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2012年11月

2012年11月30日 (金)

今月の総括 と、選挙だホイ。

 

自転車に関しては相変わらず総括する程の内容が無い。    

 

今月の自転車通勤は 1回

 

ロード 22.08Km

MTB 93.48Km   計 115.56Km

 

は、MTBでの低山遊びはもちろん素晴らしかったし、

新雪の白山は昨年からの大きな目標の一つだったので、良い想い出になった。

          

家族の思い出は、地元の文化に触れて、秋の京都も楽しんで、

久々に海で焚き火も出来たし、

まあまあだったかな。

   

遊べる時間が少なかった割には、

内容はあった。^^

 

 

 

さて、徐々に主要メディアは選挙一色。

今回は、国の舵取りに大きく影響する重大な選挙ですね。

 

子育て世代、低所得者層の私は、前回の総選挙の時も非常に真剣に投票した。

             

『高速無料化』とか、『子供手当』とか、『高校無償化』とか、

明らかに有権者に媚を売る公約の数々は、

予算と社会構造の現状を知る者ならば、それが無理のある絵空事で、

実現しても高所得者層の方がメリットが大きいのは判っていたはず。

実現不可能な過大広告。

短期的に無理やり施行させたとしても、そのしわ寄せが必ず何処かへ行く。

         

私は当然反対票を投じたけれど、

残念ながら政権をとってしまった彼等は・・・案の定。

          

子供手当て一つをとってみても・・・

マニフェストで一律26,000円と豪語していた内容には遠く及ばぬ

13,000円支給からのスタート。

余りにも不具合が多すぎる?制度であった為、

その後特別措置法か何かで継ぎ接ぎだらけに修正変更が加えられ、

結局最後までどんなシステムになるのか国民にとっては不明瞭なまま。

支給額は旧児童手当とどっこいどっこいだったにも関わらず、

その影では子供手当の財源確保の為にと配偶者控除などが廃止され、

更にその影響で

国民健康保険料など所得額を元に計算される天引きは必然的に増額。

我が家の家計で見ても、明らかに支給減額・増税。

(完全お小遣い制で給与明細すら全く見たことのない私なので(笑) ^^;

 具体的な金額の増減に関しては分っていないが、

 民主政権になって以来、明らかにこの点についての妻のぼやきが続いている。)

更に更に、後に少しは修正された様だが、

旧制度に比べて所得差への配慮が無く(一律ばらまき)

我等庶民には不公平感が強く感じられるものだった。

で、挙句の果てに廃止、児童手当復活。

で、

あれ?

結局今、扶養控除ってどうなってる?

              

一体なんだったんだよ。(--;)

ばらまくぞぉ~って言って躍らせといて、          

都合の良い夢物語を聞かせてほら吹いて、

結局!どの目玉政策も現実的には全く形にならず、

結局!案の定。

結局、庶民の社会保障が目減り?して、また借金増やしただけ?

          

あんな目先の言葉で国民を騙した政治家も、騙された国民も・・・。

               

外交でも失態の多い政権だったしなぁ・・・。

   

あ、

批判ばかり書きましたが、

他方、我が地元福井では政権交代後

新幹線問題や自動車道整備への予算付けが進んだとの事で評価する旨も多い。

でもまあそれも目先のばらま・・・ ^^; って声も。。。

今は良くても

先々考えたら、北陸新幹線開通後は在来線がJRから切り捨てられて、

地元自治体が三セクで受け皿にならなければならない。

基本、行政は収支に甘い。試算・見通しが甘い。

余程真剣に経営感覚を持って臨んでも、

田舎の在来線の会社としての成功は厳しいだろうから、

結局税負担が増えて県民の負担になってしまわないのか?

あまりにもありがちなパターンで心配。

          

TPPと原発が大きな争点の今回、どちらにも大きく係わる我が県にとって、

重大な節目となる選挙になりますね。

 

 

消費増税も決まって、苦しい生活を強いられている者にとって良い事無しだが、   

ちなみに私は、

増税自体は吝かでない。

私は、義務を果たさず権利だけ主張するのは大嫌い。

勿論、無駄の削減が先ず在りきだと思うが、

社会全体の事、未来の事を想像・シュミレーションしてみれば

分りきった事。

日本はどんな状態で、どんな国家財政なのか。

選挙の度に、

政治家が声高にアピールする事の数々は、有権者に媚びる事の数々で、

国家・自治体を、自分自身に置き換えてみれば、

耳障りの良い話ってのはつまり、その内容をよくよく考えると、

いや、敢えて考えなくても皆分ってるんだろうけど・・・

『自分の今の生活を楽にする為に、子供・孫の代へ借金を先送りにしている』

ってパターンの事象が多い。

もっと具体的に、

自分の家庭に置き換えてみたら、

『返せないなぁ・・・って分っていながら

 子供名義でローンを組んじゃって、返済は先送りで親が楽をしている』

そんなのは絶対に嫌だなぁ。

そんな親にはなりたくない。

         

勿論、増税に際しては、

低所得者層への配慮を最大限にして、

社会保障を手厚くする方向でお願いしたい。

         

まあ、過去の批判や嘆きばかりでも仕方がないので、

さて、先を見て、

今度の選挙はどうしたものか・・・。

①政策の中身

当然コレが第一だけど、

②実行力・実現性

コッチの方がもっと大事かも。

一応二大政党を中心に進むのだろうが、

果たして、ちゃんと求心力のある政権が出来るのか?

今の流れだと、どうせこまごまと訳分らんのまで集まって連立政権だろうかね。

数合わせに入って与党ってのを狙うのが流行?になっちゃったので

立ち位置がフラフラしてて、直前まで明確な区別が分らない政党が多かったし、

う~ん。

問題は、選挙後の総裁のお手並みかな。。。

私は、石〇さんにやって欲しかったんだけどね。^^ 

まあ、選挙は水物、

第三勢力とやらがどこまで食い込んでどこまでの発言権を得るのか。

今回の選挙は、ショーとして見ても非常に面白い。

 

以上、つらつらと、

特に言いたい結論も無く、思いついたことを適当に書いただけですので

あしからず。          

私がここで書いたことはあくまでも私の意見。愚痴。

有権者がどこの誰に投票するかは、皆の自由。

特定の政党や候補への批判や、扇動する様なのはダメだと思うので、

ドコへ投票するかの選定などは

あまり詳しく書かず、このへんで。。。

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2012年11月28日 (水)

28日振りのジテツウ。今月初ロード。

      

週間予報で晴れマークがあるのは今日だけ。   

仕事も落ち着いてきて、

久々に自転車通勤をした。

  

早い時間は霧。

遠くが良く見えないと、

何てこたぁない田舎の田んぼ道が

ず~っと向こうまで続くかの様に錯覚して、随分雄大な景色に見えた。

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もやの中を駆けて行く電車も、イイ感じ。

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霧が出るような朝は、

視界の不明瞭さとは裏腹に、非常に音が良く聞こえてくる。

電車のガタゴトは随分先からやって来るし、

何処だか判らない様な遠い場所を往来する車の音や、

何処かの学校のチャイムや・・・。

これは、

視界が奪われることによって聴覚へ頼る割合が増えるから

神経が研ぎ澄まされるのかと思いきや、

そうではない。

空気中の湿度が上がると、音が伝わり易くなる為だ。

湿度が上がると音速は速くなり、音はより早く遠くまで伝わる。

なぜ?そうなるのか?という原理は、

空気中の水蒸気量の割合が増えるに従って相対的に窒素や酸素の割合が下がって

単位体積あたりの空気の重さ(質量)が軽くなるから。

軽ければ、空気を振動させるのに必要なエネルギー量は減り、

音波はより遠くまで効率的に進む。

   

【 追記 】

確かな記憶のつもりが間違ってたらアカンと思い。^^;

改めて調べ直しました。   

湿度と音速の関係については上記の通りで間違いありませんが、

今回のような朝に遠くの音が良く聞こえるのは、どうもこの原理によるものよりも、

朝に霧が発生するような大気の状態(温度差)の影響が大きそうです。

いわゆる『放射冷却』によって地表付近が冷えている為に、

上空と地表との空気の密度が、普段の状態とは異なり、

通常なら上空へと拡散してしまう音波が、地表方向へと屈折する現象が起きます。

これにより、地表付近が良く冷えた夜~朝にかけては

より遠くへと音が運ばれる現象が起きるそうです。

『霧』自体が音を運ぶのではなく、『放射霧が発生する大気状態』が原因。

(追記以上)

   

・・・そんな、理屈的な話はさておき、

霧の朝、

視界の向こうの何処かから、

沢山の音が聞こえてくるあの雰囲気は、悪くないです。

  

  

1時間程の残業で、帰宅ライド。

今夜は満月。

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デジカメが壊れてて、

・・・。壊しちゃって。^^;

モード変更や、露出やシャッター速度の変更や、フラッシュの操作や、

セルフタイマーも・・・

何ぁ~んにも操作や変更が出来ない。

  

全然、思った様な写真が撮れません。

私の写真は、機材に助けて貰わないと・・・ダメ。(--;)

  

あ、

ロードに乗ったの、下ハン持ったの、

今月初めてです。

MTBでは分りませんでしたが、

前傾姿勢の強いドロップハンドルでは・・・

おっさん体型になってきた腹周りが明らかにモゴモゴと邪魔して・・・ダメ。(--;)

  

あ、私、自分のデジカメ持ってなくて、

いっつもお嫁ちゃんのを借りて使ってて・・・

彼女のカメラを壊しちゃったのコレで二度目。前のヤツも。。。

そりゃ、怒るわな。^^;

  

もう、

何から何まで・・・ダメ。(--;)

  

え~っと、

話がそれまくりですが、

久々に自転車通勤したら、めちゃくちゃ気持ち良かった♪(><)って話です。

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2012年11月25日 (日)

余呉湖~菅山寺~鶏足寺~十一面観音

 

YAMAさん、みっちゃん、と一緒に、余呉湖近くの駐車場からMTBで出発。

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向こうの、あの山の稜線を目指しますよ♪

         

旧北国街道からウッディパル余呉へと向かって走り、

赤子山スキー場の駐車場奥から林道に入ります。

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北斜面からのエントリーなので序盤は日陰がちですが

支尾根を幾つか回り込む度に日が射して、

下の方は植林の多い低山ですが

標高が上がるにつれて森の雰囲気が良くなってきます。

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『中部北陸自然歩道』が通っている山

林道の序盤から脇へと歩き道が整備されており、

登山者と挨拶を交わしながらのヒルクライムです。

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(↑拡大します)

          

林道終点から、いよいよ森へとエントリー

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見事な、理想的なシングルトラックに心が躍ります。

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晩秋の雑木林、ふかふか落ち葉の上を車輪が転がる感じが素敵。

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三連休で予報が良かったのは今日だけ、

絶好のアウトドア日和ですから、当然ハイカーも多い。

気持ちの良い挨拶やちょっとした会話を交わしながら、朝の森を満喫します。

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かーっ!最高~っ!

