« 幻日 | トップページ | 大荒れの三里浜にて »

2013年1月25日 (金)

天神講

 

何でも便乗して楽しみたい。行事大好きの我が家。

例年通り、1月25日は天神講です。

Img_8576


(以下、2010年同月同日の日記より抜粋)

全国的には、天神 = 菅原道真候 の命日である25日にちなんだ行事として

毎月、各地の天満宮などで『天神祭』などとして執り行われていたりします。

1月25日は、いわゆる初天神といわれ、やや盛大に行われる縁日です。

また、天神講として特別な風習があるのは、

北陸地方で福井県、富山県

長野県の一部

島根県と鳥取県

愛知県豊橋付近の東三河地区 だけのようです。

我が福井県では、12月25日(しまい天神)か、

お正月にあわせて床の間を整えた際に

天神様の掛け軸をお出しし、

鏡餅は、この天神様にお供えする形となります。

そして、1月25日の天神講に焼きガレイをお供えして、頂きます。

これは、道真候が大宰府に流されていた時に、いわゆる『城下ガレイ』と呼ばれる

別府湾のカレイが好物であったことからだそうです。

天神様は、習い事上達のご利益があるとされ、

江戸時代の寺子屋でも拝まれていたそうです。

その為、お供えしたカレイを子供に食べさせます。

また、『天神様(掛軸)』は、長男誕生時の孫渡しとして

誕生後の初正月前に妻の実家から送られるものですから、

天神様を所有するのは、何人子供が生まれても、長男のみです。

男系男子の三世代同居(祖父・父・子)である場合は、お正月の床の間には

天神様の掛け軸が三幅掛かることになります。

(以上、コピーにて手抜きです) 

 

 

妻が、

買い物へ行ったお店で、既に焼きカレイが売り切れだったとのことで、

今年はカレイの唐揚げでした。(^^;)

まあ、いっか。

道真候も偶には、南蛮のもの?もいただきたいでしょう。

家族全員で床の間に参り、

お下がりを夕飯に在り難く頂きました。

 

子供達、

賢く聡明に、元気に成長しますように。

 

 

めでたし。

|

« 幻日 | トップページ | 大荒れの三里浜にて »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 天神講:

« 幻日 | トップページ | 大荒れの三里浜にて »