奥平26本目
天気予報をチェックせずに自転車で出勤してしまった。
昼前から雨。
激しい雷雨。
でも、まあ、前線通過型のこんな雨は長くは続かないハズ・・・
大概1時間以内にピークを越える・・・ハズ。
午後からもシトシトと降り続いていたが、
夕方前には止んで、
終業時には、路面は半乾きになっていた。
晴れ男。^^
車体やウェアは多少汚れるけど、
空気がひんやりと気持ち良い。
山間部はかなり濡れているだろうけど、
明日は仕事の関係で練習できそうにないし・・・
今日も行こう♪
昨日の疲れがしっかり残っている。
さすがに2日続けての限界追い込みは無理だ。
時計は、17分台に戻った。
でも、焦りや迷いは無い。
ここのところタイムの伸び悩みが続き、
更にサイクルフェスタでの仲間の凄い走り、結果の数字を目の当たりにして
大きな焦りが心を支配してしまって、少々自分を見失っていた感があるが、
昨日、『間違いなく限界』という辛さまで追い込んで走ってみて
求める結果が出た事で
最近の自分が大きな勘違いをし始めていた事に、はたと気付いたのだ。
強くなる事への欲求が強過ぎる余り、
近道ばかりを模索しすぎて、大切な事を忘れてしまっていた。
例えて言うならば
『 ポジションを見直して修正すれば → 速くなる 』 とか、
『 トレーニング方法を見直せば → 効率良く強くなる 』 とか、
そういった単純で短絡的な図式に直行する思考回路になってしまっていた。
もっと極端に言えば、
『できるだけ短時間で強くなる方法は無いか?』 的な
『楽に速くなる方法は無いか?』 的な
そんな脳ミソだ。
本当に強くなりたかったら、人より少しでも前へ出たかったら、
トレーニング方法を工夫する事、
理論に基づいた科学的な裏付けがあることは
それは間違い無く大切。
でも、
効率を求めるということは、理論やテクニックを学ぶという事は、
楽をする為の方法論では無いという事。
『 自転車は、乗ったら乗っただけ、走ったら走っただけ強くなれる。 』
『 トレーニングは、やったらやっただけ裏切らない。 』
私が走り続ける原動力は、逃げずに練習へ向かう為の心のエネルギーは、
二年前のあの日、あの人から貰った言葉。
今も変わらない。
初心忘るべからず。
学ぶ事も大切だけど、結局その先には、やっぱ近道なんて無いんだ。
とりあえず、
迷わず走ればいいんだよ。
それでこそ俺なんだ。
その積み重ねが、一番当たり前で大切な事。
昨日、今日で、
そんな風に、自分を取り戻すことが出来ました。
梅雨に入って走れなくなると、また何か悩み出すんだろうケド、
とりあえず今は、
心の雲が晴れてきた思いです。
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