幻日
今朝、
渋滞中何気に東の空を見たら・・・
『ん?』
『お!♪』
判り辛いでしょうが、
太陽と同じ高さで、右の方(写真の中芯線付近)に、
もう一つ、ほんのりと光の集まりがありますね。
拡大するとこんな(↓)感じ。
薄雲の中にある氷の結晶が、風が弱い日には
ゆっくり落下してゆく際に空気抵抗で地面に水平方向にある程度揃う為
これらの氷の結晶がプリズムの働きをして、
太陽の光を水平方向へ離れた位置から見せてくれる現象、『幻日』。
プリズムを通っているので、虹の様に赤~紫へと分光しています。
太陽と雲が絡む自然現象には、
よく『傘がかかる』などと言われ、天候が下り坂のサインの場合がある『暈』や、
太陽に対して同心円とは逆方向に反った形の『環天頂アーク』
反らない形の『環水平アーク』
雲自体が美しく虹色に輝く『彩雲』
縦方向に光が伸ばされる『太陽柱』
『幻日』『幻日環』『光輪(ブロッケン現象)』
などなど、様々なものがありますね。
よく見られる『光芒』もそうでしょう。
複数の現象が複合的に出現する場合も多くて、呼び方も色々。
かさ、ハロ、光環、虹雲・・・。
雲が絡むのとは違うけど、『虹』も、このての仲間かな。
まあ何れにせよ、
見られたら何だかラッキーな感じがして、
ちょっと嬉しいですね。^^
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