なので

小松の場合RW06(北から60度)です。

   

おっ!あれは、あの正面からのバランスの感じは、

ね、ね、ね、ほらっ♪

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最新鋭機の787だ~♪

トラブル続きでイメージ悪くなっちゃったケド、

しっかりしろよーっ! って思う。

日本の先端技術が一杯投入されていて、やっぱ誇らしく思いたい存在だよね。

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ボク的には、存在感では777の方が大好きだけど。^^

あ、上がってくよ。

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末っ子は、おねいちゃんのデジカメを手に

自分なりに一生懸命シャッターボタンを押していました。

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バイバーイ♪

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夜には長女の講習の予定があるので

あまりゆっくりは出来ないケド、

今日の締めは、ゆっくりするトコロ。

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清華茶荘は、子供が生まれる前には二人でよく訪れていた場所です。

何度も何度もデートに使いました。

本当にゆっくりと時間が流れる店内の雰囲気が素敵で、妻が大好きでしたが

二人目の子供が生まれた辺りから色々と余裕が無くなって

足が遠のいていました。

          

お店を取り巻く環境は、お向かいにある教会は今もあの時と同じですが

あの頃はまだ周辺の道路が整備途上で、

このお店から北側は一面の田圃の風景が広がっていて

8号線からも加賀産業道路からも非常にアクセスの悪い

分り難い隠れ家的な穴場だったのですが、

ある意味、その辺鄙な場所の中心だった。

でも今は、実は先に訪れた本屋さんから直ぐ近くで、

ホームセンター、電機店、カフェ、その他種々雑多な店舗が並ぶ

その賑やかな通りの『はずれ』に位置していると言った方が妥当になってしまった。

若い人は手前のカフェに入ってしまうから、

あまりここへは来ないのかな・・・。

折しも中国と言う国があんな状態で、多くの普通の人は、私自身も

反感的な感情や嫌悪感を覚える事が多いから、

尚の事こんなお店は大変だろうなと思う。

でも、

物腰柔らかで優しく話す御主人も奥様も10年以上前のままで、全く変わらず、

やはり、素敵なお店でした。

物凄く誠実で正直な御主人だから、

このお店には偽装や健康不安なんて絶対に無い筈ですよ。^^

     

以前訪れていた際には

夫婦揃って高山金萱茶が大好きで、本当に美味しくてよく頂いていたのですが、

今回メニューから消えていて

その事についての紆余曲折をご主人が丁寧に話してくださいました。

   

子供はタピオカの入ったミルクティー

私は茉莉花茶(ジャスミン茶)

お嫁ちゃんは東方美人(醗酵度が高く甘い香りのする紅茶に近い感じのお茶)

点心を頼んで、

ゆったりとした時間を過ごします。

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お茶は、一杯限りのものではありません。

適温・適時で煎じたら直ぐに別の器へ移して

程好い味の具合で止めて、時間を掛けて愉しみます。

茶葉は、二煎・三煎・四煎・・・と楽しめますので

最後の一杯を飲み終える頃にまた急須にお湯を注いで、

砂時計で煎じ具合のタイミングを計りながら、

何度でも、楽しい時間を繰り返し味わうのです。

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この作業、所作がまた

楽しい。

    

桃饅頭、ココナツ団子、ゴマ団子、他にも色々。

肉マンなども頂いて、

子供達もこのお店が気に入った様でした。

        

今日もまた、

本当に良い休日でした。

   

めでたし。

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2013年12月14日 (土)

まず、神戸満喫。

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長女が撮ってくれたので4人しか写っていませんが・・・

新婚の時に二人で撮った写真と何ら変わらない景色の中に

こうして子供達と一緒に居る事に、時間の流れや・・・ 何とも言えない感慨。

 

 

センター街は、『 神戸1番のショッピングストリート 』 とうたっているだけあって

三ノ宮駅前から1丁目~2丁目~3丁目と、女子に誘惑の多い道が続きます。

アーケードを抜けた先、元町通の交差点に出ると、

その先のブロックは中華街 『 南京町 』

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センター街からここへの入り口に、実はユーハイムの本店が在る。

バームクーヘン大好きの私は是非寄りたいところだが・・・

まあ、福井でも買えるし(^^;)今日はこの後の予定を考えてパス。。。

 

時刻は丁度お昼を回ったところ、

さぁ♪ 何食べる?♪♪♪

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男子もようやくテンションアップ!

 

長安門脇の自販機が可愛い。^^

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店頭販売をしているお店が沢山軒を連ねるが、

品揃えはどこも豊富で、メニューに大きな違いは無い。

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とりあえず、北京ダック行っとく?^^

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このお店のは、想像以上にタレが甘ったるくて、自分の好みではなかった(ToT)

口コミでお店の選定してくれば良かった。。。^^;

 

その後は結局、昔も行った想い出の老舗の豚まんへ直行♪

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姿形も味も昔のまんま。^^ 美味しいね。

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広場の椅子に座って皆で食べる。

長男は 「おかわり買ってぇぇぇ~」 って(^^)

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次に列に並んだのは、こちらも老舗のぎょうざ屋さん♪

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皮も餡(肉メイン)もしっかりしていて、うまぁ~~~♪

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水餃子も注文♪ 焼きとは包み方が違うんだね。

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酢ベースで自分で味を調整しながら作るタレで食べる。

美味しい♪

みんな相当お腹空いてた?(笑) あっという間に完食!

