夕焼け自転車~十二~十三夜
ジテツウ帰りに、
久々に、とある方にバッタリ御逢いして、
暫しお喋りに付き合って戴きながらいつもの橋まで御一緒。
坂道を堤防へと登り上げると、
夕焼け空をバックに斜張橋が腕を広げているのが見渡せて
「うわぁ~、綺麗ですねぇ~。」
「ありがとうございましたぁ。^^」
橋の袂でお別れをして、
折角の夕焼けだから、自転車を降りて休憩。
今日は随分肌寒いのに、
こんな時間でも立ち込みで竿を振っている人が居た。
サクラマスはよっぽど魅力的な魚なんですね。
人から見たら奇異に映るほど熱中出来るって、幸せでしょう。
夕焼け空の色を例えて茜色とか茜雲とか言いますが、
言葉は知っていても実際の茜色がどんな色なのかは良く知りません。
とりあえず、今日のは違いそう。
今日の月齢は約12。
明日は13夜です。
十三夜は、
大昔は満月に次いで美しいとされていたので
お月見宴会とかしたそうです。
きっと、美しさなら
二日月や三日月の繊細で切れ味鋭い姿や
上弦の半月の方が美しく感じる人が多いのだと思うけれど、
三日月程度では夕宴の時間には沈んでしまうし、
上弦でも地平線に近くて沈むまでの時間を考えると、月を見上げながらの宴は無理。
でも、十三夜なら、
夕焼けを楽しんで日没を見送って、ふと思い出した様に振り返ると
丁度良い位置に月が昇ってきている。
未だ南中前だから、飲み食いしてる間中、上から照らしていてくれる。
夕方から準備して数時間の宴会を楽しむのには、うってつけだ。
要は、
宴会好きな古の人が、
満月以外にも理由をこじつけて宴会を増やしたくて、
メインの宴会を中心に考えると、
月見もたっぷり出来て、丁度この辺りが良いという結論。
で、十三夜。
なんて事を
勝手に想像しました。
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