小さな大工さん講座
福井工業高等専門学校では、毎年数々の公開講座が行われています。
自律ロボットやソーラーカー製作などの科学工作や、プログラミングなど、
また、作文講座や英検合格を目指す受験対策講座まであります。
今回は、長女・長男と一緒に、環境都市工学科の
『 小さな大工さん講座「建築模型をつくろう!!」 』 を受講してきました。
受講料は無料です。
朝10時から始まって、昼食を挟んで夕方4時まで、
結構みっちりと頑張ります。
子供には辛いかなとも思いましたが、
工作大好きの我が子、中々楽しめていた様で良かった。
あっという間に過ぎた1日でした。
最初は、日本家屋の構造や部材の名前を学ぶ講義から。
受講者(子供)10名程+親 のこじんまりとした教室。スタッフ5名。
優しくて美人な女性の先生が楽しく教えてくれますので、授業も退屈しません。
この後、製作工程の説明は正式な部材名を使って行われるので、
ちゃんと覚えないとね。
『土台』は、基礎の下の地面かと思っていましたが、
正しくは基礎の上に載る最初の木材。基礎との結合部だと初めて知りました。
『火打土台』 『火打梁』 初めて聞く名も多く、説明を聞くのも面白かった。
先ず、墨が引かれた板の上に基礎に見立てた角材を組んでいきます。
ちゃんと、『床下換気口』を作り、
『束石』に見立てた部材を並べ、『床束』を立て、『大引』を載せます。
こんな感じで、土台部が出来上がります。
実際の建物の棟上とは順序が違いますが、
小さな模型では後から内部の造作は不可能なので・・・。
柱を立てる位置を避けて『根太』を配置します。
『柱』を立て、ちゃんと『筋交』を入れて壁を立ち上げます。
短時間でこの工程は難しかった。
筋交の切り口の角度や長さをきっちり出すのは大変。技術も要る。
更に、
本当なら、先に壁部分だけを組んで完全に接着が完了してから、
固まった壁の骨組みを土台に付けると良い仕上がりになりそうだが、
柱を一本ずつ立てながらは・・・
子供と二人、4本の手を駆使しても、何度も壁が崩壊した。
マンツーマンでも苦戦する親子が多い中、
二人の子をみていた私は結構頑張った。と、思う。
相変わらずの長男、
本体の工作の合間に
余った材料を掻き集めて、大人の目を盗んで、色々と作って遊んでいます。
優しい先生にも、
「君は自由人だなぁ~(^o^)」 って褒められて?
美人先生に色々話し掛けられるのが嬉しかった様で、ニコニコでした。
早く続きをやりたくて仕方が無い子供達、
短時間で昼食を済ませたら、
午後の部は内装を作ります。
骨組みの本体と別に内装を作って、
組み合わせて楽しむ模型です。
長女はこんな感じの仕上がり。
長男のはこんな感じ。
最後は、
一人ずつ写真を撮ってもらって、
はい。
よくできました。
面白かったね。^^
これで、
長男の夏休みの宿題の工作、
代用できないかな? ^^;
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コメント
ああ~っ!
こんなんやってるんですね。
近くにいながら全く知りませんでした。
来年、三男と参加してみます。
プラモ講習といい、Fumiさんの子供に生まれりゃよかった(笑)
投稿: koukeihaya | 2012年7月29日 (日) 20時13分
こ、koukeihayaさん
あ、あ、あああ、あなたが私の子供に!?


え?!三男君が我が家へ養子に!?
また、なんちゅー恐ろしいコトを言うんですか、
由緒正しき剣士の卵を預かるなんて畏れ多いコト、
想像しただけで辛くなります
是非、親子で美人先生の講義を・・・
投稿: Fumi | 2012年7月30日 (月) 00時09分
うわ~!
こんな面白そうなイベントしてたんですか
先日の恐竜作りもそうですが
Fumiさんこういったイベント探すの上手ですね!
模型作り子供より大人の方が本気(夢中)になったり・・・
投稿: taizo | 2012年7月30日 (月) 23時08分
taizoさん、こんばんは。
私は特にアンテナ張ってないので良く分かりませんが(笑)
たぶん子供が学校から持ち帰ってきたプリントか、
新聞や広報の情報です。^^;
それをお嫁ちゃんがチェック → 私に引率命令
そんな感じ
我が家は子供も私も工作大好きなので、
互いに自分が自分がで闘いです(笑)
投稿: Fumi | 2012年7月31日 (火) 00時59分