 

その後、甘いものを買ったりしながらフラフラと西へ歩いて、

西安門から街を出る。

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海側へ歩いて、メリケンパークへ。

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先ず男児達が喰い付いたのが

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超電導推進船。

全長30m、かなり大きな船体だがスクリューは無い。

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超電導磁石の強力な磁場によって海水を噴射して推進力を得る。

あの、懐かしい「フレミングの左手の法則」で進むのだ。

回転系(プロペラ)を使わない世界初めての実験船。スゴイね♪

長男夢中になってDSで撮影(笑)

 

お父ちゃん的には、コッチに見える派手な外観の建物が今日の主目的地。

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『 神戸海洋博物館 』 と、その中に在る 『 カワサキワールド 』

 

先ず、1階フロアエントランスは海洋博物館から始まります。

大きく精密な船の模型がたぁ~~~っくさん飾ってあって、男子は勿論だけど

思いのほか長女(←特に)も妻も喜んで見入っていた。

戦艦や近代的な船もカッコ良くてテンション上がるが

帆船がやっぱ本当に美しくて、そして、意外に様々なバリエーション。

昔の、帆船の戦艦の構造に長男興味津々。

 

船は船でも、宇宙船に関する展示エリアもある。

人工衛星回収ミッションやスペースシャトルでの大気圏再突入ミッション等を

楽しめるシュミレーター(ゲームだね^^)があって、男児は嬉しそうに遊ぶ。

 

海洋博物館は残念ながら撮影厳禁なので記事はこれ以上膨らみませんが

想定外の家族の喰い付きで中々進めず、

思いのほか鑑賞に時間が掛かってしまった。^^

 

そして、 『 カワサキワールド 』 ♪♪♪ (撮影自由♪)

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『カワサキ』とは、あの川崎重工業。

ここ神戸で創業し、造船、二輪(バイクのKawasaki)、航空機、鉄道車両・・・

その他にも様々な分野の機械工業、教育や医療などの社会貢献に至るまで

グローバルに発展してきた企業の歴史が学べます。

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イージス艦が大好きな長男。

その推進力がガスタービンエンジンなのを良く知っている。

ガスタービンの模型にガッツリ喰い付いていた(笑)

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そうそう、ブルーインパルスのこの機体(T-4)も川重だね。

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私の故郷の岐阜基地の直ぐ横に

川崎重工業航空宇宙カンパニーの工場が在る。

 

その先に見えてきたのが・・・

あ~~~(^^)コリャあかん!(笑)

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男児のテンションMAX!!!!!

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アクセル、クラッチ、ブレーキ・・・ かっこいいね♪^^

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「くらっちって何?」

「エンジンのパワーをギヤに伝えたり切ったりするんや、

 こうやってギヤを変えるんやぞ、クラッチを握って・・・つま先でこうやって・・・」

親子の会話も弾みます。

 

ライダーヒーローものを未だに見る末っ子、

なりきり撮影会(笑)

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嬉しそう(^^) いや、実はチョット緊張もしてる?^^

 

兄弟のタンデム♪

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父ちゃんと長男のタンデム♪

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ここは、男子にはワンダーランドだな!

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初代(0系)新幹線の運転台♪

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最新の近未来的な車両

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その運転席はこんな感じ

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カッコイ~~~

 

このロボットのコーナー

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中央奥と右側MCの掛け合いも小ネタが面白いですが(笑)

左端のマシンのキレが!正確さが!凄まじくて、

私もかな~~~り魅入ってしまいました。

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バイクの Kawasaki は、水上バイクも。

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家族揃って、このゲーム(笑)

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長男は航空シュミレーターも体験

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画像とシュミレーター(座席)の動きが同期するあのヤツです。

10分程の本格的なもの。

子供は自動操縦での体験ですが、

19歳以上の大人なら自分でのマニュアル操縦が可能です。

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カメラ付のNゲージで遊んだりもしながら・・・

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どんどん、あっという間に時間が過ぎてゆきました。

 

想定外の家族の喜び様に随分予定が押してしまいましたが、

大満足の父ちゃんでした。^^

 

 

ポートタワーとの割引セット券を買ったので、そっちへ移動♪

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少し、ノンビリとした時間へ戻る。^^

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気持ちイイね♪

お、船が出て行く・・・

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本当はあの船で

神戸空港を眺めるコースで1時間程のクルーズをしたかったんだけど・・・

行ってらっしゃい。

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夕方の素敵な時間になってきた。

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出船入船。

 

モザイクへと移動して、再び女子のお買い物タイム。^^

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日が暮れてゆく時間帯を、

幸せに過ごしたら

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ボチボチ・・・ 行かなきゃ。

 

こんな屋台に笑顔になりながら、

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南京町へ戻って

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軽く腹ごしらえ♪

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やがて目の前の通りが二重バリケードで封鎖され始めて

とんでもない人混みが殺到して大移動開始・・・

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ルミナリエの会場は三ノ宮駅が最寄ですが、

そこへ行くには隣駅の元町からスタートしなければなりません。

元町駅前から二重バリケードコースに入場し、

メリケン波止場への通りを往復して、大丸百貨店の角を曲がって・・・

大混雑で中々進まない上に、

ルミナリエへ向かう人々以外の一般の往来を確保する為に

横断歩道を一時的に空ける作業もあって、

(勿論ゲート+厳重警備で横入りは不可能だよ)度々待ち時間が発生する。

完全封鎖なので、

トイレや止むを得ない事情での途中退場用のゲートは一応数箇所あるものの、

一旦ゲートを出たらスタート地点まで戻らなきゃ再入場出来ない。

まあ、横入りなどのトラブル防止には仕方が無いのかな。。。

 

で、長男の膀胱が・・・・・となって(--;)

どうしたものかと悩んでいたら、コース中にホテルがあって

開放されていて助かった!^^;;;

そのホテル前からの、通りの眺め。。。

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完全に止まってる(^^;)

ココでまだ、アプローチコースの中間地点(TT)

仕方なくこの列に戻る。

寒空の下でも人混みの真ん中に居ればそこそこ暖かいのだが、

田舎モンには、パーソナルスペース皆無のこの状況はとっても辛い。

人垣の中で視界が無くなる小さな子供は、相当辛いだろうな。

このイベントは、空いてる日程・時間じゃないと

小さな子供は少々可哀想。

子供はDSだったり、私も気を遣って会話を温めたり・・・

再び大丸のトコまで来て角を曲がると、ようやく通りが華やかになってきて

周囲の皆さんも途端にテンションが上がり始める。

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次の角を曲がれば・・・

おぉぉぉーーーっ!!!!!

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やっと見えてきたぁ♪

スタート地点からここまで、ほぼ1時間ですね。(T-T)

 

うわぁ~~~♪

まん丸な目で口開けながら見上げる子供達の顔がみるみる笑顔になって、

ホットした。^^

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ホント、凄い綺~麗~~~~♪ スゴイな!!!

