« 海で癒される主夫の休日 | トップページ | 親子サイクリング »

2013年3月24日 (日)

取立山~鉢伏山~判官堂尾根

 

薄明~朝焼けの中家を出て、集合場所へと車を走らせます。

空は快晴。

時間に余裕があったので、昔の小舟渡温泉から鹿谷の方へ抜ける方へ寄り道。

九頭竜川を挟んで加越国境の山並が美しく見渡せるこの道は

冬は特にその美しさが際立って大好きな場所です。

この時間白山はまだ影絵でした。

Img_9514

うん。今日も山日和になりそう♪

                  

今日は先輩山ヤのYAMAさんみっちゃんと一緒に、

ロングコースの春山スキーをの~んびりと楽しませて貰います。

               

1台の車を白峰側へ残してから、もう一台で東山の路側帯駐車場へ戻ります。

いこいの森キャンプ場から入山。 7:50

Img_9518

斜面をショートカットして行きますが

下の方の林道が除雪されていた上に斜面の雪の状態も悪く

板を脱いで歩いたりクトー(スキーアイゼン)を装着したりと、立ち止まる事度々で

序盤は思う様にペースが上がりませんでした。

 

何度かのショートカットの後は雪に覆われた林道に乗る。

Img_9518a
上の駐車場が近付くと徐々に空が広くなってきて、気持ちも明るくなってきます。

Img_9520

斜面の雪も増えてきてイイ感じ。

               

木の根元から進む融雪の景色がいかにも春山らしくて、何だか和みます。

Img_9522     
    

入山届用の電話BOXが未だ半分雪に埋まっている駐車場から上は

登山道も使いながら順調に斜面を進みますが

新雪が降らない時期なので、ルートに適した場所は何処も足跡だらけで凸凹。

気温も低く硬い斜面で、シールよりもクトーを効かせながらの登行。

Img_9522a

尾根上部が近付くと急斜面。

南向きになってきて日当たりも良い為雪が切れる箇所も在って

最後の急登は板を脱いでザックに付けます。

Img_9522b
YAMAさんとみっちゃんは靴用のアイゼンを装着。

持ってこなかった(汗)私はキックステップで強引に登ります。

汗だくになって厳しい場所だけど、

足を止めて振り返れば越前甲方向が素晴らしい眺めです。

Img_9526

 

尾根道まで上がったら再び板を履いて、

ここからは快適なシール歩行です。

Img_9526a
進行方向右手側は法恩寺山~経ヶ岳、

左手後方は甲、大日山の眺望。尾根歩きは本当に気持ち良いです。

Img_9527    
     

もう一段高い尾根へと取り付いて

Img_9528

登り上げれば、お馴染みの痩せ尾根が現れます。

Img_9528a

厳冬期には立派な雪屁が出来て、良い感じに気持ちが高ぶる場所です。

Img_9531

流石に人気の山。

既に下山してくる方もいて、多くの登山者と擦れ違います。

山での挨拶は気持ちイイ。

 

ここから程なくして 取立山 1307m 頂上。 10:20

正面にデッカく白山がお出迎えです。

Img_9538
何度来ても、このロケーションは最高!

 

早速シールを剥がし、取立平側へと本日1本目の滑走。

長い歩行モードから足を固定した初っ端は、いつも感覚を掴むのに苦労します。

グダグダの1本目をあっという間に終えたら、

そそくさとシールを貼り直して、原高山へと進行。

疎林を抜け、美しいブナ林の登りです。

Img_9539    
    

10:50  原高山頂上からは、さっきよりちょっと大きく白山が見えます。

Img_9544a
進む方を眺めると、次のピーク板谷の頭への尾根と、

その向こうに鉢伏山。

Img_9546
あの、視界の一番高いトコまで行かなきゃ。

道中まだ長いけど、雄大な眺めが爽快で疲れは全く感じない。

お喋りを楽しみながらノンビリ進みます。

Img_9550     
    

板谷の頭 1383m から鉢伏への登り返しの鞍部までは、

ついつい面倒クサくてシールを貼ったまま滑り降りてしまいましたが、

雪質も良く思いの他良く滑る斜面で

「なんか勿体無かったね(笑)」

Img_9550a    

Img_9554    
    

上り返しの尾根は美しいブナ林です。

Img_9554a
ここは少々長い登りですが、

やがて木が疎らになって森を突き抜けると、広大斜面。

Img_9554b
風が通って雪質も硬くなりますが、今日は程々。順調に登れます。

 

傾斜が緩やかになってきて、余裕が出て振り返ると

板谷の頭から小原集落方向へと続く尾根が長く見渡せます。

Img_9558
イイ感じのとんがり具合の尾根。この時期でもまだ上部は薮が消えて白い。

あそこを歩くのも気持ち良さそうだなぁ。

 