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止まって眺める景色、見上げる木々も素晴らしい♪

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ブナも多い、モミジも沢山、コナラやトチや他にも名の知らぬ雑木がいっぱい。

そして、

落ち葉の絨毯が素晴らしい。

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稜線の道から分岐して、菅山寺方面へと下ります。

単に登山道としての道ではなく、

寺社の境内・参道として、古くからの往来に使われてきた場所ですから、

よく踏まれた道の質が安定しています。

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無理無く走れる。

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菅山寺歴代住職の墓。

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こんな素晴らしい場所であの世の余生を送れるなんて、何て贅沢。

住職達が眺めているのはこんな景色。

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この山中に、

本堂、護摩堂、経堂、鐘楼など、数々の建物が在ります。

山門前のケヤキが立派な貫禄の大木。

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本堂前のイチョウもイイ感じ。

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近江天満宮から池の方へと下ります。

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この池を時計回りに巻いたら、登り返し。

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再び美しい雑木林が現れます。

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峠ではないのだけれど、

つづら折の踊り場みたいな場所へ出る所に、丁度朝日が射していて・・・

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あ~・・・ 最高の気分です。

           

廃仏毀釈の影響でしょうか、頭の無い石仏。

誰かが上手い具合にピッタリの石を載せてくれていました。

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この後も頑張って登り上げると、

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先程の分岐へ合流して、

再び稜線上を進むトラックになります。

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木漏れ日の中。

MTBの天国です。

          

この先は、尾根西側の森の紅葉が素晴らしかった。

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進む先は、こんなに素敵な落ち葉のカーペット。

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田上山への分岐へは進まず、左へ行けば    

本日前半の目標地点、 『呉枯ノ峰』 頂上。

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一等三角点がありますが、

朽ちた手書きの看板などが複数散乱していて、少々こ汚い。

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別の尾根から登ってきた方に写真を撮っていただきました。

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眺望の無い山頂ですので、軽く食事をとったら直ぐに出発。

          

暫くは気持ちの良い尾根道です。

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カメラを構える仲間の前で、調子に乗ってウィリーしたら

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見事に後転!大コケしました。

あ、あぶねぇ、あぶねぇ・・・

あ~、びっくりした。。。

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湖北だけど、ここも雪が多く気候は北陸に近いでしょう。

この時期に珍しい見事な青空。正に小春日和。

陽射のある尾根の広場、素晴らしい休憩スポットがありました。

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黄葉の落ち葉に輝く道、あっさりと通り過ぎてしまうのが勿体無くて

思わず止まって深呼吸。

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南斜面後半は植林が多かったですが、

コースが少々テクニカルで面白かった。

序盤から全体を通して乗車率は高い、MTB向きの道でした。

             

山を下りると、伊香高校の裏手に出ます。

          

木ノ本の街へと下って、駅に停車中のSL『北びわこ号』を眺めました。

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米原への折り返しを牽引する機関車が、今から連結作業に入るところ。

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『 木ノ本地蔵尊 』 で記念写真を撮って

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北国街道を南下。

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R303号の旧道で峠越えをして、

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高時川に沿った集落を少し南へ行けば、

紅葉で有名な寺社が点在するエリアです。

          

マイカーで混雑していて、地元の方々が交通整理に出ています。

道路脇では、農産物や素朴な土産物を売っていたりして、観光地の賑わい。

 

鶏足寺の収蔵庫へと続く丘を、お宮さんの参道を登ります。

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福井の神社やお寺では、

色付く木があったとしても、せいぜいイチョウ。モミジは少し。

しかも、こんな綺麗な色にはならず、褐色になって散ってしまうのが多い。

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滋賀はこんなに綺麗なのは何ででしょうねぇ?

やっぱ日照時間の差かなぁ。

          

次に向かったのは 『 石道寺 』

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ここは、境内の空気までが赤い感じ。

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多くの観光客に混じって、頭下げ下げ、自転車担いで石段を登れば、

『 鶏足寺 』 の境内へと続いています。

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真っ赤!

人通りから外れた場所にMTBをデポして、参道へと向かいます。

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スゲーェ!

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見事。見事。

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石段の参道を、登って、下って。

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あ~・・・凄かった。

大満足♪

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再び自転車に跨って、

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「ここは京都ですか?」って雰囲気の道を抜けて里へ戻る。

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来た方向へ引き返して、R303を渡って、川合の集落内へ。

『 佐波加刀神社 』 前で休憩後

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素敵な吊り橋で川を渡って、

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大見の集落へと向かいます。

 

地蔵堂を偵察して、           

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目指すは 『 医王寺 』

素晴らしい十一面観音様がおられるとのこと。

YAMAさんの話では、電話予約をして行かないとお堂は開けてもらえなくて

拝観出来ないとのことですが、ダメもとで行ってみます。

谷間の辺鄙な場所ですが、三連休中とのこともあって先に参拝者が居ました。

その方達がお参りを終えるのを待って、

YAMAさんが中を覗き込んで

「あの~、予約して無いんですが・・・」 と尋ねると、

お世話の女性が笑顔で快く迎え入れてくださいました。

靴を脱いで上がらせてもらいます。

拝観料は300円です。

三人共おちょきん(正座)をして、由来や歴史の音声による解説に耳を傾けて、

お世話の方にも色々とお話が聞けました。

10~11世紀、何と1000年程も前の仏様です。

『写真撮影お断り』の張り紙がそこらじゅうにありますが、

お世話の方が優しく気を利かせてくれて、

入り口にぶら下がっている銅鑼の紐をわざわざ除けて持ってくださって、

お堂の外からなら・・・と、写真を撮らせてくれました。

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大人の背丈と同じ程の姿で、

立派な大きさです。

良いものを見せていただきました。

         

川沿いに集落を抜け、

朝に入山したウッディパル余呉へと峠越え。

休憩を交えながら、のんびりと余呉湖まで戻りました。

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あ~いい天気。

         

3時前の行動終了。

コンパクトだけど濃密な、素敵な旅でした。

        

YAMAさん、みっちゃん、ありがとうございます。

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2012年11月24日 (土)

釣りと焚き火と砂浜遊び

 

昨日が歩きまくりでかなりの疲労だった・・・・・ハズなのだが、

男子達は朝から超元気!

「釣り!釣り!」 と煩くて仕方が無い。

私は・・・ゆっくり寝たかったのに。(--;)

        

早い時間の出発は何とか勘弁してもらい、昼食時に合わせて出動。

お母さんは寝込みモードで起きてこない(^^;)

 

今日は九頭竜川河口。

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北風が冷たいけれど、天気はまあまあ。

ウッドデッキが陽射を蓄熱してくれて、座ってるとほんのり暖かい。

 

とりあえず餌を付けて仕掛けを投げたら、

昼飯の準備。

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外で食べると、安っいメシも御馳走♪

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釣果は、

塩焼きサイズの大型のシロギスが何本か上がってくれて良かったが、

ハゼは1匹だけ。

あとは・・・とにかく良く釣れるのだけれど、ひたすらフグ祭り!

フグは歯が鋭いから仕掛けは幾つも切られるし、

餌ばっかり取られて、中々痛い釣りだった。

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でもまあ、

満足♪

子供はフグでも釣れれば楽しい。^^

        

夕方近くになったら、

「焚き火したい。」 って子供のリクエストで、場所移動。

三里浜へ。

 

鷹巣海水浴場に近い方ではなくて石油備蓄基地の方へ行くと、

手付かずの、自然のままの砂浜です。

その分、漂着ゴミも放置されたままで汚れていますが、

これもまた、今の在りのままの自然の姿。

整備されていないこんな雰囲気が好きな人は意外に多い様で、

大変判り難い場所にも係わらず結構な人が訪れていました。

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冬の日本海は波が高くなり、実はサーフィンのハイシーズン。

県外ナンバーまでやって来ていて、

かなりの数が繰り出しています。まるでトドかアシカの群れです。

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こんなのを眺めているだけで寒くなってくるので、

我々は流木を集めて、

盛大に火を起こします。

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手入れされていない浜は、薪には困らない♪

 

火が起きて暖が採れたら、

子供達はゴミで遊び始めます。

大人の目にはゴミでも、子供には宝の山。

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長男作、『ハンマー投げ場』

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漁具の浮きを振り回して投げ、飛距離と的当ての二部門で競います。

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どんどん陽が落ちて冷えてくるのに、

サーファー達は暗くて見えなくなるまで止め様としません。

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何であんなに頑張るんだろう。

まあ、ただ単に好きなのかな。

 

水から上がった人達は、寒さに震えながら車の方へと小走りで駆けてゆく。

 

『火に当たったら?』 って、言ってあげようかどうか悩む。

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焚き火に背中を向けて立っていると、ポカポカほんわかと暖かい。

一人の女性サーファーが嬉しそうに向こうから話し掛けてきて

少し会話をしていったが、

やはり真底冷えた体が辛そうで、早く着替えたくて車の方へと逃げていった。

 

