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2012年11月22日 (木)

京都旅の計画

 

 

1ヶ月程前から、妻が「京都、京都・・・」と煩かった。

娘と二人で、女子だけで行きたいと言う。

   

そもそもの始まりは、

『 大エルミタージュ美術館展 』 が4月に東京で始まった事に遡る。

我が家の女子達は、「近くなら行きたいのになぁ・・・」 と事ある毎に言っていた。

夏休み前に東京展が終わり、次の開催が7月終~9月の名古屋だった。

名古屋ならば行けないことも無かったが、これも逃してしまい、

次に10月から始まったのが京都展。

紅葉時期に合わせて組んだスケジュール?に見事に釣られて、

『京都行きたい病』に罹ってしまったのだ。

    

京都旅の本を買ってきて、

ここへ行きたいあそこへ行きたい、あれを食べたい、これを見たい・・・。

随分楽しみにしていた様だったが、

彼女、自分で旅をした経験など殆ど無い上に、地図を読むのが大の苦手。

結局、様々なリクエストが私の方へ飛んできて、

この一週間は、職場の休み時間も家での夜更かしも、調べ物や計画の作成。

          

福井駅発の電車に乗るところから始まって、

少しでも節約する為に、普通利用~快速への乗り換えや、

乗換遅れのトラブルや、楽し過ぎて帰りの時間が押して特急に切り替える場合など

往復とも数パターンを想定した時刻表を作成し、妻にレクチャー。

   

「京都てくてく はんなり散歩」 みたいな本を読んでは、無邪気に空想する女子。

土地勘が全く無いので、行きたい場所に全く脈絡が無い。

それをある程度まとめて、1日全体のプランを組み立ててやる必要がある。

   

歩きでの散策も旅の楽しみだから

町並みが良さそうな場所は歩き移動にして、

ある程度距離が開く場所は公共交通手段。

天気が悪かったり、乗り継ぎに自信が無い場合などは

最悪、京都なら何処ででもタクシーがいるから大丈夫だろうが、

少しでも節約して団子の1本でも食べたほうが良いし、

タクシー使っちゃ旅の雰囲気が目減りしちゃう。

   

地下鉄、バス、田舎と違って本数が多いから時刻表を気にする必要は無いが

変わりに、「どれに乗れば良いのか?」分らない。

地名がちんぷんかんぷんな妻は完全にお手上げ。

朝、京都駅に着いたとこから始まって、

〇〇→△△、△△→□□・・・ その場の気分や状況で変えられる様に

市内の主要エリアを移動するためのパターンをある程度網羅して、

路線図、乗り場の地図、路線名・番号、時刻表、降りるべき乗り場、

・・・等をA4の紙1枚にまとめたものを、移動パターン毎に作成。

   

エリア毎にA3サイズに抜き出した地図を印刷し、

お店や観光スポットの位置を書き込んで、

歩き移動の行程がイメージ出来る様にしてあげる。

            

たっぷり行動時間がとれる様にと、

超早朝・深夜も関係無く駅までの送迎も買って出て、

「さあ、どうぞ行ってらっしゃい。」 と送り出す準備は万全。

    

三連休初日がその予定日。

女子を送り出したら、男子チームは釣りへ行く予定。

 

 

前夜、

セイコ蟹にマグロの赤身、ブリの照り焼き・・・私の好物が並んだ。

01
準備の頑張りへの労いかと思いきや・・・

話の展開は違っていた。

           

「やっぱ自分では不安。。。迷子になったらどうしよう。。。」

    

ここまで準備・お膳立てしたのに、

結局、

私が引率しての家族全員移動になった。

    
    

この一週間の労力は・・・何だったんだ?(--;)ん?

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