帰郷 竹鼻のまつり
ゴールデンウィーク後半は里帰りです。
盆暮正月GW
とにかく子供が
従兄弟に会って遊ぶこと、
爺さん等に甘えて何か買ってもらうこと、
実家の犬にあうこと、 等々を楽しみにしていて、
「ぎふへおとまりにいく!」
連休となれば帰郷以外の予定は許されません。
恒例のこれが家族旅行の代わり。
でも、只それだけだと私はつまらないので、寄り道をしたい。
「はやく家へ行ってや!」 と怒りにかかる子供達をなだめつつ、色々画策します。
今日は道中、垂井の曳山がありましたが、
関ヶ原近辺から、手前の国道で既に酷い渋滞。
裏道抜けて大垣の向こうへ回って、もう一箇所別のお祭りを見に行く事にしました。
私の故郷の南隣、羽島の竹鼻へ。
例年は半数ずつの山車巡航であったのが、
今年は特別に全13基が曳揃えられることとなり、今日がその日。
時間的に少し遅くなってしまい、残念ながら壮観な勢揃いの眺めは見逃しましたが
それでも、
街中に巡行する山車から流れる生演奏のお囃子が漂い、
とっても私好みの雰囲気です。
山車の一階、裏方には太鼓や笛の奏者が入っていて、
二階には演者やからくり人形。 トンボを持って電線を避ける係。
各町の男衆が、 拍子木の打ち分けによる合図で山車を進めたり回したりします。
山車が行き交う旧道の商店街を、竹鼻別院目指して歩きます。
商店街の中程には、漆喰で塗られた見事な構えの造り酒屋がありました。
門前町的な街道から西へ一筋入った場所にお寺があります。
境内の立派な藤棚が有名です。
先ずは靴を脱いで本堂へ上がり、お参りを済ませてから、
子供と一緒に、習字や、太平洋戦争に関する展示などを見ました。
今日は憲法記念日、終戦~今日の平和についてなど考える日ですね。
その後、観光を続行。
見事な野田藤は樹齢300年以上だそうです。
藤を背景に家族写真を撮ったら、
再び商店街へ出て、屋台で子供を遊ばせたり、買い食いしながら戻ります。
漆と螺鈿で飾られた山車に掛けられている幕は、どれも見事な刺繍です。
どの山車も、『見送り』と言われる背中側に掛けられた幕が何だか粋で、
去ってゆく姿が格好良いです。
伝統あるお祭りって、本当にいいですね。
さて、実家に着いたら、ひとっ風呂浴びてビール!ビール!ビール!
じい、ばあ、兄弟家族。
皆の顔が揃う時間。大勢での賑やかな食事。
就寝の間際まで、酒を片手にお喋りを楽しみました。
めでたし、めでたし。
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コメント
竹鼻でも山車が出るんですね
今日は揖斐川町も祭りで山車が出ていました
垂井の子供歌舞伎は素晴らしいですよ
去年見ました
信長の事だったけど面白かったです
義経千本桜などもやるみたいです
竹鼻の藤も有名ですね
GWあっという間に過ぎてしまいますね
今日はゆっくり休みました
投稿: マサヒ | 2012年5月 5日 (土) 21時28分
マサヒさん、こんばんは。
もう、美濃から越前へ戻ってしまいました。
連休も明日で終わり。思い出の整理をしています。
垂井の山車も見たい見たいと以前から思っているのですが、
車だと中々近付けませんね(^^;)やっぱ自転車で行かなきゃ(笑)
山車を舞台にしての子供歌舞伎。いいですねぇ。
お囃子と、華やかな衣装と・・・一生懸命な姿。
かわいくて、思わず心から拍手しちゃいますねぇ。^^
宵山もあるのでしょうか、来年こそは見に行きたいです。
ホント、あっという間に休みが終わります。
投稿: Fumi | 2012年5月 5日 (土) 23時57分