末っ子は、

漂着物のパイプや棒を拾い集めて、何だかよく分らないけど

作品?を制作。

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沖に漁火が煌きだして・・・

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お父さん、夜は町内の会合へ行かなきゃなんないし、

そろそろ帰ろう。

 

火を消して。

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楽しかったね(^^)

また来ようね。

 

今日の遊び、

おしまい。

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2012年11月23日 (金)

秋の京都、歩きまくり。 後編



    

 

京都市美術館を後にして神宮道を突き当りまで歩けば 『 平安神宮 』

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ここ数年、年に二度程は自転車で訪れてこの神門の前で写真を撮っていますが、

ここから先へ入ったのは、修学旅行で二度と、独身時代のデートで一度。

折角なので久々に・・・と思ったけれど、

ここで小雨が降って、門の下で雨宿り。

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お喋りしていたら10分もせずに雨が収まったけれど、

他の方が歩くのを眺めていたら・・・七五三参りの家族。

広い境内の中を一歩一歩、歩く度に砂利の中にめり込む靴が濡れて・・・。

ここはパスしよう。

 

神宮道から1本東の岡崎通へ出ると、

南禅寺方向に見える食事処の前は長蛇の行列が歩道に溢れている。

我々は逆方向へ、丸太町通を北へ渡って、黒谷。 『 金戒光明寺 』

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自転車で度々京都を訪れる様になってから教わった場所。

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黒谷は、江戸時代に会津藩が京都守護職の本陣を置いていた場所で、

江戸初期には既に城郭構造に改修されていたとの事です。

なるほど言われてみれば、建っている場所も高台の好立地。

三門からの見下ろす様な眺めが爽快なのですが、残念ながら今は改修工事中。

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幕末には新撰組の活躍と共に血生臭い歴史の舞台装置となりました。

裏手に回ると、会津藩士のお墓があります。

               

岡崎周辺には人が溢れる季節でも、ここまで来ると一息つける静かさ。

境内の茶屋でだんご休憩にします。

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一服したら、

お墓を横目に裏道を抜けて、程近い 『 真如堂 』 へ。

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門の前に立っただけで既に、

誰もが、その紅葉の素晴らしさにテンション上がります。

境内に入ると、門脇左手の木が嘘みたいに真っ赤!

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枝振りからも分る通り、モミジやカエデではありません。何の樹種だろう。見事。

ここから先は、妻も私も歩みを進める度にカメラを構えて・・・

只広いだけじゃなくて、伽藍と木々で複雑な視界の境内、

子供達も赤や黄色の森の散歩が何だか楽しそうで、ここで随分時間を使った。

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パッとしない天気だけれど、

日が射したり陰ったり、その変化の度に濡れた葉が色々に変化して、

素晴らしい時間でした。

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三重塔も、余りに沢山の表情を見せてくれるので、中々離れられない。

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鐘突堂の陰だけに、緑の葉が残っていました。

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何枚も何枚も写真を撮って、のんびりと散策を愉しんで・・・

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あ~、こんな場所に居ると、良いカメラが欲しくなるね。

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名残を惜しみつつ、

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次の目的地へと、住宅街の中へと歩き始めます。

 

直ぐ隣の迎称寺の門構えが、

伸びた萩の枝の感じや、必要以上に草をむしっていない感じが、

とっても私好み。

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その奥の森も。

庭の専門家から見れば明らかに伸び過ぎて手抜きな枝振りでしょうが、

人の気配が在りつつ、半分放置で自然任せな感じが私の趣味にぴったり。

まあ、空き家の一歩手前の雰囲気ですが(笑)

 

高台を東へ下り、白川通を渡って、哲学の道を横断。

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京野菜の名にも冠されている鹿ケ谷の山際へと坂を上ってゆきます。

 

先ずは 『 安楽寺 』

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門前石段の紅葉が美しいですが、門から先は拝観料が要りますので、

写真を撮ったら次へ。^^;

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山際の道を北へ上れば 『 法然院 』

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森の向こうに門が見えてくる参道が素敵な雰囲気です。

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こちらのお庭は、充分立派なのに拝観無料です。

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講堂との札が掛かった建物で、若手芸術志望者の五人展が開かれていました。

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娘には、嬉しいイレギュラーな出来事だった様です。

 

再び哲学の道へ出て、北上。

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銀閣寺の参道までやって来ると、

『うへぇ~・・・』 気持ちが萎える大混雑。

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まあ、これも観光地へ来た気持ちにはなる(笑) 土産物屋を物色しながら進む。

女子チームは銀閣寺を拝観したいと言うが、

私は以前にも数度来ているので・・・^^;

(ここのお庭は、人混みに流されて押されて見るべきではないと思います。

 誰~も居ない位の雰囲気でないと、きっと、地味な良さが堪能出来ない。)

腹ペコ男子チームは、

山門脇の茶屋で蕎麦を食いながら待ちます。

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後から写真を見せて貰って・・・やっぱ行けば良かった?

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女子チームと合流後は、

参道の有名店でおだんご休憩第二弾。

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私は草だんご。妻はぜんざい。子供はみたらし。

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みたらしの餡が黒糖の香りたっぷりで、とても美味しかった♪

次来た時は私もみたらしにしよう。

 

長男は参道歩きながらこんな物も。

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後ろに写ってるおばさま達も、何やら食べてますね(笑)

銀閣寺参道は、どのガイドブックや観光紹介サイトを見ても、

実際に歩いてみても、

とにかく美味しそうな物が多い。

甘味系のクチコミ人気ランキングでも、上位に多くの名を連ねる。

 

人混みを抜け出して白川通今出川まで歩いたら、

ここからバスに乗ります。

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田舎では在り得ない、主要なバス停以外は止まらない『特急バス』で、

一気に四条河原町に降り立ちます。

 

街の更に繁華街のど真ん中、銀閣寺の混雑が過疎に思える程の超大混雑。

子供の手をしっかりと握り、

ペンギン大行列みたいな四条通の歩道をどうにか新京極への角まで歩いて、

途中から細い筋で寺町通へ抜けて、

『 錦市場 』 へ。

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美味しそうな物がい~っぱい♪

錦天満宮正面から西へ

寺町~御幸~麩屋~富小路~柳馬~堺町~高倉~と、

多くの通り・筋を跨いで、300~400m程も続く市場街。

食いしん坊の天国です。

活きた手長海老やナマズ、ハモの照り焼きなど、

我々の身近では決して店に並ばない品々も多いです。

帰りの事を考えると生鮮品は買い辛いので、買い食い。

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更に、修学旅行気分で、チープなお土産物屋さんの物色など。

          

順序が逆だった様な気もしますが、

最後に錦天満宮を参って

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子供達、賢くお利口さんになりますように・・・。

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流石に都会の真ん中のお宮さん、

おみくじも機械仕掛けでした。おみくじ自販機?

 

お腹も、気持ちも、疲労も満腹になってきたら、

鴨川を渡って、車を停めてある祇園へ戻ります。

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娘は、

テレビなどでよく見る様に、

本当にカップルが等間隔に並んで座ってるのを見て感動&大ウケ。

 

最後の最後は、

これぞ『京都へ来た!』って風情を味わえる界隈。

巽橋の辺り、それも更に、夕景♪

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挙式?カップルがプロの方に写真を撮ってもらっていました。

お幸せにね。^^

 

イイ感じに石畳が湿っていて、

街の灯りが映えます。

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観光ガイドでよく見る辰巳大明神のこの風景。

素敵なのは、やはり写真に写る風景だけではなくて、この場の雰囲気。

脇には琵琶湖疏水から続く川の流れ、桜並木。

その向こう側は料亭が並び、

灯りに浮かぶ窓越しに、別世界の座敷やテーブルが見えています。

自分には縁遠い場所のそんな眺めも、いかにも京の都の風情。

そんなのを

眺めて歩いているだけで、

何だか贅沢な心持になれました。

 

最後の最後にもう一軒、お土産を買いに寄って、

ようやく、長い、長ぁ~い散歩が終了。

 

楽しかったね♪

 

車へ戻って、

さっきまで一番元気に歩いてた末っ子は、あっという間に夢の中へ。

長男も、長女も、やがて・・・

後は夫婦で思い出話をしながら・・・

その妻もやがて、ねむねむになって・・・

途中で、私一人だけラーメンを食べて、

無事に帰宅しました。

 

遠足は、玄関入って「ただいま」言うまで。

 

良い遠足が出来た。

めでたし、めでたし。

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秋の京都、歩きまくり。 前編

 

5時自宅発で、湖西を走る。

しとしと雨が断続的に降っているが、微妙ながらも一応午後から回復気味の予報。

まあ、私は超晴れ男だし・・・大丈夫たぶん。気にしない。

 

8時前に、先ずは大原 『 三千院 』 へ。

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門前の土産物屋街は当然未だ開いていない。

門塀も閉じられている。

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静かな山里の雰囲気を味わいながら、周囲をの~んびり散歩。

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三千院、仁和寺などは、皇族が住職になられるなど

『門跡寺院』 として皇室に縁が深いお寺です。

門の扉にも何気なく菊の文があしらってあったりします。

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宮内庁が管理しているんですね。

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晩秋、落葉の道が良い感じです。

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『大原 里の駅』 へ寄って朝市の準備を眺めたりしたら

高野川沿いに車を走らせて、市街地へ出ます。

             

次に散歩するのは、『世界遺産 糺の森』

平安京が置かれていたような大昔からずっと在る原生林です。

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人の手が適度に入っているので、綺麗でさっぱりとしています。

雨上がり~時々霧雨。

しっとりと濡れた森の空気が美味しく、清清しい。

       