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元々、『 神戸ルミナリエ 』 は阪神淡路大震災犠牲者の鎮魂の為に、

そして、復興再生への思いを深く再認識して胸に刻む為に、

震災直後の1995年12月に始まった行事。

今や一大観光目玉となっているが、その開催趣旨は今も変わっていない。

慰霊と復興。

運営は、協賛金や多くの募金にて維持されている。

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心から楽しむも善し。

色々と想いを馳せるも善し。

灯りに照らされる家族の笑顔をしみじみ眺めるも、善し。^^

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各々撮影の手が止まらず・・・

でもゆっくり眺めたいし、でも写真撮りたいし(笑)

何度も振り返ったり、見上げたり、きょろきょろキョロキョロ・・・

 

美しい明るい月も見事に脇役を演じていた。

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東遊園地公園まで歩いてくると、

巨大な光の聖堂。

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あの中へも入りたかったケド、

時間計算と子供の疲労を考えてパス。

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屋台を覗いたり、公園での時間を暫し楽しんだら、

「じゃ、もどろっか。^^」

公園を出て、駅へ向けて歩き始めます。

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「きれいだったね~~~(^^)」

「見れて良かったね~~~(^^)」

混雑は覚悟していたがここまでとは思っていなかった。

それでも明るい会話の様子の家族に、引率者は安堵。安堵。。。

 

時刻はまだ7時ちょっと前。

よし、今からならまだまだ楽しめるね♪(^^)大阪へ戻るよ。

 

バッチタイミング!で新快速に飛び乗って♪

日帰り弾丸第2部へと向かいます。^^

 

つづく。。。

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想い出の神戸。 と、大阪。(出発の話)

 

前日までの仕事も決して楽ではなく、

お父ちゃん的には1日布団の中でゴロゴロもアリだった土曜日。

日曜は朝から町内の子供会の会合が入っていて朝寝出来ないし、

ゆっくり寝貯め出来るのは今日だけ・・・ な、土曜日。

 

が、もう年末まで家族揃って出掛けられるチャンスは無さそうだし・・・

楽しみにしていた様子の妻と家族の雰囲気に押し切られて、

どうにか喝を入れて、

布団から身体を引き剥がす様に起きる。

 

AM 5:30 起床 (T_T) 前夜は今日の為の段取りで、ほ、ほとんど寝てねぇよ~~

 

早朝の福井は雪。

敦賀を越えて、滋賀県境を越えるまでは

とぉ~~~っても美しい雪景色だった。

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木ノ本を越えて雪が消えるまでは気を張る運転。

 

長浜まで来ると目指す先にはどんどん青空が広がって、

米原を過ぎると快晴!

ホント、冬型の気圧配置の時はいつもそう、

太平洋側は、北陸日本海側からは全く想像も付かないような好天。

自転車乗りの気持ちとしては羨ましくて仕方が無くて、悔しくて腹立たしいが、

スキーを楽しむ身としては、『北陸に住んでて良かった♪』って勝ち誇る。^^

 

 

一度は行きたかった 『 神戸ルミナリエ 』

一度は行きたかった 『 ドイツ ・ クリスマスマーケット 』

今回は、この二つを強引に一日(一晩)で梯子する弾丸ツアーです。

 

先ずは高速飛ばして大阪入りして、

大阪駅近くの駐車場へ車を入れて、電車で神戸へ移動。

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ルミナリエ開催中の神戸・三ノ宮周辺は通行止めや交通規制で不便だし、

当然ハンパ無い来場者なので大混雑。仮に上手く駐車位置を確保できても

ルミナリエの後に神戸を脱出して大阪へ移動して、中心部で駐車場を探して・・・

は、

とてもじゃないが、思ったように時間計算通りに進む訳が無い。

で、

電車移動にした。

大阪~三ノ宮 間は、阪急・阪神なら大人310円 JRでも390円

移動時間(乗車時間)は30分程度で済む。

今回上手く往復共JRの新快速が行動時間にドンピシャだったので

全くタイムロス無しに楽しむ事が出来た♪

 

神戸の想い出は、

学生時代に悪友達と夜の高速に乗って夜景を見に行ったのが二回。

交代で運転しながら、車内でお気に入りの音楽を大音量で掛けて

大声で歌いながら朝帰りしたバカ楽しい想い出。

その後、あの阪神大震災があり、(1995年)

当時私は未だ結構自由が利く気ままな状態だったので

地震後間も無く多くの仲間と一緒に現地へボランティアに入った。

まるで映画やドラマの中で見た戦争後の焼け野原そのままの

長田区の惨状に立ちすくんで愕然とした。

最初の内は、何を持って行っても、何をしても、

とにかく最大限の感謝をして頂けて、非常に遣り甲斐と満足感が在った。

が、二ヶ月ほど後に再び入った時には

それが自分達の思い上がりで、大きな間違いであった事を

嫌と言うほど思い知らされる。

長い時間辛い境遇を強いられて、避難所で疲れ果てて

心が荒み始めた方々に対しては、

物質的な支援も、労働も、

行政や、自己満足ボランティアが想像して良かれと思ってする事は

ことごとく、現地のニーズ、人の心からずれていた。

いくらお金を使ったって、体を動かしたって、駄目なんだよ。

どうしても、目の前にいる人の暗い心を、顔を、明るくする事が出来なくて、

癒して希望を持っていただける事など・・・ そんな手助けが一切出来ない

自分の無力さを痛感して、

腹立たしいような、

凄く自分が恥ずかしい様な思いをして帰って来た事を、良く覚えている。

あの経験は、あの情けなさは、自分にとって本当に大きな経験で戒め。

仕事でも、普段の人付き合いでも、

相手の心に寄り添う努力をしなければ、結果は出ない。

それを、事在る毎に、度々思い出す。

 

その後、

私が結婚したのが震災から二年後の1997年。

その年末、二人で何処かへ旅行に行こうよと相談していた時に

テレビ番組で、タクシーの運転手さんや観光産業、地元の方々が

『野次馬根性でも何でもいいから、遠慮しないでとにかく神戸へ来て欲しい』

人が来てくれる事が、それが復興の手助けになるんですと、

切々と語っているのを見て、

神戸旅行に出掛けた。

様々な場所を巡って、勿論、まだ不自然な更地などはそこかしこに在ったが

既に震災の面影を感じさせない程に蘇った街を見た。

純粋に、観光地として楽しむ事が出来た。

 

