親水
明け方、雨音で目覚めて窓を閉める。
二度寝。
午前中は七夕の飾り付けをしたりして終了。
家族みんなの願い事が鈴生りです。
蒸し暑くて仕方が無くて、
長女は冷房の効いた部屋でダラダラ、お嫁ちゃんは昼食準備をボイコットで寝た。
元気が余っている男児達は、海!海!と煩い。
「まだ水冷たいってぇ~、こんな天気やしぃー。」 って言うのだが、
とにかく泳ぎたいらしい。
折角雨が上がったし、路面の乾き具合を窺いながら自転車乗る気だったのだが、
午後から渋々出動。
実は、お小遣いを貯めてシュノーケルと足ヒレのセットを買った長男。
海中を覗きたくって仕方が無い。
普段、プールの授業でも
「息継ぎが上手くできんのやって」 なんて言ってる長男君。
「もぐりたいんじゃ」 とか言ってるくせして、脇には浮き輪をかかえています(笑)
さあ、いざ!
今日は私も海パン持参♪
先ずは浮き輪を体から外させて、
腕で浮き輪につかまらせながら、
顔を浸けたままで過ごす事から練習。
シュノーケルは、
普段のような小さな呼吸では煙突の中の空気が行ったり来たりするだけで
やがて口元の酸素濃度が低下してくる。
『大きく深く!一気に吐いて吸って!(呼吸を)一旦停止!』
息の仕方を教える。
口に物を咥えた状態で呼吸をコントロールするには、止めるには、
舌を上手く使えないといけない。
一旦停止がしっかり出来ないと、潜ることは出来ない。
人間は、息が苦しくなると肺の中身を吐き出して次を吸いたくなる。
酸欠気味になると、体が自然に呼吸頻度を上げたがる。
故に、水中でも、つい息を吐き出してしまうものだが、
素潜りで大切なのは
苦しくなっても空気を吐いてしまわず、肺にしっかり空気を残しておくこと。
そうしないと、
一気に煙突内の水を吹き飛ばす事が出来ないから
次の息が吸えない。
先ずはとにかく、呼吸法を身に付ける事が大事。
私も自分用のシュノーケルを持ってきたから、一緒に実演しながら練習させる。
初めは何度かむせていた長男も、
直ぐにコツを掴んだ様子。
顔を浸けたままで居られる様になったら、
浮き輪を手放させる。
人の体は、頭を上げようとすると体が沈んで溺れがちになるが、
頭を下げて、顔を水面下に伏せて居られれば、
シーソーのように、身体は自然とバランスがとれて浮く。
人の頭は、それだけ 『 重い 』 ということ。
比重の重い海水では特に、楽に体が浮かせられる。
顔をつけて呼吸が出来る様になったら、
後はもう、水中を眺めながら、延々と楽しい時間が過ごせるのだ♪
潜れなくたって、
水面から水中を眺めているだけで、
そこは非日常の別世界。
長男君、
何度も『寒く無いか?』と聞いて止めさせようとしたけれど、
3時間、ず~~~っと海と戯れていました。
その間、
私は水中で魚を追いかけたり、
陸で釣竿を振ったりしながら過ごしました。
長男君、次回は 『 潜る 』 練習だね。^^
5時半になって、ようやく撤収にかかったけれど、
男児の遊びは中々終わらない。
2m以上の高さから跳べるようになって誇らしげな彼、
帰ってお母さんやお姉ちゃんに自慢したくて、写真を撮ってくれとせがむ。
子供の頃って、
私も、
ジャングルジムの上から飛び降りたり
お寺や神社の大屋根にぶら下って降りたり(落ちたり?)していたけど、
何で怪我しなかったんだろうね。
今、
長男の後について飛び降りたら、怪我する自信がある。
てか、怖くて飛び降りることが出来ない。
なのに彼、1回だけじゃなく、
ジャンプにバリエーションを加えて、何度も何度も飛んでいた。
大笑いしながら。^^
いっぱい遊んだね。
今日は、浜地~波松の間の海岸で遊んでいた。
海岸道路は今、
ホタルブクロが満開。
山野草のイメージが強い花だが、
海岸にもあるとは知らなかった。
可愛いね。
海からの帰り
末っ子のリクエストで、いつもの場所で魚とり。
お兄ちゃんが亀を採った。
外来種のアカミミガメ。祭り屋台で売られるミドリガメの成れの果てだ。
でも、子供にとってカメは特別。
持って帰ろうと言うが、
最後まで面倒を見るのは容易ではない。新たな飼育スペースも要る。
コイツは思いっ切り外来種で、
最近全く見られなくなった在来種の亀の事を思うと
駆除しても良いくらいなのだろうが、
こんな小さな命でも、奪う度胸は私には無い。
リリースした。
本当はどうするのが正解なのか?
いつも悩む。
良型のフナがとれた。
雨上がりは魚がとれる。
今日も
フナ、タナゴ2種、モツゴ、タモロコ、メダカ、種不明の幼魚数種、
オタマジャクシ、カエル2種、ヌマエビ、アカミミガメ。
多くの生き物を見ることが出来た。
帰宅は夜7時過ぎ。
子供の頃、
私は平日でも毎日、
学校から帰ると、暗くなるまで魚とりをして遊んでいる子供だった。
毎日やってても飽きないだけの豊かな自然が、実家の周囲には在った。
バケツを提げて帰宅すると
母が玄関まで飛んできて、
頭の毛にクモの巣を付けて泥だらけで臭い体の私を制して、上がらせず、
そのまま抱えて風呂場まで運ばれて
服のまま洗われながら裸にされるのが常だった。
日暮れまで遊んで帰る幸せ。
子供はやっぱ、
それが良いと思う。
大人になった今も、
私は
そんな休日の過ごし方が、身に染みて抜けない。^^
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コメント
ハヤ

もう海水浴ですか
子供の頃は天気とか気温とか関係無いんですよね!
ただそれだけ
海に行って泳ぎたい
それで十分楽しいんですよね
子供さんたち、風邪引きませんでしたか?
投稿: taizo | 2013年7月 9日 (火) 13時00分
taizoさん、こんばんは。
早いですって!(笑)
まだまだ水冷たいですって(TT)
既に学校のプール授業が始まってて慣れてる子供は大喜びでしたが、
最初、私は相当辛かったですよ~
まあ、しばらくしたら身体が慣れてどうにか耐えられましたが、
ちょいと修行モードでした(笑)
はい。^^
その晩皆ぐっすり寝たので、全員超元気です。
ありがとう。^^
投稿: Fumi | 2013年7月 9日 (火) 21時02分