さて、まるで運動場かと見紛う様な超々広大雪原が現れれば

Img_9560

その奥、周囲より少しだけ高い場所が鉢伏山 1549m 山頂。 11:55

ここまで来ると、大長山がどデカくバーン!と見えます。

Img_9564

昨年は4月の頭でも正面から直登出来ましたが

今年は既に大きな雪の割れ目が何筋も現れていて危険な状態です。

やはり今年の融雪は早い。

 

そして、白山も更に大きく見える。

Img_9566
楽しく記念写真♪

Img_9566a
南風が強くて快適とは言い難い頂上だったので

急いでシールを剥がして滑走準備。

 

ここからが本日のメインディッシュ。判官堂尾根へ進む。

先ずは左奥の1477mピークを目指します。

Img_9569a
緩い広大斜面ですが、今日の雪質は大変滑りやすく

へっぽこスキーヤーの私でも充分楽しめます。

ただ、2、3日以内にあったと思われる新雪が所々薄っすらとあって、

黄色く汚れた雪は良く滑るのに対し、新雪の部分はブレーキ気味になります。

動画を撮り合ったりしながらのんびり滑り、

1477ピークへはシールを貼らずにえっちらおっちら登り返しました。

 

頂部北側へ回れば無風。

全力でテーブル掘削を楽しんで(笑)

ここにてランチです。 12:25~13:00

Img_9569b

白山大展望テラス♪

贅沢な昼食だなぁ~。

Img_9569c
カップ麺だけのつもりでしたが、

YAMAさんとみっちゃんがコーヒーと苺大福を分けてくれてデザート付。

贅沢だなぁ~。

 

おなかが膨れたら、いよいよお楽しみの時間。

判官堂尾根は鉢伏山からほぼ真北へ、旧白峰村へとなだらかに長く続く尾根。

東尾根と西尾根に分かれており、

西尾根は下に林道が通っているため帰路のコースが取り易く

雪山遊びに適しています。

但し、尾根と言いながら地形は複雑で迷い易い。

危険を伴う難所が少ない代わりに、この地形こそが一番の危険。

視界が明瞭な好天であっても、初めてであれば

鉢伏から白峰へ向かって読図のみによる踏破はかなり高難度と思われます。

鉢伏山頂上から眺めた段階で既に尾根は不明瞭。

いくつも見える小ピークに惑わされそうです。

1477ピークから先も、

何度か末広がりに枝分かれする支尾根を的確に選んで行かなければならない。

              

でもまぁ、YAMAさんが適時GPSで確認して導いてくれるので、

気楽に楽しませていただけました。^^;

快適な尾根滑走が続きます♪

Img_9579
開けた場所で視線を右へ向ければ、そこにはいつも白山。

Img_9580a

今日もまた、白山ドッカン!

Img_9581

幸せ♪

 

ブナの森の滑走

Img_9583a

幸せ♪

Img_9584
ブナ林を見上げるのって、大好きです。

 

昨日のものと思われるスキーの跡が二人分あって

我々も少し気が緩んでいました。

お喋りしながら楽しんでいたら、いつの間にかトレースが消えていて

YAMAさんがGPSで確認してくれたら、

いつの間にか1本左側の枝へ入ってしまっていた。

私の単独行でこの状況だったら登り返してリセットしなきゃ・・・って場面ですが、

YAMAさんが尾根を右へトラバースして大きな谷をぐるりと渡り、

上手く正解の尾根へ戻ることが出来ました。

 

単純に尾根上を進んで来たつもりなのに間違う・・・

ここはやっぱ、視界不良時は怖い場所だなぁ。

 

でも、谷を渡って隣の尾根へ戻る途中、

怪我の功名でこんな素敵な並木道に出逢えました。

Img_9589
どうやら人工的に伐開された跡の様ですが(こんな山奥で?何で?)

この道を進んで行ってしまうと方向が違うのでダメです。

でも綺麗だったなぁ。。。

 

Img_9586
改めて位置を確認しながら小休止。

 

見上げた大木には宿木(ヤドリギ)が何本も生えていました。

Img_9587

ヤドリギは鳥の糞によって種子が運ばれて、

木の枝に付いた種が発芽して根を伸ばし、他の木に寄生して生きています。

      
     

徐々に尾根が細くなってきたら、林道への下降地点を探りながら進みます。

Img_9589a

そして、谷へ突入。

Img_9594
所々雪が途切れたり段差が在ったり、慎重に進みます。

Img_9595
下の方はどうしても谷が割れてくるので

ブリッジを一気に渡ってクリアしたり。

Img_9595a
そんなこんなで、

無事林道に降り立つことが出来て、安堵。

下りてきた谷を見上げます。

Img_9597
もうこれで、無事に帰れるでしょう。

あとはボチボチと林道を戻ります。

Img_9597a    
   

土の臭いがプンプンする真新しい落石がありました。大きい。

Img_9598

 

長い林道。

途中、陽だまりで板を脱いで最後の休憩。

おやつを食べてお喋り。

 