新婚だった二人の想い出と、所々重ねながらの神戸・・・

今回も訪れた南京町は、15年以上前から全く変わっていなかった。

あの時入ったベトナム料理店で、注文の遣り取りの後に

湯飲みの様な器に入れられて出てきた物をお茶だと思って口へ運ぼうとした私に

店員さんが飛んできて片言の日本語で慌てて止めに入って・・・

実はそれが料理を付けて食べる酢の様なタレだった笑い話。

 

懐かしいね。^^

 

二度三度、何度訪れても、

神戸は良い街だと思います。

 

さて、

三ノ宮駅に降り立ったら、

センター街へと向かって、先ずは女子の物欲を満たすお買い物 (ToT)

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早速紙袋を提げて出てくる女子を、

DSで時間を潰す長男と、退屈だと苦情を訴える末っ子をなだめるお父ちゃんが

店の外で度々待たされます。(TT(TT(TT)

 

そんなこんなで、

家族サービスの旅の始まりです。^^;

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2013年12月 1日 (日)

秋の京都 家族ポタ 前編



       

早朝の未だ暗い福井では雨が降っていましたが、

AM8時、予定通り晴天の京都に降り立って、自転車を組む。

みんなニコニコ良いスタートです。

 

七条の橋で鴨川を東へ渡り 8:27

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先ずはお嫁ちゃんのリクエストで『三十三間堂』です。

敷地に入ると作務衣姿の方が笑顔で挨拶をしてきてくれて、

駐輪場を案内して下さいます。

自転車の係留はこんな感じ。

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出来るだけコンパクトにきっちり重ねて、ワイヤー錠2本でくくります。

8時からだと思ってやって来たのですが、冬時間の入場は9時からだったので

掃除に励む方々の姿を眺めながらゲート脇の待合所でお喋り。飲み食い。

20分程の待ち時間です。

その間次々とタクシーがやって来て、どんどん人が増える。

発券所前に列が出来始めるが、楽観的な我が家は気にせずお喋り続行。

やがてバスが二台到着して一気に人を吐き出したが

末っ子がバスに喜んでハシャいだくらいで、我らは全く腰も上げず(^^;)

ウチの家族って(笑)

ゲートが開いて、ようよう列に並んだ。

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大人は、小学校の修学旅行以来の三十三間堂。

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記憶にあったよりも仏像が大きくてスケール感が素晴らしかったです。

壮観な堂内に圧倒されます。

殆どが鎌倉時代の作ですが、平安期のものも百体以上あります。

(↓撮影厳禁なので、ネット拝借画像です↓)

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国宝の数も凄い。

中心に座す大きな本尊の千手観音は全く記憶に無かったけれど、

それも素晴らしかったです。

子供と一緒に、脱帽して、お賽銭を御上げして御参り。

 

少々人が多かったですが、堂内の空気感は充分堪能できました。

その後、境内を歩きます。 外は人が少なく静か。

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江戸時代に各藩の腕自慢が競った『通し矢』は、この堂の西側の

この縁で行われました。これは習った小学生の時から記憶にあります。

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約121mあるそうです。

縁の北の端に的が置かれ、

南端から矢を射り、軒(天井)に当たらぬ様に通すのです。

矢で痛まぬ様、柱の南側は鉄板で覆われています。

通し矢の中でも一昼夜にわたって行う持久戦の『大矢数』が有名で、

過去の最高記録は総矢数13,053本中通し矢8,133本だそうです。

よくワカランけど、めちゃくちゃ凄い。

長男も、その解説を読んで超びっくり。

 

砂利を踏み締めて歩きながら、昨晩から今朝の疲れをこの境内で癒しました。

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徐々に日が高くなり始めて、青空が濃くなってきて嬉しい。

 

東山七条~東山五条へと北上して

清水寺の参道方向へ五条坂を登って行きます。

人が多いので押し歩きです。

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上り坂ではいつもお嫁ちゃんが遅れます・・・

松原通との合流で待っていたら、

早くもお嫁ちゃん、一発目からかさばる戦利品(バームクーヘン)を持って登場。

ニコニコ顔で手渡され、私の背中のリュックへ(TT)

 

清水寺へは行かず、産寧坂(三年坂)~二年坂~へと下ります。

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末っ子の自転車は父ちゃんが下ろす。女子がんばれ!

 

清水寺への人混みから離れて

この通りの雰囲気が観光地としての京都らしいと思うので

それを家族に味あわせてあげようと、

自転車同伴ではちょっぴり辛いと分っていて連れてきた(^^)

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まあ、坂の街だけど、階段はちょっとだけだよ。^^

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良い雰囲気の場所。

女子は気になるお店がいっぱい在りそうだけど、引っ張るように先を歩く。

 

坂本竜馬の墓へと続く坂を横切って『ねねの道』へと進み

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『八坂神社』へ 10:10

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ここでも御賽銭を御上げして御参り。

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「なんか、お正月みたいだね。」(^^)

 

桜で有名な円山公園を抜けて行きます。既に落葉し切っていました。

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『知恩院』のドデカイ門を眺めながら神宮道を北上すれば

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ドデカイ朱塗りの鳥居が見えてきて、

それをくぐった先の行き止まりが『平安神宮』 

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子供はどうせ修学旅行で寄るし・・・パス。^^;

 

東の岡崎通へ出て北上し、

京都守護職の本陣だった黒谷(会津藩士の御墓が在る)を抜けて行きます。

昨年は改修中だった三門も綺麗にそびえ立っていました。 10:40

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『金戒光明寺』境内を抜けさせていただき、

その直ぐ北の『真如堂』へ。

昨年も来ましたが、紅葉といえばやっぱココがお気に入りです。

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今年は既に結構散り始めていました。来週はもうダメかも。

良いタイミングで良かった、間に合った。やっぱ京都来て正解♪

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ホント、ここの紅葉は凄いや。

無料拝観で超贅沢♪

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何処をどう切り取っても絵になる。

私も妻もシャッターを切る指が止まりません。

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これぞ紅葉!これぞ秋の京都だね。^^

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満腹まで堪能したら、

丘を下って白川通へ出て、更に北上します。 イチョウ並木が美しいです。

 

