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2013年1月20日 (日)

リーマン ~ 主夫の週末

 

金曜日

北陸の冬、

冷え込んだ晩の翌朝は、雪の翌朝は、早起きが必要。

何でもない時なら20分で到着する道程だが、

通勤時間帯だと通常でも約40分程掛かる。

凍った道だと、ヘタすれば1時間半のこともある。

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交差点でブレーキが効かずオーバーランして突っ込んだり、

トラブる車を何台も見かけた。

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私はどうにか間に合ったが、二人遅刻。

 

 

土曜日

朝から普通に仕事。

午後からトラブル対応の出動があって、帰社が少々遅くなった。

感謝はされたが、現場の方の愚痴や不満をたっぷり聞いて

色々と、ウンザリした。

現場と我々を繋ぐ間には弊社以外の会社が噛んでいる事が多く、

私が出動に至るまでには数々の伝言ゲームや時間差が在る為

行った先で、突然キレられて文句を言われる事も少なくはない。

 

 

日曜日の今日

ゆっくり目に起きて、主夫。

子供に食事を給仕して、なんやかんやで、パソコンを開いて一服。天気のチェック。

ようやく自分の食事をとりながら・・・

昨日の事があって、仕事を遠ざけたい気持ちがあったのだろう、

昨晩帰宅してから携帯を見ていなかった。

何気に開いてみるとメールが入っていて・・・折角のお誘いを逃した(TT)

とはいえ、

午後から子供を海へ連れて行く約束だし、今日の私の自由時間は3時間程。

どのみち無理だったか。。。

       

長女に色々お願いして、

11時位にやっと自分の時間を過ごしに出動。

主夫の束の間の愉しみは、

今日も自宅から20分。国見岳。

下界は時折小雨。

七瀬橋~一王寺は田圃の畦にかすかに残る程度で殆ど雪が無い。

でも大丈夫、

馬の里を過ぎる辺りからぐんぐん増えて、

河内集落から奥の林道は運転に緊張する程の雪。

わくわくする。

除雪はしっかり入っていて、気温も高めで凍結は無かった。

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今日は奥平まで問題無く上がれた。

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集落センター前に駐車。

バス停が在り、時刻表を見ると日に数本しか無いものの

月~土はコミニュティーバスが来ていて、

ココが転回場所の様なので駐車位置には注意が必要だが、

日曜は問題無し。

以前、ここのお隣に住むおじいさんに確認したが、快くOKしてくれた。

補給をとりながら、落ち着いて準備を整えて、

11:40 行動開始。

この集落内で除雪は終点。冬、ここから先は貸切自然公園だ。

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先ずは林道歩行。

 

11:50 二枚田ゲート

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平地には全然雪が無く、ここまで福井はかなり暖冬の感じだが、

山の中は着実に積雪が増している様で、

丁度、張られたクサリの上を踏んで進める程度。

 

私以外に今日も入山者の気配は皆無。

雪面に残っているのは動物の足跡だけです。

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左はウサギ。右はキツネかな?

ウサギの足跡はとにかく多い。

ウサギは直登気味なのが得意かと思っていたが、

人間なら苦労しそうな斜面を綺麗にトラバースしている跡もあった。

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昨年末には雪が足りなくて薮々で撤退した尾根の取り付きも

今日は板を履いたまま問題無く登れて、

尾根の上もこんな感じ。

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こんな程度なら平気。

今日は道を外れて、ガンガンとショートカットで登れる。

 

二枚田幹線林道を横切って、人工林の斜面を登って、

作業林道を2回ほど跨げば、お楽しみの雑木林。

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この斜面をジグザグに登ってゆきます。

 

おっ、

これはシカの足跡だね。

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小ピークを越える主尾根的な場所辺りからは、

割と分り易い登山道が開かれていています。

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伐開された場所は野ウサギの生活道路になっている様で

何度も往復したトレースが出来ていました。

 

街から近いこの山に、高山的な眺めや雪屁の景色などは無いですが

人の気配が消えるこの時期には雑木林の雰囲気、美しさが際立って、

山や森が好きな人なら、

素晴らしい癒しの時間が得られると思います。

 

まだまだスキー板を履いては所々難儀する雪の量ですが、

歩きなら(ワカン、スノーシュー)この程度の薮は全く問題無し。

時間にさえ充分な余裕を持っていれば

この山の南側には林道が鉢巻きしていますから、

ルートに迷ってしまったら林道に出て帰れば良い。

(但し、歩行距離が一気に伸びて、それ相応の体力は要ります。

 頂上部から全ての行程を林道で下ると、最初の集落まで約6~7Kmあります)

