長男と白山 (その1)
昨年来の約束だった子供との白山登山。
本当は上の子二人と一緒に行くはずだったが、
長女は最近微妙なお年頃で、辛い事から逃げがちで・・・
で、夏休みの宿題が未だに危機的な状況とのことで、
今回は長男と二人でのチャレンジ。
今まで父親としての私が持っていたイメージは、
長女の方が向上心があって挑戦をいとわないタイプで、
長男の方が弱腰でいつも逃げてばっかり・・・ と、思っていた。
行程の内容や、これまで一緒に登った山などと比較して
白山登山の大変さや時間などもちゃんと説明した上で念を押しても、
長男が揺ぎ無い心で、笑顔で 「行く!」 と言ってくれた時には
本当に意外で、とても嬉しかった。
「だって雲の上へ行けるんやろ?(^^)」
「雪あるんやろ?」
彼の頭の中はメルヘンだ。
AM 2:30 起床 3:00自宅発
ガソリン入れたりコンビニへ寄ったりしながらも、
4時半には順調に市ノ瀬へ到着。
朝食・排便を済ませて、始発のシャトルバスを待つ。
大人400円 子供200円 (片道)
定刻 5:00 1台では乗り切らなかった、満員の登山者を乗せて出発。
5:18 別当出合 さあ、しゅっぱぁ~つ!
徒歩の吊橋を渡ることなんて普通はあまり経験が無い。
この揺れを楽しみながら渡って、砂防新道へ進みます。
序盤は石組みの急な登りが続く。
眠そうな長男でしたが元気良くグイグイ行きます。
と、思ったが、案の定直ぐに休憩。
『 頑張る → 疲れる → 休憩 → 頑張る → 疲れる → 休憩 』 よりも、
『 頑張らないでゆ~っくりボチボチ行く → 止まらない 』 の方がいいんだよ。
今までにも何度も言ってきた事だけど、今日もまた。^^
うん。^^ 順調順調。
ゆっくりペースなお陰で、昨日の自転車の疲れが残っている私も、順調。
5:57 中飯場
知らない方と一緒に向き合って談笑・食事ってのも、山ならではか。
ここから先は花が増えだして
『 ソバナ 』
里で見る藤袴に良く似た 『 ヨツバヒヨドリ 』 と、『 クサボタン 』
『 シシウド?アマニュウ? 』 『 キオン 』 『 センジュガンビ 』 『 カメバヒキオコシ 』
こんなのに逢えると私のテンションが上がる
『 ハクサンマイマイ 』
ご近所で見られるカタツムリに比べて随分デカイ。優に倍はある。
『 キツリフネ 』 と、う~ん・・・オトギリソウの仲間?
6:38 別当覗を過ぎる辺りから陽が射して来る。
「やったー♪ 赤兎山の高さ越えたぁー!」 って長男嬉しそう。
よく高さを覚えてたね。
『 何アザミ? 』 アザミは種類が多い。『 (タカネ)マツムシソウ 』
7:24 甚之助避難小屋 (標柱は旧避難小屋の位置にあるもの)
ここまでは樹林帯の中ばっかりだったが、ここからは雄大な眺め。
気持ちイイ~~~!
高い山へキタぁ~って感じがしてきたねぇ。
長男も元気が出てきた。
実は私、これまでは砂防新道から来ると南竜道へ右折するルートばかりで、
エコーライン、トンビ岩、展望歩道は踏破済だけど、
甚之助小屋~黒ボコ岩で観光新道へ合流する区間は今回が初めて。
色々な人から伝え聞く情報などで、
『 観光新道よりも花が少ない 』 とのイメージを持っていたので、
正直余り期待していなかったのですが、
いやいや、なんのなんの、
素晴らしいお花畑の道でした。
そのお花畑までの途中で出会った、
『 ヤマハハコ 』 と、なぜか一枝だけ紅葉していた 『 ナナカマド 』
お花畑の風景は・・・
続編へ つづく。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おはようございます♪
長男君、ついに白山やっちゃいましたかっ!!
これは一生忘れられないですね。
去年はお盆でお花がだいぶ少なくなってましたが、
今年は砂防新道でもまだ見られたのですね。
ってボクとFumiさんでは、注視力が違うのですが!!^^;
続編楽しみしてますね♪
投稿: ぴろぴろ | 2012年8月21日 (火) 08時01分
ぴろぴろさん、おはようございます。
やっと行けましたぁ!(^^)
長女と二人連れてよりも、
長男と1対1ってのが逆に良かったのかもしれません。
私にも余裕が出来て、
久々に色々と話ができて良い時間でした。
『ゆっくり登る』ってのも良かったです(笑)
色んな人との会話や触れ合いがあって。^^
お花も素晴らしかったですし、
昨年の白山紅葉はトホホでしたが、今年は期待できそうですよ♪
秋の白山の計画などどうですかぁ?^^
投稿: Fumi | 2012年8月21日 (火) 08時33分