目は満腹でもお腹が空いてきたので

途中でパン屋休憩。 11:15

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スコーンが美味しかった♪

 

京都造形芸大の前を通り過ぎ、白川通と曼殊院道の交差点を右折。

坂を登ります。

私と長男は平気ですがその他3名がダメなので(^^;)

みんなで自転車を降り押し歩きで登って行きます。

 

次の目的地は、お嫁ちゃんリクエストで『詩仙堂丈山寺』です。 11:40

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お寺というよりは『庵』の風情。

江戸時代初期の文人石川丈山という方の山荘跡だそうですが、

現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺です。

私は岐阜出身ですが実家は曹洞宗。で、本山永平寺の在る福井住まい。

ココをリクエストした妻はその事を分っていないでしょうが、縁があります。

 

市街中心部からは随分離れた場所ですが、人気があるようで

多くの方が訪れていました。それもそのはず、

実は、あのダイアナ妃も

当時の夫であったチャールズ皇太子と一緒にここを訪れていて、

その時の写真が飾られていました。

同じ間に上がらせていただき、お庭の眺めを愉しみます。

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皆言葉を発せず、静かに時間を過ごします。

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自然とそうなる雰囲気の場所です。

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その時間を愉しんだら、お庭へ。

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立派なお寺の境内とは違って、こじんまりとした空間ですが

人の手が入っているからこその美しさだなぁと思いました。

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その、人の手の気配や作為が時々感じられるのが良いです。

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日本だなぁ。

紅葉も単一の赤ではない。奥行き。

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静かな山間の空間に突然音が響く。

子供達、初めて体験する、初めて見る『しし脅し』に興味津々です。^^

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そんなに面白いかい?^^

 

ここでは、

より凝縮されたニッポン的お庭の秋を堪能しました。

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来た道、曼殊院道を下ったら

白川通には戻らずそのまま曼殊院道を西へ直進します。

叡山電鉄の踏み切りも横切って、もうちょっと行った先にこんな本屋さん。

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『恵文社』 以前から一度来てみたかった本屋だったらしく、

女子のテンションの上がり方が物凄くて、嬉々として店内へ消えてゆきました。

覗き込むと、暖色系の灯りに照らされた店内は確かに素敵な空間。

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雑貨屋も一緒になっていて、こりゃぁ・・・時間掛かるな(^^;)

男児は外でお喋りタイム。

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ハラヘッタ・・・ 12:30

 

本ばかりじゃなく、嬉しそうに器も携えて女子二人が出てくるまで、

男児達は文句言わずによく待ちました。

 

まあ、

時間を使うってのも、それも贅沢な時間だ。^^

 

「割れ物だから気をつけてね♪(^^)」と、

私の背中に更に荷物が詰め込まれて・・・(TT)

 

後編へ続く。

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2013年11月30日 (土)

秋の京都 家族ポタ 準備編

今年もあっという間に師走で、そろそろ年末に向けての浮かれた相談など・・・

「家族旅行でも行く?」 なんて話をしていたら

クリスマス前の連休には長女の講習の予定が入っていたり

他にも何やかんやとあって、

実は家族揃ってまとまった時間が取れる日程は殆ど無い事が判明。

だったら、日帰り弾丸でもいいからチャンスは逃さず使わなきゃ。

                 

この週末の北陸は冬の時雨模様で、大人しくインドアを楽しむ予定だったが

冬型の天気 = 本州南側は晴れ

そろそろ京都の紅葉が見頃~終盤らしいし、次の週末の天気の補償なんて無いから

「行っとく? b(^^)」

「行く♪行く♪(^^)」

って訳で、話が決まったのが金曜日の晩。

土曜日仕事から帰ったら、

家族みんなの自転車を積み込む作業。3台バラして荷室、2台は背面キャリア。

地図をプリントアウトして、お嫁ちゃんの希望を事情聴取して、

子供達の事も考えながら

進み具合やその場の雰囲気によって食事や行先が臨機応変に変えられる様に

カフェやらパン屋やら何やらを市街広範囲に色々と情報検索&地図へ書き込み。

全体のコースはあまりキッチリと決めてしまわずに、

なんとな~くのイメージ。

              

一番苦心したのは駐車位置(サイクリング出発地)の選定だ。

無料駐車場となると、どうしても郊外の公園や公共施設。

市街地近辺に求めれば、私の知っている場所は2箇所在るが、どちらも山の上。

往きは良いが、家族揃ってでは車へ戻れなくなる可能性が高い。

効率良く、楽しくコースを組み立てる為には、発着地選びは重要。

更に、自転車の積み降ろし作業・装着キャリアの事を考えると

いくら場所が良くても立体駐車場はアウト。

青空駐車でまとまった台数分があるところだと運動公園などになるが

今回調べてみたら、こうした場所の公営駐車場でも

丸一日停めて置くと2,000円掛かる。

おまけに市街中心部から離れるし、高速からも離れる。

そもそも地理的に便利であっても、河原町など町の中心部では人が多くて

自転車走行は無論の事、押しながらの移動すら難しい。迷惑になる。

紅葉や桜の季節の京都の週末は、祇園から岡崎への方などでは

時間帯によっては歩道に人が収まりきらず流れなくなってしまうため

車道に溢れて歩く姿が珍しくない。

そんなエリアでは駐車場へのアクセス・出入りも渋滞必死。

東インターに繋がる幹線道路周辺は特に酷い。

過去には、11月後半勤労感謝の日の連休に行ったら

京都東インターへ8時に着いたのに既に酷い渋滞で中々動かず時間ばかりが過ぎ

車での市街地入りを断念して最寄り駅から電車に乗った事がある。

疲れて帰る夕方~夜に掛けての時間帯も特に、高速ICへ向かう道の渋滞は酷い。

目的地に対して便利で、尚且つ

混雑エリアを避けての移動コースが上手く組み立て易くて、

出来るだけ安価な駐車場。

目指す場所へ、歩きでは相当遠すぎる距離でも自転車なら全く関係無いのだから

駐車場探しにも随分有利な筈。

総合的に色々と悩みぬいて・・・

今回は、

京都駅に近い場所で、幹線道路から少し入った場所のコインパーキングで

1日停めっ放しでも上限額が1,300円(休日価格・平日千円)のトコにしました。

勿論、

頑張って早い時間に到着する必要はあろうけど

複数の情報を総合すると、この辺りの駐車場なら何処かに空きが見つけられそう。

             