登頂の満足感も得られて、

短時間の雪山ハイクや、トレーニングにはうってつけのフィールドでしょう♪

             

途中小雪も舞ったが、

予報通り安定した天気で回復気味の曇天。快適に楽しめた。

昨年のクリスマスイブには雪不足で長い林道歩行が強いられ

2時間20分も掛かったこの尾根だが

今日は直登しまくりで、約1時間。

12:43 北側の発電風車の在るピークへ登頂完了。

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風が冷たかったので、一段下の東屋で休憩。

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下界の福井市方面は霞んでいました。

汗だくで登ってきて、止まっていると体が冷えるので

水分補給だけで出発。

 

今日はピストンではなく、南側にある国見岳本峰の尾根へと周回します。

向こう側の尾根へ。

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頂上部の遊歩道に沿って南下し、

夏場、自転車のゴールになる場所へ出て、

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北峰と本峰の間の鞍部は幹線林道を歩きます。

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バンガローの下まで来たらシールを剥がして、

帰りの尾根へと入る。

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見えている風車はさっき居た場所。ここから右を向いて奥へと進む。

薮の込み合った、やや急な斜面を気合でやっつけると、

穏やかな雑木林の尾根に乗ります。

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この主尾根末端からは植林の人工林で、

森がイマイチな分、林床が広がって滑りはそれなりに楽しめる。

昨シーズンの記憶を頼りに進むが、

1/25000地形図でははっきりと読み取れない程度の不明瞭な地形で

尾根が何本か枝分かれしています。

1本手前で入ってしまったのに気付いて、トラバースで隣へ移った。

それでも危険な崖や谷などがある訳では無いので

地形を読む練習の場には程好い。楽しめる。

           

人工林の斜面にはタラの木が多く見られた。

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下草刈りの時に、タラだけは選択的に残しているのでしょうね。

 

記憶通り、ドンピシャで昨年と同じ斜面で林道に出られた。

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林道脇の斜面は極端に切れ落ちている箇所や薮に覆われている場所が多く、

地図を見ていても全く分りませんが、

エントリーや下降に適した場所は意外に少ないです。

思い描いた通りのコース内容で満足。

正直、滑りはグダグダだったけど。。。^^;

根雪がそれなりに締まっていて、登りやシール歩行は比較的楽だったが、

気温が高かった今日はその上に載ってる新雪?が重くて

また新たな経験。

この雪も、曲がらない曲がらない。

気持ちの良いサラサラと乾いた雪は頂上部だけだった。

 

天気は安定している、

ノンビリと林道歩行で戻る。

13:25 霊水の場所

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途中で再び道を外れて、薮尾根を下って田圃の雪原へ出る。

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13:43 ゲート

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約2時間の山歩きでした。

(↓だいたいこんなコースです。赤:往路 青:復路)

Kunimi01
良い汗かいて、程好い疲労感。

上機嫌で帰宅しました。

 

 

 

 

家に着いたら慌てて主夫に戻る。

少々遅くなってしまいましたが、(朝食も遅かったので良いでしょう。^^;)

山盛りチャーハンを作って子供と一緒に昼食。

やがて妻も帰宅して、

一緒にコーヒーとおやつを楽しんだら・・・

「たきび!」 「たきび!」 と、彼等が煩い。

約束通り、男子チームで海へ出動!

 

三里浜へ。

冬の荒天が続くと、季節風に吹き寄せられるゴミの量が増える。

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マキ集めろよ~!

 

だからぁ~(--;)

マキだって!

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何引きずっとんじゃ!?

 

お~、何?何?漁具か?

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じゃ、なくてぇ~・・・(--;)

だから、マキだって!

 

「おとうさぁーーーん!きてぇ~~~♪(^O^)」

「なんじゃぁ~~~」

おぉ~~~ウマヅラハギかな。。。

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だ、だから・・・(--;)

マキだってば。

 

ゴミの山は、子供にとっては宝の山。

初めて目にする様な物も色々あって退屈しない。

風と波の音で、少し離れれば声は届かず、

どんなに叫んでも、犬の様に駆け回る子供達の統制は不可能。(^^;)

 

それでも、流木はいくらでもあるので、

ビーチコーミングを楽しみながらも、充分な量の薪を確保。

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風上が焚口になるように火床を作って、

小枝や細かく割った木を重ねて

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火を着ける。

気温が低くて湿った薪の多いこの時期は、

始めのプロセスに少々根気とテクニックが要る。   

火が安定したら、私の役目はほぼ終了。

後は、子供達が遊ぶのを眺めているだけだ。

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竿にロープを張って立てたり、

協力して杭を打ったり、思い思いに遊んでいる。

ゴミの山は、想像力しだいで、宝の山。

 