人の手で植えられた桜や紅葉と比べて、自然の樹種は色付きが遅いです。

平地のここでは未だ緑が多く、まだまだ秋も序盤の雰囲気。

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小川の流れる森を散歩したら、

大鳥居をくぐって 『 下鴨神社 』 へ。

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祭事最中の本殿へ静かに参ったら、

家族皆それぞれに、自分の干支の守護社へもお賽銭お上げして御参り。

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気分サッパリとしてお宮を後にします。

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車で効率良く移動できるのはここまで。

秋のベストシーズン、おまけに三連休の京都。

ここから先市中心部へ近付いてメジャーな観光スポットへ行こうと思うと

渋滞+駐車場問題が避けては通れない。

混雑が始まる前に川端通で一気に中心部まで移動したら、

9時半には祇園四条の市営駐車場へ放り込みます。

これでよし。

あとは、ぶらぶらてくてく歩きの旅です。

 

四条通で 『 八坂神社 』 へ。

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下鴨神社でもそうでしたが、

今日は一斉に 『 新嘗祭 (にいなめさい) 』 が執り行われる日。

簡単に言うと、秋の収穫感謝祭ですね。

境内に席が設けられ、多くの方が参集されていました。

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本殿前へ行ける雰囲気ではないので、手前に設けられたお賽銭箱でパンパン。

 

御参り後は南へ出て

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人ごみを離れて静かな街へと歩きます。

 

『 石塀小路 』 と呼ばれる裏路地の奥に、料亭やカフェ・小ギャラリーなどがあって

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あ~・・・京都へ来たなぁ・・・って風情が楽しめます。

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清水寺から~秀吉の正妻北政所ゆかりの高台寺へと続く

『 ねねの道 』 に隣り合って繋がっている路地なので、

風情を愉しみながらのぶらぶら歩きに最適です。

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10時を回ってお腹が空いてきたので、

妻が予習してきたお店へ。

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ちりめん山椒が美味しいそう。

佃煮を売っている只のお土産屋さんかと思いきや、

店員さんに案内されてほの暗い店の奥へと進むと、明るい坪庭が在って

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その奥はカフェスペース。

間口から思う以上に奥行きが長い、典型的な京都の建物ですね。

 

大人はお茶漬けのセット。

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最後の〆にちりめん山椒と熱いほうじ茶でサラサラと・・・

飲んだ翌日の胃袋に、この優しさは最高です。

 

子供は甘いもの。

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寝ているところを車に放り込んで連れて来られた末っ子、

寝癖がそのままです。

          

食べて元気が復活したら、また歩く。

私の好きなパターンの旅は、とにかく歩きます。

 

再び八坂神社の境内を抜けて、円山公園から北へ。

公園内でこんな二人組み。

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こんな時間だし、着物のシワもなんだか・・・う~ん・・・体験舞妓はんかな?

    

『 知恩院 』

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一度この三門に上がってみたいなぁ。

一等地だし、眺めいいだろうな。一般公開無いのかな。

 

神宮道の坂を岡崎へと下ってゆきます。

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大鳥居の前まで来たら

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ようやく、女子チームリクエストの 『 京都市美術館 』

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エルミタージュ美術館は、ロシアの国立美術館です。

サンクトペテルブルクにあります。

ロシアの皇帝が買い集めたコレクションを始め、

ルネサンスから始まり ~ 17世紀ヨーロッパのバロック

~ 産業革命・フランス革命と大きく動いた18世紀のロココ ~

ロマン派から印象派の19世紀~20世紀まで、

クロード・モネ、ポール・セザンヌ、

アンリ・ルソー、アンリ・マティス、パブロ・ピカソ・・・そうそうたる名の画。

前半は宗教画が中心となりますが、19世紀以降は実に見応えがありました。

 

テレビで特集番組を見ていたという長男(5年生)が、

アンリ・マティスの『赤い部屋』の額の前へ私を連れて行き、

「この絵はの、本当は緑色の部屋での、あとから赤に塗りなおしたんやよ。

 がくぶちに近い周りのトコを良く見るとの、もともと緑色やったのが分るやろ?」

って、私に解説してくれて驚きました。

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流石大人気の美術展、物凄い数の入館者で少々疲れましたが、

これはやはり価値がありました。

遠くロシアの所蔵とあっては、もう死ぬまで見れないだろうしね。

 

 

さて、

ゆっくり時間を使ったら、

次はいよいよ歩き旅第2部。

紅葉を堪能する旅へと向かいます。

 

後編へ、つづく。

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2012年11月22日 (木)

京都旅の計画

 

 

1ヶ月程前から、妻が「京都、京都・・・」と煩かった。

娘と二人で、女子だけで行きたいと言う。

   

そもそもの始まりは、

『 大エルミタージュ美術館展 』 が4月に東京で始まった事に遡る。

我が家の女子達は、「近くなら行きたいのになぁ・・・」 と事ある毎に言っていた。

夏休み前に東京展が終わり、次の開催が7月終~9月の名古屋だった。

名古屋ならば行けないことも無かったが、これも逃してしまい、

次に10月から始まったのが京都展。

紅葉時期に合わせて組んだスケジュール?に見事に釣られて、

『京都行きたい病』に罹ってしまったのだ。

    

京都旅の本を買ってきて、

ここへ行きたいあそこへ行きたい、あれを食べたい、これを見たい・・・。

随分楽しみにしていた様だったが、

彼女、自分で旅をした経験など殆ど無い上に、地図を読むのが大の苦手。

結局、様々なリクエストが私の方へ飛んできて、

この一週間は、職場の休み時間も家での夜更かしも、調べ物や計画の作成。

          

福井駅発の電車に乗るところから始まって、

少しでも節約する為に、普通利用~快速への乗り換えや、

乗換遅れのトラブルや、楽し過ぎて帰りの時間が押して特急に切り替える場合など

往復とも数パターンを想定した時刻表を作成し、妻にレクチャー。

   

「京都てくてく はんなり散歩」 みたいな本を読んでは、無邪気に空想する女子。

土地勘が全く無いので、行きたい場所に全く脈絡が無い。

それをある程度まとめて、1日全体のプランを組み立ててやる必要がある。

   

歩きでの散策も旅の楽しみだから

町並みが良さそうな場所は歩き移動にして、

ある程度距離が開く場所は公共交通手段。

天気が悪かったり、乗り継ぎに自信が無い場合などは

最悪、京都なら何処ででもタクシーがいるから大丈夫だろうが、

少しでも節約して団子の1本でも食べたほうが良いし、

タクシー使っちゃ旅の雰囲気が目減りしちゃう。

   

地下鉄、バス、田舎と違って本数が多いから時刻表を気にする必要は無いが

変わりに、「どれに乗れば良いのか?」分らない。

地名がちんぷんかんぷんな妻は完全にお手上げ。

朝、京都駅に着いたとこから始まって、

〇〇→△△、△△→□□・・・ その場の気分や状況で変えられる様に

市内の主要エリアを移動するためのパターンをある程度網羅して、

路線図、乗り場の地図、路線名・番号、時刻表、降りるべき乗り場、

・・・等をA4の紙1枚にまとめたものを、移動パターン毎に作成。

   

エリア毎にA3サイズに抜き出した地図を印刷し、

お店や観光スポットの位置を書き込んで、

歩き移動の行程がイメージ出来る様にしてあげる。

            

たっぷり行動時間がとれる様にと、

超早朝・深夜も関係無く駅までの送迎も買って出て、

「さあ、どうぞ行ってらっしゃい。」 と送り出す準備は万全。

    

三連休初日がその予定日。

女子を送り出したら、男子チームは釣りへ行く予定。

 

 

前夜、

セイコ蟹にマグロの赤身、ブリの照り焼き・・・私の好物が並んだ。

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準備の頑張りへの労いかと思いきや・・・

話の展開は違っていた。

           

「やっぱ自分では不安。。。迷子になったらどうしよう。。。」

    

ここまで準備・お膳立てしたのに、

結局、

私が引率しての家族全員移動になった。

    
    

この一週間の労力は・・・何だったんだ?(--;)ん?

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2012年11月18日 (日)

郷土の文化の日

 

この週末は関西文化の日でした。

2府8県にわたって、数々の文化施設が無料開放される

毎年恒例の企画行事です。

 

折角なんでたっぷり時間を取って遠出でもしたいところですが、

今週は何だかんだとお疲れモード。

昨日も仕事で、ここんとこ寝不足だった為、

貴重な休日の日曜日、ガッツリと朝寝坊しました。

11時過ぎに起床(^^;)

 

ゆっくりブランチを戴いてから、

家族揃ってお出掛けしました。

 

先ず向かったのは 『 福井県立歴史博物館 』

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勿論、関西文化の日の今日は常設展は無料ですが、

ここへ来たのは仏像を見たいとの妻のリクエスト。

折しも、現在の企画展は 『 泰澄ゆかりの神仏 』

先日、文字通り泰澄ゆかりの越知山に登ってきたばかり、

私も興味津々。見とかなきゃ。

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浅水町にある、泰澄の生家を寺にしたと伝えられる「泰澄寺」からの10体を始め

そこから程近い冬野町の「猿田彦神社(蕗野寺)」

鎌倉時代の秘仏を祀る「朝日観音(福通寺)」

朝日観音御縁の「日吉神社」 から、30体以上の仏像、

絵図や曼荼羅、

県内外の多数の博物館から貸し出された資料の数々です。

当然、泰澄ですから白山にまつわるものも多く、

こんなのが身近にあったの!?って驚くほど、大きくて立派な仏様も複数で

中々の見応えでした。

仏像は、信仰の対象でありますが、立派な美術品ですね。

 

企画展を堪能したら、常設展へ。

何度も訪れている場所ですが、ここの常設展は本当に充実しています。

館名から連想される様に、石器や古墳の時代からの展示はもちろんですが

地元の工芸や産業の歴史に関する展示も充実していて、

繊維から近年のめがねに至るまで、興味が途切れることなく時間が過ぎます。

 

そして、県立歴史博物館といえば、

何と言っても昭和の香り。

我々でも実感のある懐かしさを覚える

『 ちょっと昔 』 に関する展示が素晴らしいです。

自動車から身の回りの生活雑貨、時代を反映する雑誌や玩具・・・

全て実物が展示されている。

実物大ジオラマ的なコーナーが大好き。

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館内で、このエリアだけは撮影OKです♪

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しょうわぁ~

 

おもしろいね。^^

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昔、近所のおにいちゃんが自慢気にこんなの乗ってたなぁ・・・

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た、たっか!