「明日は5時起き!」 と家族に伝えたのに

準備が整って私の就寝は深夜になってしまった。

         

なんでだか・・・

ボクの遊びって、いっつもこんな感じだなぁ。。。

 

ま、

めいっぱい楽しもう♪

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2013年11月17日 (日)

関西文化の日&福井県家庭の日

                      

          
       

昨日も22時過ぎまで職場。

この一週間は本当に良く働いた。

貴重な休日なのに、起きたら11時過ぎだった。(ToT)

 

この週末は『関西文化の日』で、博物館・美術館・文化施設等が無料開放。

それ以前に、福井県では第3日曜日は『家庭の日』で

公共施設無料開放。

 

折角なので、重い体に喝入れて、

午後から、ちょい遅い時間から、家族揃ってお出掛け♪

 

養浩館近くの無料駐車場へ車を入れて、

そろそろ紅葉真っ盛りの庭園を抜けて歩きます。

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養浩館庭園入場は普段なら210円だが、今日は出入り自由。

後でまた来よう。^^

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散歩を愉しみながら向かった先は

お隣のココ。

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目的はコレ♪

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ゲームの影響か何でだか?

ウチの子供達は戦国武将や、それ関連の物に興味が薄くない。厚い。

『竹中半兵衛』とか『真田幸村』とか、

そんなキーワードに反応してテンションが上がる子供達(^^;)

女子チームもこんなのが大好きなので、

この展覧会は随分前から我が家の話題にのぼっていた。

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(当然中は撮影禁止なので、↓ネット拝借画像)

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眺めるだけじゃなくて

解説文を読みながら見るのが非常に興味深くて、

松平春嶽は結構小柄だったんだね~とか、

家康の息子の結城秀康が福井藩を整備していたような時代はまだ

大阪の陣への出動があったんだね~とか、

福井藩初期にはまだまだ各種騒乱などが止んでいなくて

甲冑が実戦の場で用いられる事が意外に多かったんだな~

とか、(銃弾の跡が残るものも展示されていた)

工芸や装飾技術、素材など、美術的観点からも非常に興味深くて、

越前の地には丸岡の豊原に有能な技能集団が居たことを初めて知ったり、

デザイン的に現代の目で見ても面白い事多数で

家族との会話もかなり盛り上がった。

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美術好きで歴史にも興味のある長女は特に有意義な時間だった様で、

パンフレットも凄く読み込んでいた。

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メイン会場を堪能したら、

子供向けのオマケ会場も楽しみます。^^

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兜を着ける時は頭に畳んだ手拭を載せてから被る。

その重さに驚く長男。

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てか、なんで兜と刀だけでやめるんだ?

なんかカッコ悪いぞ(笑)

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オモチャの弓で遊んだり、

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元服時(13歳)に着せられたという稚児鎧の重さを体験したり

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約14Kg。これは大人でも驚くほど重かった。

てことは実戦用の大人の鎧ってどんだけぇ~~~!

最後に、

各々自分が気に入った甲冑に投票。お気に入りのトコにシールを貼る。

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甲冑のセンターとか決めるのか?^^;

 

大満足で博物館を後に。。。

玄関前のドウダンツツジが見事に真っ赤。

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養浩館庭園へ戻って、紅葉の庭を散策します。

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ここはやっぱ、この時期と雪景色の季節が素晴らしいね。^^

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養浩館は福井藩主の別荘だった場所。

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隣の福井市立郷土歴史博物館と併せてここまで綺麗に再整備されたのは

割と近年の事です。

私が未だ社会人になって間もない頃

このエリアの再整備工事に携わったことがありますが、

少し掘った下には空襲で焼けた真っ黒な地層が広がっていて

がれきの屑や、様々なものが出てきたことを良く憶えています。

我々の足元には、戦災や震災の形跡が眠っている。

 

今は、

癒しの場所。

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綺麗だね~ ^^

 

コイに餌やれんのか~?って長男(笑)

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餌は売ってません!

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日暮れが近くなって

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慌てて車へ戻って、

今度は県立の歴史博物館の方へ移動。

 

ギリギリ4時半前の入場。

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我々意外に誰ぁ~れもおらず、完全貸切ミュージアムでした♪

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男児はいつもの昭和エリアへ。

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他の展示室は撮影禁止ですが、昭和エリアはOK。

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子供の頃、コレとそう遠くない雰囲気のお店が近所に在ったなぁ。。。

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のんびり、何だかしんみり、

静まり返った館内を堪能しました。

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スバル360!ちっちゃ!

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かわいいね。^^

 

その他の常設展も巡って、閉館時間に玄関で待ち合わせ。

女子は、特別展の染付けの器を見ていました。

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良い時間が過ごせた♪

外はもう、夕方~夜になっていました。

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夕飯は秋吉♪

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いつもの様に『ねぎま』はバクバク何本でも腹に入って、

『串カツ』は、これでもか!とビールを飲ませてくれて、

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『純鶏』は最強で、噛めば噛むほど超絶に美味くて、

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『ロース』『タン』『冷やしトマト』『キュウリ』『玉葱揚』『ポテト』『揚出豆腐』『赤だし』

・・・

そりゃもう、

最高に幸せな夜でした♪

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短くとも良い休日。

実に、

めでたし。

で、御座いました。

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2013年9月29日 (日)

芸術の秋

       

蜷川実花展が最終日だったので、金津創作の森へ。

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駐車場は満車。

多くの人で賑わっていました。

                

原色で溢れかえるような

鮮やかな世界を堪能します。

        