Img_9600
徐々に雪が切れかかるることが多くなって、

14:50 除雪終点の工事現場に出る。

Img_9602    
     

板を担いで、お喋りしながらトボトボ歩いて、

15:05 発電所横

Img_9604     
    

15:10 駐車位置へ到着。

雪質が良くて滑り易かったからでしょう、思っていたより早く帰ってこれました。

スキーレベルとしては優しいコース。

されどルートファインディングが難しいコース。

先輩お二人に付いて無事に帰ってくることができました。

感謝。

 

YAMAさん編集の動画はコチラ

 

素晴らしい青空と素敵な景色。

今日も山の神と家族に感謝です。

帰宅後、いつもの様にパソコンに写真を映しながらの土産話。

今日は本当にビールが美味しくて飲みすぎました。

撃沈。

       

めでたし。

|

« 海で癒される主夫の休日 | トップページ | 親子サイクリング »

コメント

Fumiさん、おはようさん♪
緩やかで長い尾根でしたが、雪質が良くて
意外と滑りましたね。過去2回はほとんど
歩きでした。天気と雪質はかなり重要な
条件ですね。

動画を見直すと、白山がホントに綺麗でしたね。
最後の下りポイントは、890mあたりまで
尾根を進んだことがありますが、痩せ尾根で
楽しめませんでした。やはりあの谷が
一番良いでしょうね。

また行きましょう!

投稿: YAMA | 2013年3月26日 (火) 06時51分

YAMAさんこんにちは。confident

やはり天気が一番ですね。
こちらの山域は白山が見えると見えないでは満足度が大いに違います。
なんてったって白山ドッカン!です。
そしてやっぱ、適度に緩んだ春の雪は初心者に優しいですね(^^)

あの一回の迷いで、かえって地形が良く記憶されました。^^
何とか尾根を辿るコースは頭に入った感じで、
視界さえあれば何とかなるかな~???って思いますが、
私にとっては下降ポイントの判断が物凄く難しいです。
そっちの方が難題(笑)あの谷覚えなきゃ。
GPS軌跡で反復復習します。^^;

またお願いします。

投稿: Fumi | 2013年3月26日 (火) 12時39分

日曜日はありがとうございました(^^)
日程がズレズレになりご迷惑をお掛けしましたが
またまた晴れ男さまのお陰で終日晴れ、
もうFumiさんに足を向けて寝られません(^^;
でっかい白山を見ながら山スキー、こんな幸せなことは無いですね(^^)

動画で撮ってもらうと自分のダメなトコがよ~く分かります
私もまだまだ修行が足らないようです(^^;
がんばらないと・・でもあの雪質は滑りやすかったですね
今回は好条件に恵まれました(^^)

また行きましょうね♪

投稿: みっちゃん | 2013年3月26日 (火) 19時10分

みっちゃん、こんばんは。smile
日程に関してはこちらこそ。^^;
自由時間が中々思う様に決め辛い私ですから。。。

まあ、晴れ男伝説に関しては後出しジャンケンみたいなモンで(^^;)
マズイ天気の時はちっちゃく控え目にしてて、好天の時はデカイ顔してます(笑)
それにしてもホントあの白山の存在は、あの眺めはこの土地に住まう人の宝ですね。
この時期、平野から遠くに望む白山の姿が見えるだけでも幸せな気持ちになります。

私なんて、動画で見るとまるでヤル気の無い電信柱ですね(TT)
みっちゃんみたいにもっと上手くターンを連続したいです。
次からはもっと前のめりに頑張って滑らなきゃって反省してますcrying

またお願いしま~す。

投稿: Fumi | 2013年3月26日 (火) 20時11分

Fumiさんこんばんは!
ボクも此処はかれこれ10数年前、YAMAさんと知り合ったとき連れて行ってもらった思い出の地です。
ブログを見る限りでは、かなり山スキーにハマっているようですね。
今の時期しか遊べないこのアクティビティーを全身全霊で楽しみましょうね。
という訳で…
自転車の季節になりましたらよろしくお願いします。

投稿: ゲンゴロウ | 2013年3月26日 (火) 22時43分

ゲンゴロウさんこんばんは!happy01

恥ずかしながら、こんな私が言うのも何ですが、
「かなり山スキーにハマってます」(^^;)
ただ、ゲンちゃんのようにはエキスパートな事は未だ無理で・・・
山の遊びは色々ありますが、やはり雪山は特別!
いつかはゲンちゃんと一緒に滑れる事を夢見て精進を続けます(^^)
はい♪雪の季節が終わったら、また自転車で遊んで下さいm(__)m

投稿: Fumi | 2013年3月26日 (火) 23時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/550090/57030883

この記事へのトラックバック一覧です: 取立山~鉢伏山~判官堂尾根:

« 海で癒される主夫の休日 | トップページ | 親子サイクリング »