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30年程前でこの値段って、

なるほど、『 超高級スポーツ車 』 なのね。

 

次に向かったのは市街中心部。

『 養浩館庭園 』 無料開放の恩恵にあずかります。

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旧福井藩の迎賓館にも使われていた、福井藩主の別邸跡です。

お泉水屋敷との呼び名があった様に、池と一体の建築が特徴。

 

紅葉もぼちぼち楽しめました。

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終日小雨がちな今日、

青空だったらなぁ~、もっと素晴らしい眺めだろうな・・・

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青鷺が池の魚を狙っていました。

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園内をぐるりと散歩。

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建物内にも入れます。

よくお茶会の会場に利用されたり、

結婚式の写真撮影をされる方もいますね。

 

この部屋は湯殿。

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といっても、今の様なお風呂ではなく、蒸し風呂。

サウナみたいな感じ。

 

子供達は池のコイに夢中。

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「ねぇ~!エサ売ってないんかぁー?」

そんなモン無いわ!

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次に向かったのは、足羽山の愛宕坂。

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普段お金を払ってまでは中々入る気になりませんが(^^;)

ここにも美術館・博物館があります。

 

先ずは、『 橘曙覧記念文学館 』

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『たちばなのあけみ』は、福井藩時代の歌人。

清貧を絵に描いた様な暮らしの中で、

自然や、素朴な人の心を捉えた感性が素晴らしく、

「たのしみは・・・」で始まる歌の数々が有名です。( 『独楽吟』 )

 

たのしみは 朝起きいでて 昨日まで 無りし花の咲ける見る時

たのしみは まれに魚煮て 子等みなが うましうましと言いて食ふ時

たのしみは 妻子(めこ)むつまじくうちつどひ 

                         頭(かしら)並べて物をくふ時
     
    

 

庶民の幸せを、実に見事に表現していると思います。

人物としての評判も高かった様で、

身分制度のはっきりしていた時代なのに、

藩主の松平春嶽がわざわざ橘曙覧の藁屋を訪ねています。

歌人としても、後に正岡子規が絶賛するなど、評価されていますが

近年では、

天皇陛下がアメリカを訪問した際に、当時のクリントン大統領が

独楽吟の中の一首を引用してスピーチしたことで一気に有名になりました。

 

福井が誇る数々の人物の中の、重要な一人ですね。

 

 

次は、

その対面にある 『 愛宕坂茶道美術館 』

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一乗谷に栄えた朝倉氏が、

一地方豪族でありながら京都の文化を積極的に取り入れていたため、

当時の田舎としてはかなり立派な茶の湯文化を有していたそうです。

常設展はそれを中心としたもの。

更に今は、狩野派に関する企画展も合わせて無料。

私でも知っている江戸時代のビッグネーム、狩野探幽の掛軸も見られました。

画面一杯に描き込むのではなく、余白を使って様々な事を表現する。

ちなみに、

当時、絵師になるには相当な修行・下積みが必要だった様で・・・

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7~8歳で入門し、

一人前として名前を貰える様になるのが25~26歳だったそうです。

 

 

 

最後は、『 福井県立美術館 』

ここもお嫁ちゃんのリクエストで、県美展を見に行きました。

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今日はこんなのばっかりで、子供達もたないかと思いましたが、

それなりの雰囲気を察してそれなりの振る舞いが身に付く様で・・・

まあそれなりに大人しくしていました。

いつもなら賑やかな男子も、ちゃんとひそひそ声。

子供なりに絵画や写真にも見入っていた様子で、

無邪気な感想など、色々会話も出来ました。

今日は、早く帰りたいとダダをこねる事もなく、無事回れました。

 

美術好きの長女は大満足。

 

最近は、キャンバスに立体的にデコボコと表現するのが流行り?

一階の展示は私には目が疲れる様な雰囲気でしたが、

二階の日本画のコーナーは非常に落ち着いて癒されました。

まあ、どちらもとても良かったです。

県内で、

絵画、造形、書道、様々な分野で芸術の高みを目指す方々の集まりですから

とっても見応えがありました。

 

 

普段からもっと、こうしたものに触れる機会があれば良いのでしょうが、

中々、わざわざお金を払って足を運んで、

自分から求めるモチベーションは湧かないものです。

でも、一歩踏み出して、日常では縁遠い世界に触れてみると

更にその先への興味が湧いて、

この歳になっても、自分には学習意欲が眠っていたのだと気付かされます。

『 関西文化の日 』 の取り組みは、本当に素晴らしいと思います。

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半日だけでしたが、

今年もまたこの企画のお陰で

充実の休日が過ごせました。

 

楽しかった♪

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2012年11月16日 (金)

山で想う『あめつち』

           
          

11月第三木曜。

お嫁ちゃんが新酒を奢ってくれました。

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カマンベールとクリームチーズとスモークは分るけど、

コルビージャックとレッドチェダーは馴染みが無い。

でも、どれもとっても美味しい♪

      

お腹が膨れ過ぎないように、大好きな飛行機の動画や、

山の記録をつまみに・・・。

     

高々2~3年程の山の記録。

それでも、素晴らしく濃密で、ここ数年の私の人生は

本当に充実している。(自己満 ^^;)

      

思い出に浸りながら読み返してゆくと、いくら時間があっても足りない。

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山を歩くのは本当に楽しい。

幸せ。

    

ところで、

色付き~落葉の晩秋、雪、そして萌黄新緑の春など、

山の変化が大きかったり、味わい深い季節になると

その風情・自然を感じながら、

山を、雑木林を歩くと、

しばしば私の頭の中には、仮名手習い用の歌が浮かびます。

    

現在の五十音表は、母音+子音の構成を体系的に並べたもので、

非常に分り易く機能的だが、

以前の、いわゆる 『 いろはにほへと・・・ 』 はそうではなかった。

    

全ての平仮名が一度ずつ登場するのは同じですが、

その文字面の羅列に系統立ては無く、難解で覚え難い。  

(いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうえのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす)

しかし、

実はこのいろは・・・は、

自然の姿の移り変わりに世の無常を映した様な、

非常に深く哲学的で、しみじみとする内容です。

当て字や解釈には諸説ある様ですが、

私の頭にある 『 いろは歌 』 は、漢字を交えて書くと・・・

(色は匂えど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならん。

 有為の奥山今日越えて、浅き夢みじ、酔いもせず。)

有為(うい)とは仏教用語で、自分に起きる全ての因縁や物事を指す言葉。

つまり、この詩をなんとなく意訳すると、

「匂い立つ様な色の花もやがて散ってしまう。この世で誰も不変ではいられない。

 浅はかな夢や、酔いに逃げたりすることに終わってしまわず、

  自分を取り巻く世界で起きている事の数々を、今日も乗り越えるべく

  歩いてゆこう。」

そんな感じかな。

    

春や、初夏の花の時期や、秋の色鮮やかな世界、そこから晩秋~冬へと、

歩いていると、

そんな事が頭に浮かぶのです。

    

そして、更に、もう一つ。

『 いろは歌 』 と同様に、仮名の一文字を一度ずつ使ったものに、

『あめつちのうた(詞)』 があります。

これは、(あ行)の(え) と、(や行)の(え)が両方使われていることから、

いろはよりも更に古い時代のものだそうです。(平安時代以前)

(いろは・・・は、仏教用語が織り込まれている事からも、

 種々の歴史的資料からも、空海の時代の作と考えられています。)

     

で、

私は、

この 『 あめつちのうた 』 が好きなのですが、

『 うた 』 と言いながら、文章の体は成していないので

いろはよりも更に暗記は難しい。

いつも、中盤以降は 「 え~っと。。。なんだっけか? 」 って、

中々正確には思い出せません。

でも、本当に素敵なんですよ。

    

改めて調べなおしてみたら、

(あめ つち ほし そら やま かは みね たに くも きり むろ こけ ひと いぬ

 うへ すゑ ゆわ さる おふせよ えのえを なれゐて)

雨(天) 土(地) 星 空 山 川 峰 谷 雲 霧 室 苔 人 ・・・・・

身近にある名詞を並べたもので、

犬以降後半の読解には少々勉強が必要ですが、(古語?)