ここは、撮影自由な部屋。

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多くの花の写真の中に、昆虫が一緒に写し取られているのが

とっても私好みです。

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良い時間が過ごせました。

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そんな感じの午前中から帰宅して、

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午後はず~っと酒飲んで、ぐうたら父ちゃんでした。

     

めでたし。

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2013年8月17日 (土)

今日はのんびり美術日和

 

昨日までがアクティブな日々だったので

今日は休養日。

 

午前中を家でゆっくり過ごしたら、

午後からはお出掛け。

お嫁ちゃんが随分前に買ってきてた前売券が放ったらかしだったので

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子供が貰ってきた割引券も握り締めて

家族みんなで行ってきました。

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男児達も美術館に行き慣れてきたので

気負わず気軽に行ける様になった。

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ダヴィデ像が余りにも有名なミケランジェロ

彫刻は勿論のことですが、今回、絵画についての素晴らしさを再認識。

スケッチの精密さ、秀作度が素晴らしくて

とてもとても真似出来ない、センスと観察眼と、創作技術の凄さに魅入りました。

大作の展示は無く、割と地味な内容ではありましたが

スケッチの筆跡を眺めるだけで満足感が得られました。

美術好きの長女も充実の時間が過ごせた様。

また、

ミケランジェロが育ち、活躍した

ルネサンス後のイタリア、フィレンツェに関する展示と合せ

新婚旅行で訪れたフィレンツェのウフィツィ美術館、アカデミア美術館など

その町並みを懐かしく想い出して

夫婦の良い時間が過ごせました。

その前に訪れたローマ・バチカンの宮殿で、システィーナ礼拝堂は

当時残念ながら立ち入ることができませんでしたが、

今回その天井画に関する詳細な展示が見られた事も大きな収穫。

 

展示スペース出口には、最後の審判の記念撮影用のパネルがあって

多くの(主に若い女性グループ)観覧者が次々と

この前で、イエスのポーズを真似て写真を撮っていました(笑)

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美術展は、美術展だけかと思いきや、

こんな取り組みもあった事を初めて知りました。

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半券捨てずに使わなきゃ。^^

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夕飯後、

ほんのりアルコールが入って上機嫌で

更に家族と出掛けたのは 金津創作の森。

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ナイトミュージアムを愉しんできました。

 

以前、ここが主催するアートコンペに参加する作家さんの創作を

仕事の一環でお手伝いした事があって、

以後、特別な展覧会がある度に招待券を頂いています。

縁を大切にしてくださる事が嬉しくて、在り難いです。

 

蜷川実花展は9月29日までの会期ですが、

昨日・今日は特別に夜間展示が行われています。   

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駐車場から建物へと向かう壁面に作品の投影が行われていて

夕涼みがてら、芝生の上で眺めている方々が大勢居ました。

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花のモチーフを中心に、

原色に近い色鮮やかな作風が特色の作家(芸術家・写真家・映画監督)です。

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花の写真の中には、昆虫やイモムシを一緒に写し取っているものがあって

そんなセンスが私好みです。

 

ホールへ降りて、映像の展示も鑑賞しました。

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映像監督としての蜷川実花のこれまでの作品が上映されています。

有名なところでは

AKB48のPV 『ヘビーローテーション』 『Sugar Rush』 『さよならクロール』

三代目 J Soul BrothersのPV 『花火』 『Powder Snow 』

他には倖田來未、EXILEのTAKAHIRO、AMIAYAなど、

どれも色彩が美しく、子供達もつい見入っていました。

音楽的にも私のお気に入りは ^^

アリシア・キーズの日本限定ミュージックビデオ 『Girl On Fire

他にも、 蜷川実花が監督した映画(『さくらん』『ヘルタースケルター』)

の予告編も、いかにもニナミカな原色の世界で、

大きな画面で見ると更に際立ち、その世界に引き込まれました。

CMの世界でも活躍していて、

花に埋もれる様なサマンサタバサのCMは私好みの美しさ。

 

ホールを出たら

月夜の森を散歩して、

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その後は芦原~三国の丘陵方面へ車を走らせて

(お嫁ちゃんに走らせてもらって ^^;)

夜の森で遊びました♪

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高いトコにいたクワガタは採れなかったけど、

カブトは  ♂×1 ♀×2 採れた♪

 

よかったね。^^

 

のんびり素敵な休日でした。

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2013年8月 3日 (土)

父ちゃんの遊びに便乗旅行(前編)

 

またちょいと遠征して 『自転車+山』 で遊ぶつもりだったが、

金曜日の仕事が長引いて帰宅が遅くなった。

準備の関係で、予定通り土曜日に遊ぶ事は困難になって

なんやかんやとバタバタして、お嫁ちゃんと遣り取りしている内に

『どうせ同じガソリン焚いて遠出するなら、

 お父ちゃん一人で遊ばずに、家族みんなで行けば?』

って話に。。。

                        

結局、お父ちゃんの遊びは1日ずらして

いつもの週末と同様に昼食までは主夫をこなし、

子供と一緒に魚とりへ。

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子供達が夏休みに入ると、

週末の 『どっか連れてって!』 がいつにも増して激しい。

自分の企画+子供と一緒の遊び・・・既に8月の予定はオーバーフローしている。

仕事の諸々、休日のお天気、全てが上手く回っても

いくつ実現できるのかなぁ。。。どれとどれを優先しようか・・・。

まあ、

とりあえず、大漁。^^

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帰宅後、庭の水槽の世話を済ませたら

車に大量の荷物を詰め込んで、自分も子供もシャワーを浴びて、

お嫁ちゃんが帰宅したら、

Let’s Go !