ココは末っ子の陣地。

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何が何だかサッパリですが、本人なりに意味があるのでしょう。

      

とにかく薪は豊富。

盛大に火を焚きました。

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落ちてた窓枠?が額縁みたいで・・・

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子供は、やって楽しむ。

私はそれを、見て楽しむ。

 

火なぶりは飽きないね。

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どんどん暗くなって夜が近付くけど、

火の傍はあったかいし、

いつまででも遊んでいられる。

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火が在る限り、やめるきっかけが中々無いけど・・・

そろそろ時間だよ。

 

消火活動開始!を命令したら、

長男が放水(笑)

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この程度の水量では全く火勢が落ちず、

結局いつもの様にスコップで砂をかけて消しました。

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完全鎮火を確認して、

車へ戻った頃にはもう真っ暗。

 

い~っぱい遊んだ♪

楽しかったね(^^)

 

帰りの車中は焚き火の臭いで充満していました。

 

家族揃って晩御飯を食べて、

充実の休日が終わりました。

 

めでたし。

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コメント

額縁越しの焚き火
まさに絵になりますね ナイス ( ̄一* ̄)b
それにしても、冬も国見岳とは
風車の申し子ですなあ!

投稿: サムライダー | 2013年1月21日 (月) 14時27分

焚き火~毎回楽しそうですね(^^)
陣地!って響きも楽しいですね^^
彼等の陣地にはちゃんと壁や窓もあるんですよね♪
将来、どの分野に進んでも欠かせない感性域ですから、大いに描き磨いて欲しいとこです^^

最近のある業界では材料だけでは
仕上がりイメージが湧かない
デザイナーさんが多すぎて、嘆いておられる
関係者さんの声を頻繁に耳にします...

これはTVゲーム等など、イメージをしなくても
いきなり勝手に目の前に与えられるから、
当然背景等の想像はいらないですね....
だから退化して薄れていくのかもと,
なのかなぁ~って思ってます(笑)

これも進化論?退行的進化と見做せば
現代の都合の良い勝手な言い訳になり
ますから安心して世の中が渡れます(笑)

ちなみに僕はゲーム好きです(笑)


投稿: RIN | 2013年1月21日 (月) 18時27分

サムライダーさん、こんばんは。happy01

海に居るってだけで、誰でも何だか絵になりますね。^^
火があれば尚更。
ガスの火じゃなくて自然の炎はいつまで見ていても飽きません。

国見岳も飽きません。^^
風車が回っているアノ低周波音は、静かな雑木林には異質で耳障りですが
今では何だか風車が回っていない日の国見岳は物足りなく感じます。^^

投稿: Fumi | 2013年1月21日 (月) 21時24分

やっぱりヽ(´▽`)/

雨降らないと分かっていたから
家でじっ~~~~とは、してないと思いましたpaper


少しでも時間を作ってストレス発散したいですよね!
凄く凄く分かりますcoldsweats01

雪山って気持ちいいんだろうな~heart04


投稿: taizo | 2013年1月21日 (月) 21時37分

RINさん、こんばんは。happy01

陣地だったり、自分の部屋だったり、船だったり、基地だったり、
彼等は自由自在に何でも作ってしまいますよ。^^
完全に開放空間なのに、入り口とか決まってるんですよね(笑)

今は例えば自分の住む家でさえ、
建売や、メーカーから提案されるものを買うのが当たり前ですね。
一から自分で間取りや壁材や・・・と全てを考えてデザインする注文住宅は
いざ自分でご自由にと言われても、意外に、思う様には自分の頭で形を創造するのは難しいですもんね。
そんな面倒なプロセスを経なくても
設計やデザインは鉛筆持たなくても指先のマウス操作で出来ちゃいますし・・・
なるほど、退行的進化ですか(^^)
人間は誰でも楽なほうへ楽なほうへと向かいますから。
私の仕事もそんな仕事^^;

焚き火大好きなウチの子供達ですが、
毎日ゲームばっかりやってますよ(笑)

投稿: Fumi | 2013年1月21日 (月) 21時48分

taizoさん、こんばんはぁhappy01

多少の雨や雪くらいなら結局出掛けちゃうんですケドね(笑)
家でじっ~~~~っとは、、、無理(^^;)バレてましたか。

少しの時間でもイイから、週末くらい
心から楽しぃーっ!って遊びをしないと、精神衛生上良くないですよね。^^

雪山のストレス洗浄能力は超高性能ですよ(^^)
どうですか?note

投稿: Fumi | 2013年1月21日 (月) 21時58分

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