自然に向ける眼差しの素朴さが素敵で、その序列のセンスが素晴らしくて、

幼稚にも見える、たかが仮名文字の手習いですが、

本当に、昔から、

日本人のセンスは、自然と隣り合う感性は、

素晴らしいなぁと、

しみじみ思います。

    

天 地 星 空 山 川 峰 谷 雲 霧 室 苔 人 ・・・・・ 

山歩きの人の為に在る様な詞・詩・歌です。

     

で、

私は、

黙々と歩きながら・・・

楽しく森や空を見上げながら心が躍る時・・・

長い行程に向き合って気持ちが沈みそうな時・・・

ふと、

頭の中でぐるぐると

『 あめつちのうた 』 の回想が始まるのです。

    

天 地 星 空 山 川 峰 谷 雲 霧 苔 人

頭の中でこれをゆっくりと繰り返していると、

目の前の自然が、

そこに居る自分が、なんだか愛おしく感じられるものです。

    

山は、

自然は

良いです。

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2012年11月15日 (木)

冬山シーズンイン

 

 

北陸の冬。

二~三週間程前から、週間予報に並ぶのは雲と傘ばかりで、

晴れマークは週に一度。

気圧配置に加えて、昨日からは上空にまとまった寒気が入った。

お陰で、山の雪が順調に降っている。

別当出合は再び雪景色になり、昨日夕方以降は市ノ瀬から下でも降った。

Bettou

Hyakumann

福井~石川県境では今期初めての除雪車出動。

 

これだけ降ればもう、2,000m辺りから上はヤブが隠れて

充分にスキーが楽しめる状態かな。

物凄く、うずうずする・・・

週間予報で好天は明日金曜のみ。

明日は、

仕事をしながら恨めしく青空を眺める日になりそうだなぁ・・・

な~んて、思っていたら、

今日の午前に、公園線(風嵐~別当出合)が冬期通行止に入ってしまった。

 

今年も、白山は、遠い遠い山になりました。

 

白峰~別当間にも積雪があるこんな状態では、

MTBやスキー歩行での自力入山は、いくら行動時間をたっぷりとっても、

気の遠くなるような行程。

重い山装備で白峰から山頂を日帰りするには、

異常な程に、無尽蔵に体力が無ければ無理。

 

僅かでも、

自分でも挑戦できる望みを見つけようと思うのなら、

工事業者用に除雪が入ったり、高い気温が続いて道の雪が消えるなど、

ゲート先の路面状態が良くなる好機を待つしかない。

それが週末に当ってくれて、天気が良くて、その上で、真夜中発のMTB。

そして、山の雪の状態。

果たして、

本格的な冬に入ってしまう前にチャンスは巡ってくるだろうか。

向う一ヶ月で行けなかったら、

おそらく次に挑戦が可能になるのは・・・

春まで待たなきゃね。

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2012年11月13日 (火)

土日月~どうでもいい日記

  

〈 土曜日 〉

山から帰ってシャワー浴びたら、なんだかんだと家族と戯れて

誕生日が近い長女を先導に外食へ。

長女のお祝いだったのに、この夜は私が飲み過ぎ。。。

だって、山の後のビールは超々美味い♪

グダグダで写真無し。

    

〈 日曜日 〉

超々々々・・・睡眠不足で、頭クラクラで、

頑張って長男を起こして、朝食を済ませたら、

町のドッジボール大会へ。

Img_7102

子供会の役員は昨年だったので、今年は関係無いはずなんだケド、

ノンビリ応援で良かったはずなんだケド、

世話役の人数が足りないとの事で・・・

運営のスタッフが良く知った人だったので・・・(TT)

出動要請されてしまった(TT)

     

ストップウォッチ片手に、ホイッスルをくわえて、

副審を二試合こなした。

ヘロヘロの頭で集中力の維持が大変(TT)

  

残念ながら、我等のチームは男女共に三位で、

市大会への出場は一歩及ばず。(・・・ ホッ ^^;)

  

表彰式後は、車が足りないとの事で、世話役延長(TT)

子供達を満載して打ち上げのバイキングへ。

他のお客さんに迷惑千万!騒ぎまくるガキ共に疲労憔悴(TT)

写真撮る暇も無し。

  

夜は、昨日に続いてまたまた長女の誕生日祝い続行で、

A5ランク牛♪すきやき♪

ケーキ♪ ケーキ♪ なんでホール2個?♪

我が家の家族食卓で、人気食材の場合は常に子供との競争!!!

弱肉強食なんで、必死に食う。

写真撮る暇も無し。

   

お腹が膨れたら、

子供達のリクエストで、またまた来ちゃいました

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自宅から20分。 大江戸温泉物語。

超リピーターです。^^;

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卓球で汗掻いて、

風呂上りはビール飲みながら漫画読んで・・・

寝不足+疲労+温泉+酒で撃沈。

眠・・・・・・・。

お嫁ちゃんの運転で強制送還。

    

〈 月曜日 〉

朝一で某顧客から電話・・・。

あちらの手違い・勘違いで、

明日の段取りで進んでいた役所の重要検査が・・・突然今日へ変更。(TT)

いくら謝って貰ったって・・・(TT)

検査開始が午後イチ。13時。

会場設営、機材のセッティングなどは・・未だ影も形も無い。

書類も未だ完成していない。

今日残業して仕上げるつもりだったから。

超々々々々々・・・・・・・

もう、文字で表せない程の大ピンチ。

昼休み当然無し。

充分な準備時間が無かったので、

不備の指摘・是正命令は覚悟を決めて割り切って、

書類は手抜きありありで、どうにかこうにか形にした。

午前中の私は、

恐らく胃壁から出血していたと思います。

   

まあ、

どうにか・・・乗り切った。

  

後は何もヤル気が起きず、

廃人の様に定時で帰宅。

後始末は明日だ・・・。

  

ボーっとしてて、

酒買って帰るのも忘れて家に着いちゃって、

お嫁ちゃんに買ってきて貰った(^^;)

   

〈 火曜日 〉

また悪夢の電話。

『〇〇〇(検査対象外だった品物)を、明日検査・・・』 って・・・。

だから、謝って貰ったって・・・(TT)

お役人の気紛れで、振り回される周囲は本当に大変だねぇ(TT)

明日夕方4時から。

まあ、それまでには準備できるかなぁ~(TT)

   

昼休み終了!

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2012年11月11日 (日)

関西文化の日

 

今年も、関西文化の日が近付いてきました。

Photo   

美術館、博物館を始め、科学、文学、考古学、水族、植物・・・

数々の文化施設が一斉に無料開放される日です。

10府県にまたがって大々的に行なわれますので

上手く旅行プランを組み立てれば相当充実した、有意義な旅が出来ます。

また、地元に在りながら中々行く機会が無かった場所など、

このチャンスに訪れてみてはいかがでしょうか。

 

参加施設の一覧は、ホームページから検索や絞り込みができます。

統一日としては 17(土)、18(日)の週末ですが、

その前後、長い期間に渡ってタイアップ企画を行なっている施設もありますので、

調べてみてください。

 

昨年の我が家は、滋賀へ日帰り家族旅行に行きました。

・西堀榮三郎記念『探検の殿堂』

・『佐川美術館』

・『琵琶湖博物館』  を無料で楽しみました。

 

 

さて・・・

今年は? 何処かへ行く時間あるかな?^^

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2012年11月10日 (土)

武周ヶ池~泰澄の道

 

泰澄の杜集合で、みっちゃんに越知山へ連れて行ってもらいました。

私は初めてのコースです。

越知山は鯖江の西方、市街地と日本海の間に在り

決して山深い遠い場所ではありません。

標高も600m余りと、どちらかと言えば低山の部類ですが、

こんな場所に?と思い驚く程、立派なブナの森があることで有名。

この山は、泰澄大師が修行したと伝えられる歴史の古い修験霊場で、

信仰の集まる山です。

神域として扱われ、多くの方に愛され守られてきたことが

豊かな自然を残す事に繋がったと思われます。

           

雑木林大好きの私、そして今は紅葉シーズン、

わくわく感たっぷりでのスタートとなりました。

 

登山道へのアクセスは数パターンありますが、

今回は武周ヶ池奥から林道を上がり、花立峠へ出て入山します。

 

 

朝の内までシトシトと雨が降っていた。

完全ウェット路面をMTBで快走。

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武周町の集落を抜け、二ツ屋の武周ヶ池へと登坂。

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湖畔の細い車道から~沢沿いの美しい道へと変わり、

つづら折のヒルクライム。

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濡れた路面に落葉、滑り易いのでゆっくり行きます。

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湖畔の桜やモミジなど、人工的に植えられたものは既に見事な紅葉でしたが

自然の植生は未だ緑が多い。

標高の上昇と共に徐々に黄~赤が増えてゆき、目を愉しませてくれる。

木漏れ日の中、気持ちの良い汗を掻きます。

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ヒルクライム終点は花立峠です。

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越前西部林道のジャンクション。

 

峠からの眺めを堪能したら・・・

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林道脇からいよいよ、シングルトラックへエントリー♪

いきなり、ブナやコナラの美しい森で、一気にテンションが上がります。

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ふかふか落ち葉を噛み締める様に味わいながら押し歩きで進み、

道の具合が良くなったら乗車。

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うん!

楽しい!!

気持ち良い!!!

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期待通り素晴らしい森。

幸せだなぁ。

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途中に展望台があります。

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階段昇って景色を眺めました。

こちらから見る日野山(越前富士)は、中々イイ感じの形です。

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目指す頂上方向は美しい紅葉。

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展望台の周囲には多くの登山者がおられたので、

場違い?な雰囲気の我々が不快感を与えてしまわぬ様

早々に立去ります。

 

もう一登りをやっつけて、下って上り返すと、越知神社。

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ここから頂上はピストンになるので、

自転車をデポして、御社背後の参道の様な道を進みます。

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木々の色付きが最高潮♪

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曇りがちな天気でしたが、

日が射すと一気に森が黄金色に輝き、感嘆の声が出ます。

 

絵画的な眺めを愉しみながら歩けば、

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程なく頂上。 612.8m

ガランガランと鈴を鳴らし、奥の院の祠に一礼。

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少々風があったので、

風下側の石の上に腰掛けてお昼御飯にしました。

 

ガソリンバーナーでお湯を沸かしながらパンにかぶりつきます。

目の前に広がるのは、

見事なブナの森。

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特等席で、

何とも贅沢なランチを頂く事ができました。

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近場の山の手頃なコースだと、

時間を気にして行動を急がなくても、のんびり出来るのが良いです。

おやつとコーヒーを戴きながらお喋りを楽しんで、

リラックスした時間が過ぎます。

 

気持ちもお腹も満腹になったら、

祠にお礼を述べて、もと来た道を引き返す。

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越知神社の広場まで戻って、

経験者でなければ少々道が判り難いですが、みっちゃんに案内されて

小川登山口方面へと進みます。

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泰澄の道を行きます。

ふかふか落ち葉の、素敵なシングルトラックです。

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大木の、本当に立派なブナ林。

とても里山の低山とは思えません。

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落ち葉の上を転がる車輪の感じ・・・

MTBでの山行が最も幸せな季節だと実感します。

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降車しての、の~んびり押し歩きも楽しい。

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斜面を担ぎ上げるキツイ行程も、

こんな美しい森の中では苦にならない。

 