 

 

降り立った先は、夕方の高山。

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あれだけ大勢の観光客が押し寄せる高山ですが、

宿泊は近隣の奥飛騨温泉郷へとのパターンが多くて

高山に泊まる方は極少数なんだそうです。

よって、一番の見所である三町の伝統的建造物保存地区でも

夕方を過ぎると次々と店仕舞。

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数件の土産物屋が開いているだけで閑散としています。

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只、混雑する観光地的な雰囲気ではなくて

静かでしっとりとした小京都を堪能するには最高の時間帯だと思います。

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レストラン併設の造酒屋が8時まで営業していました。

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お土産物も売っているし、

中庭にはカフェスペースがあります。

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カフェと言っても、供されるのは 『SAKE』

テーブルの上には塩を盛った皿が置いてあり、コレを舐め舐めちびりちびり・・・

お皿に受けた枡酒を飲みながら語らっている外人さんが中々に粋で、

国際的に認知された観光地である高山を象徴している様でした。

ちなみに、この保存地区の外れにあるコンビニには、

英語は勿論、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、韓国、中国・・・

主要な言語のガイド地図が何種類も揃えられていて、無料でした。

 

酒屋だけあって、

こんなお土産も。

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目玉おやじみたい。^^

 

「急がずじっくり選べば?また明日寄ればいいョ。」

「お酒は明日買って帰ろう。」

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そうこうしている内に、

街には灯りが燈る時間になって・・・

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更に雰囲気の良くなった街を徘徊。

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これは贅沢な時間だね。

 

ウィンドウショッピングを楽しみながら・・・

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お、ココは薬やさん。

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ココは鰻屋さん

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橋の上から鯉を眺めたりしながら

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駅寄りの明るい街へと歩きます。

フラフラ、ふらふら・・・

 

宮川から一本目の通りで、賑やかな商店街の中にこんなお宮さん発見。

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覗き込むと、中々素敵な雰囲気

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こんな路地裏の発見も小京都だね。

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こんな場所に出逢えて凄く嬉しい♪

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高山では、大火の時に愛馬が城主を守った逸話から

その縁日にあたる8月8・9・10日に合わせて紙絵馬を買い求め

家の壁に張る風習があるそうです。

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こんな、古からの文化に触れられると何だか喜びを感じます。

何て素敵な、この時期限定の空間。

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見事な筆の運びで、目の前で絵馬が描かれてゆきます

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美術好きな娘も感動。

この空間は、思わず見入ってしまう魅力があります。

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素敵な出遭いに満足した頃、

空腹が限界。

 

「何食べる?」

「やっぱ高山ラーメンかな。」   

高山の名物的食べ物といえば、

五平餅にみたらし団子に、ほう葉味噌に、お漬物に、飛騨牛に・・・

やっぱ、高山ラーメン!

細麺のちじれで、醤油ベース。

地元では、ラーメンというよりは『中華そば』と呼ぶそうです。

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最初に目に入ったコノお店に決定!

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飛騨牛を売りにしているお店の様なので、

先ずはこんなのを頼んで、ラーメンを待つ。

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四っつしかないので、私が我慢して家族みんなが食べた。

凄く美味しかったらしい(T-T)

思わず、醤油皿に残った御飯粒をつまんでしまった・・・ 何か惨め(T-T)

で、ラーメン。

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チャーシューではなくて、飛騨牛の炙り(タタキ)を乗せたものを注文しました。

握り寿司のリベンジです!

ちょいと高価でしたが、非常に美味しくて大満足♪

ビール飲みたかったケド・・・我慢。

 

みんな満足で、夜の高山を堪能したら、

またフラフラと徘徊しながら車まで戻ります。

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楽しかったね♪

美味しかったね♪

 

1時間程車を走らせて、

山間の、人里離れた道の駅で

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そもそも、お父ちゃんの遠征に家族がオマケで付いてきた体なので、

宿になんて泊まりません。^^

女子は車中、男子はテント。

               
   

山奥の静かな空間。

筆舌に尽くせない猛烈な星空で、

天の川も、たなびく雲みたいにはっきりと見えました。

その素晴らしさに皆声が出る。

この星空を家族に見せられただけでも一緒に来た価値があった。

さあ、ゆっくり寝てね。

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私は、外で独り酒を愉しみながら・・・

そのままシュラフに入って、星空眺めながら眠りに落ちました。

流れ星二つ。

 

さあ、

明日はやっと、

自分の遊び♪

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2013年6月25日 (火)

季節感

 

日曜日

魚とりから帰ったら、娘が絵を描いていました。

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親馬鹿でしょうが、、、上手。。。だと、、思う。けど? ^^;

お母ちゃんに頼まれて、季節感を演出するイラストを描いているそう。

 

ウチの庭にまだ朝顔は咲いていませんが、

メドゥセージが咲いています。

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私的には、

これは夏を告げる花。

 

風に揺れる茎を手で留めながら写真を撮ったのですが、

私がセージの仲間が好きなのは、

触れると本当に良い香りがする事。

庭を移動する際に

裾が枝葉に擦れるだけでも

独特の芳香がたちます。

 

早春から咲き始めたチェリーセージも、未だに咲き続けています。

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咲き初めの季節には真っ赤だった花が、

徐々に白色の歩合が増加して、梅雨を迎えた今は紅白の御目出度い感じ。

このセージも、

やはりセージ。

枝に擦れただけで良い香りがたちます。

セージはシソの仲間です。

 

春先から咲き続けているものと言えば、

これもそう。

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ハニーサックル(突抜忍冬)は、名前に冬の文字が入っていながら

夏を迎えようとする今でもポツ、ポツ、と花を付け続けています。

季節感があいまいな花ですが

花があるのは、やはり嬉しい。

 

今日は上手く写真に収められませんでしたが、

毎日のように庭にトンボがやって来る様になりました。

我が家の庭には毎年三種類以上のトンボが飛来します。

トンボは意外にも獰猛なハンターで、

蚊などの飛翔小昆虫を積極的に狩ってくれます。益虫です。

ただ、

この庭が気に入ると睡蓮鉢に産卵してゆくので

ヤゴ(トンボの幼虫)がメダカを食べてしまうのが少々難点。

 

でも、

我が家の庭の自然を、生物の本能が認めてくれた事が

何だか嬉しかったりします。

 

今日はキアゲハも居て、長男が喜んでいました。

 

梅雨に入って日々の天候が不安定なこの時期、

雨が近付くと庭ではアマガエルの合唱が始まったりします。

 

季節感は、

花や植物だけではなくて

様々な生物が織り成すものだなぁ、と。

こんな小さな庭で過ごす僅かな時間でも、

そんな事を感じる事が出来ます。

 

あ、

七夕の笹を取りに行かなきゃ。

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