雑木林のシングルは最高♪

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しかし、

ここはあくまでも登山道ですので、

階段がある場所や、人の手によって維持・整備されている場所は傷めないように。

木々の根や、歩行路脇の植生へ故意に進入して自然を傷付けない様に。

そんな事を常に心掛けてクリアします。

そして、

歩行者を最優先に考え、

決してブラインドコーナーへ突っ込んだりせず、

安全な速度で。

 

しかしながら、

文字通り 『 マウンテンバイク 』

街中ではなく、泥にまみれて遊ぶような、こんなのこそが醍醐味。

本来のMTB。

転んだり、転落!したり(笑)^^; 痛い思いもいっぱいしましたが、

自然と一体のスポーツ感が、本当に楽しい♪

 

落ち葉の絨毯が道を守ってくれるこれからの時期が、

MTBのベストシーズンですね。

 

登山と同じく、

自然を感じ、愛し親しむ、素晴らしい遊びです。

 

『 ブナの美林 』 その通り。

本当に素晴らしい森でした♪

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あ、ブナ単一じゃなくて、この写真はコナラなんかも多いけどね。^^

 

信仰の山だなぁと実感しながら・・・

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楽しく走る♪

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泰澄は白山を開山して仏教を広めた人物。

そう、『 仏教 』 なのに、

何故この山に祀られているのは神社?って思いますが、

全国的にも多く見られるように、

明治維新での神仏分離や廃仏毀釈によって

神社形態だけが残されたのだと思います。

 

山頂から小川口までは、

長い長いシングルトラック。

要担ぎ箇所も多いですが、心ゆくまで愉しめます。

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標高が下がってくると徐々に緑が増えてきて、

気持ちが下界へと引き戻されてゆく。

 

後半は、足並みが似た登山者と同行する形になったので殆ど押し歩き。

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名残を惜しみながら・・・

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良い感じに体も疲労し、

美林の雑木林を満腹まで堪能する頃には、

登山道が終わって、ダートの林道へと放り出されます。

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あ~♪楽しかった♪ (^^)(^^)

 

ダート走行を楽しみ、

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集落まで降りて、

泰澄の杜まで戻ったら、

充実の達成感。

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みっちゃん、ツアコンありがとうございました。^^

 

MTB最高です。やっぱ山は素晴らしいです。

また行こう♪

 

 

 

 

『 お ま け 』

 

帰りに、YOSHIさん、マローンさんとばったり!

お喋りしながら一緒に走って、久々にランデブーできました♪

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気の良い江戸っ子のマローンさん。博学で知的なYOSHIさん、

愉快で素敵なお二人と、随分話し込んでしまいました。

長くお引止めしてしまい・・・ありがとうございました。^^

 

 

お陰さまで充実の休日。

送り出してくれた家族、仲間、山の為に尽力下さる方々、山の神。

感謝。感謝。

 

感謝です。

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2012年11月 7日 (水)

立冬の徒然

   

先週は中休み的に少し楽でしたが、

再び遅くまで残業の日々になってしまった。

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秋以降、どんどん弱ってゆく体を回復させるきっかけが掴めないまま、

今年はこのまま暮れてしまいそうです。

コンスタントに運動する時間が欲しいなぁ。。。何とかしなきゃ。。。

   

日焼け止めを使ったことが無い私。

年々、お肌の劣化が酷いようで

日曜の雪山の後遺症で、顔や唇がボロボロで醜い事になっています。

大口開けて飯が食えない。

リップクリームが手放せない。

「逆パンダ焼け」   

   

   

今日は 『 立冬 』

暦に合わせる様に、福井市内でもアラレやヒョウが降りました。

   

「立〇」と言えば、その前日が節分。

今は春の節分しか行事がありませんが、

その昔は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日が節分とされていたので、

本来ならば今日も何かしらの行事?があったのでしょう。

冬至ならカボチャにゆず湯だけど・・・立冬は、何? 知りません。

  

風も冷たく、とてもとても寒い今日ですが、

ちなみに、「木枯らし」と呼ばれるのは立冬までに吹く風の事。

文字通り、木々が落葉する晩秋期の風ってことですね。

今日以降、冬の風は何て言うのか?・・・ (^^;)知りません。

   

こんな天気が続くから、

また山の雪が気になって仕方がない。

昼休みの白山・弥陀ヶ原は・・・特に降ってはいないみたい・・・。

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う~ん。。。もっと、じゃんじゃん降ってね。

  

   

   

少し前の話ですが、

10月の頭に妻が当て逃げされた件

全く期待していなかったのだけれど、

警察の方がちゃんとお働き下さって、見事に犯人の特定に至りました。

「大きな音で音楽かけてたから気付かなかった」 って言い訳したそうです。

んなアホな。

ちゃんと見ながら逃げたくせに。

   

当然、相手の全額弁償で直してもらうことができましたが、

(ん?直して も・ら・う? 何か違うな・・・そうそう、直させた。うん。)

最初は警察の仲介であったとはいえ、その後のやり取りは直接。

当事者同士でやらなければならない。

こちらの個人情報や住まいは当然相手に分ってしまう。

相手がどんな人間なのか?素性なのか?分らない状態で

事を進めなければならないのは、非常に不安で気味が悪かった。

       

そもそも逃げるような相手なので、

こちらで修理を手配して請求しても、あちらに支払いの意志が無ければドハマリ。

あちらが手配した修理業者(保険屋?)に車を取りに来させたのだが、

それがまた、名刺を受け取っても

見た事も聞いた事もない様な?

名刺では、社名では、何の会社か判らないんだが・・・商社系か?ブローカー?

車を預けるのが凄く嫌、何だか不愉快。

   

代車も、どう見ても業務用のそうしたものではなくて、

我慢ならない位香水臭い、どう見ても誰かが乗ってるのを借りてきた?もの。

(最近では保険修理の場合、代車はレンタカーが当たり前ですよね。)

   

このようなケースで、

当然相手側の100%過失なので、あちらの保険屋は係わるのだろうが、

その対応の為だけにこちらの保険屋が動いてはくれないようです。

( 但し、犯人が捕まらない場合、

  又は、敢えて犯人と係わりたくない場合に、

  自分の車両保険で(約款や特約上可能であれば)

  当て逃げ被害に遭った自分の車を修理するケースはあるようで、

  その場合は自分の保険屋さんにお世話になる訳だが、

  当然、等級が下がるし、まあ、ある意味自腹・泣き寝入りと一緒。 )

     

保険屋どうのこうのってより、

要は、こちらの匿名性を確保したいのだが、困難であるという事。

       

相手に不安がある場合、

経済的余裕があれば、

法律事務所など第三者を立てて処理を依頼するのが賢明なのかもしれませんが

庶民にはそんな事できません。

場合によっては自腹修理より高くつくかも?だし。

   

『当て逃げ程度で大袈裟な・・・』 とも思われるでしょうが、

こんな時代、

主人として家族を守る立場としては

相手との関わりについて色々な事を考えました。

   

後々思えば、

そうした 『 安全 』 『 安心 』 を最優先に思うのなら、

泣き寝入りが正解だったのかもしれません。

その後の心配は一切無いから。

              

警察が犯人を特定してくれて、

電話があって、

「さあ、どうします?」 ってなった時、

いざ自分がその状況になったら、

かなり戸惑いますよ。

その先は、相応のリスクを伴います。

『当て逃げ程度で』。

          

今のところ、

まあ、無事に事が過ぎた様ですが、

逆恨みや個人情報の悪用等、大丈夫なんだろうかと不安が残ってしまいます。

   

世の中には様々なトラブルがあり、

多くの犯罪被害者の方がおられる訳ですが、

(まあ、当て逃げも立派な犯罪だと思うので、このくくりで書いちゃいましょう。)

たとえ犯人が特定されても、

事件としては処理が済んでも、弁償されても、

相手が、人に加害する様な人間である以上、

被害者の心はそう簡単には晴れないものなのだと、不安が消えないものなんだと、

そんな事をひしひしと感じています。

   

何はともあれ、

警察の方には、感謝、感謝です。

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2012年11月 4日 (日)

新雪の白山

  

白山初冠雪の報を聞いてから、落ち着かない日々が続いた。

その後も更に寒気が入って、完全に雪化粧。

いてもたってもいられない。

  

幸運な事に、

日曜日にドンピシャで好天が巡ってきた。 私は 超晴れ男 

行くしかない。

今シーズン初の雪山へ。

  

それなりにキツイ行程が予想されるとあらば、

パートナーは本格派山ガールのみっちゃん

  

AM 5:35 薄明が始まった別当出合から入山。

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ヘッデン灯して吊橋を渡ります。

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砂防新道の序盤は急登の石段です。

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夜明けが進んで、

雑木林の中の登山道。

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雪の量は想定通り。

特別な装備は無くても楽に歩けます。

  

6:15 中飯場

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ここにも雪だるま。

  

徐々に上げて展望が開けてくると、

朝日に頭を照らされた大長~赤兎が美しい。

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とびきり美味しい空気の中、

久々の雪上歩行、爽快な気分で徐々にテンションが揚がってきます。

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別当覗手前からは、登山道が完全に雪に覆われました。

それでも、とびきり美しい景色の中、足取りは軽いです。

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ウサギや小動物の足跡を、こうして眺めるのも久し振り。 嬉しい。

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徐々に雪は深くなりますが、思っていた程ではない。

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美しさへの高揚感が勝って、楽しい行程です。

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7:27 甚之助避難小屋

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外のテーブル&ベンチは雪が載っていて使えないので、

小屋の中へ入って休みます。

10人程の宿泊者が居ました。

皆丁度、起床~朝食を終え、出立の準備中。

この小屋まで来て泊まって帰る人、昨日登頂してここで泊まった人、

皆さんそれぞれに、雪の山を楽しんでおられます。

昨日登頂された方から情報を聞きますが、

皆が黒ボコ経由で、エコーライン方面は殆ど居ないとのこと。

昨日の山はガスと強風で辛かったそう。

我々は好天に恵まれて感謝、感謝。

  

小屋から上、標高が上がるにつれて、雪景色も高山的になってきます。

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びっしりと付いた霧氷。

朝日に照らされて、思わず声が出る美しさ。

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標高を上げても積雪の増加は想定に遥か及ばず、意外に少ない。

前日までのトレースがしっかりしており、ラッセル無し。

ワカンもアイゼンも要らない楽な行程が続きます。

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美しい自然の様々な姿に目を愉しませて貰いながら、

『本当に来て良かったー!』

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プチモンスターも沢山♪

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少々急斜面のトラバースになる谷に沿った道を抜け、

黒ボコ岩へのつづら折急斜面へと向かいます。

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斜面上部へと近付くにつれ、景色の様がとても素敵になってきます。

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斜面てっぺんに出ると黒ボコ岩。 8:44

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今日は何だが特殊メイクがされています。

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バカはとりあえず登る。

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この先は直ぐに弥陀ヶ原。

白山ドッカーン! 目指す頂が突然見えます。

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ここまで来ても、積雪は思っていたのの半分程。

ちょっぴり期待外れ。

  

霧氷がびっしりと付いたハイマツ林の中を

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五葉坂を登って、

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雲の上へ来たぞーっ! って実感する。

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坂を登り上げれば室堂。 9:15

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小休止後、お宮に一礼し、

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頂上へ向けてアタック・・・

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室堂から上の辺りでも積雪は30~40cm程。

新雪で硬くも無く、滑らず楽に歩けるので、アタックなんて感じじゃないです。

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只、夏道歩きと違って、

ここまで雪の上を歩いてきた疲労は確実に溜まっているので

結構ゆっくりペース。

天気が良くて気分も良いので、のんびり行きます。

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加越国境の峰々~下界はまだ秋の雰囲気ですが、

目の前の景色は完全に冬。 白。

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今日の青空はとびっきりで、素晴らしいコントラストに胸が空きます。

   

山頂直下の雪渓では、スキーを楽しんでいる方。

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大きな斜面を滑ろうとしても、まだまだ岩々藪々で困難な感じですが

初雪+好天で我慢できなかった方々が大勢いたようです。

   

頂上付近へ出ると、

流石に厳冬期の様な雰囲気には及びませんが、冬山の風情です。

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祠の石垣にもエビのしっぽがびっしり。

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中へ入って一礼。 10:18

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そして、頂上の標柱へ。

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わ~い♪

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今日は素晴らしい快晴。

乗鞍も御岳も北アルプスの峰々も、はっきりと見えました。

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目の前に在って、今からでも行きたくなる大汝峰、剣ヶ峰。

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同じ場所の山なのに、何故こんなに積雪が違うのか不思議。

  

亀さん発掘したら

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お湯を沸かしてお昼御飯。

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やはりこんな場所では、カップラーメンが御馳走。

  

明日からはまた下り坂なので、

今日は飛行機雲が何本も見えていた。

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暖かいものを飲んだり、暫し寛いだ後は、

荷物をデポして、

アイゼン・ピッケルで、某所の偵察へ行きました。

ネット上でも雪のある時期の記録は殆ど見ないとのこと、

急傾斜地なので、慎重に、慎重に・・・。

アイスバーンに爪を立てて、ピッケル突き刺して降下しましたが、

最後に横たわる斜面が吹き溜まりの様で

いくら掘ってもサラサラと崩れて進めず、

やはり・・・

少し離れた場所から眺めて戻りました。

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あの向こう側・・・

    

戻るのも慎重に。

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オプショナルツアーを楽しんだ後は、

お喋りしながらのんびり戻ります。

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12:26 室堂へ

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おやつ休憩や、トイレを済ませて

再び五葉坂~弥陀ヶ原へ。

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日が昇って気温が上がって、

霧氷はすっかり落ちてしまいました。

ハイマツも、その他の木々も、朝の様な美しさはありません。

   

一人だけツボ足のトレースが見えたエコーライン方向へ進みます。

少々ラッセル。

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朝とは違う景色を・・・

時間にも十分余裕があるし、少し欲が出ました。

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別山はやっぱ、カッコイイね。

昨日か?の、スキーのトレースも2本。

まだ藪が出ていて夏道がちゃんと分るので、迷わず進めます。

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気温が上がって暑い暑い。

砂防新道への合流で、腰を降ろして休憩。 喉が渇いた。

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13:48 甚之助小屋

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14:38 中飯場

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もう残り少し。

木漏れ日の雑木林の中を、疲労した脚でトボトボ行きます。

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朝は暗くて気付きませんでしたが、

別当出合手前まで下ってくると、素晴らしい紅葉でした。

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15:07 吊橋渡って、ゴール。

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車まで戻る道脇の斜面も素晴らしいブナの黄葉。

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登山者以外にも、紅葉狩りの方々の車が沢山来ていました。

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市ノ瀬~白峰~勝山へと帰る道中、

どこも見事な紅葉が目を愉しませてくれて、

嬉しいおまけでした。

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長い長い一日。

みっちゃん今日もありがとうございました。

   

素晴らしい青空、最高の天気、雪景色。

白山の神様、今日もありがとうございました。

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2012年11月 3日 (土)

プラモ

 

以前(何故か?)妻が買ってきて放置してあったコイツを、

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(私的には BOEING 777-300ER が欲しかった)

長男と一緒に作りました。

                

パーツ数39点のお気楽レベルですが、

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それでも定価1,890円。割引で1,000円の値札が貼られていました。

だから買ってきてくれたのね・・・。

 

こうした事はある程度慣れてきた長男、

上手くニッパーを使っています。

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脚の部分は細かくて難しいので、

ほとんどお父さんがやりました。

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でも一番難しいのは、デカールと呼ばれるシールを貼る作業。

糊付きの台紙にプリントされたシールをハサミで切り分けて、

水に数十秒浮かべて、台紙から剥がれた処を貼ります。

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肝心の鶴丸は上手くいきましたが、

背中に入る 『 JAPAN AIRLINES 』 メインのロゴは大失敗。

細長い窓のプリントも細々に千切れて大失敗。

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「もう、シール無しでいいか?(^^;)」

長男に許しを乞うて、勘弁してもらいました。

 

手抜きで塗装とかは無しですが、集中して2時間程の作業。

目がショボショボになりました。。。

 

やっぱ飛行機はカッコイイね。

机の上にでも飾っておきなさい。

 

次はもっと複雑なのに挑戦しよう。

戦闘機とか船がいいかなぁ。

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冬入の週末

 

だるま落としの様に一つ一つやっつけてきた仕事の上に、

更に二つ三つと、ドスンドスンと降ってきた感じ。

今週は2時間残業程度が続いたが、

週明けからはまた当分の間、遅くまでの残業が決定。

来週楽しみにしていた友人とのお酒も、泣く泣く断りの電話を入れた。

 

この週末は、

貴重な休養時間。

 

                    

水曜日からの低気圧・前線通過~寒気流入で、一気に寒くなった。

とうとう我が家でも暖房が入った。

そうしないと、朝、子供達が布団から出てこない。

 

気温の低下と共に、子供を送ってゆく親が増えるからか

毎年、真冬へ向かって通勤時の混み方が酷くなってくる。

少しずつ、自宅を早く出る様にしなければならない。朝の気が重い。

こんな時期こそ、

渋滞に関係無く時間通りに移動できる自転車通勤!

そうすれば、重たい気持ちは一気に爽快感へ反転し、渋滞車列を横目に

気持ち良い汗をかいて、素晴らしい一日のスタート ・・・といきたいのだが、

深夜残業では自転車通勤はダメ。

 

はぁ・・・。

 

 

この寒気で、金曜日の白山はついに別当出合まで白くなった。

Bettoudeai

弥陀ヶ原のカメラは先週からガードの中になって、

もう、景色を見ることはできない。

Midagahara

アクセスに関しては、

百万貫の岩辺りでもまだ秋の景色で、市ノ瀬まで問題無さそうだが、

Hyakumanngann

市ノ瀬~別当出合は、既にスタッドレスタイヤでないと不安か。

                        

冬の北陸、週末に好天が巡ってくる確立はぐんと低くなる上に、

次に大きな寒気が来たら、

いつ白峰のゲートが閉じられてもおかしくない状況になってきた。

別当まで車で入れるのは、この週末が貴重なチャンスかもしれない。

 

仕事の山の前に、白い山行っときたい。

 

 

私がこれまでに購入した道具の中で、

抜群に 『想像以上』 の良さだったボリエールの革靴 『スーパーラトック』

やっと、コイツが出番の季節。

Img_6706

この靴を履いて雪の上を歩いているだけで幸せを感じる。

重量はそれなりだけど、とにかく、冬用靴の暖かさに感動した。

米国3M社開発の、『シンサレート』 という特殊な織物?のハイテク断熱素材が

インナーに使用されています。

私にしては相当思い切った高価な買い物でしたが、これは大正解。

大切に、長く、履き潰したい。

 

道具の点検。

アイゼン、ワカンは靴に装着してみて、

ストラップの長さ調整が狂っていないか?痛んでいないか?状態をチェック。

実際の現場でそんなことやってられないからね。

 

各部のネジやリベットは緩んでいないか? OK。

 

ワカンの爪が少々痛んでいたので、

Img_6707

ペンチで挟んで直す。

Img_6712

まあ、大した事ではないが、

先が開いたまま使用を続ければ、

いずれスポット溶接が千切れて破損が進むだろう。

雪面への食い付きも、多少は影響するだろうし。

 

心から楽しむ為に、

どんな些細な事も、

目に付いた、思い浮かんだ不安は全て取り除きたい。

 

バーナーの燃料まだあったかな?

グローブはどれとどれを持って行くか・・・。

何を何枚着てたっけ?持って行ってたっけ?

色々引っ張り出して、部屋に並べて・・・

 

わくわくするね。

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