霜の朝 麦
今朝の自転車通勤は寒かった!
路面は凍結。
田畑は霜が降りて真っ白だった。
思わず止まってしゃがみ込むと
畦道の草が、まるで高山植物みたいな雰囲気になっていて、
朝日を浴びて美しかった。
細い苔の隙間の隅々にまで付いた霜が特に綺麗。
まるでビロードの様な見た目だけど、
手触りは、暖かいベルベットとは大きく違う。
『麦踏み』という農作業がある。
福井へ来てからはあまり見聞きしたことが無いので、
雪の積もらない地方の習慣なのかもしれないが
秋に蒔かれ発芽した麦の若芽の根が霜柱によって浮き上がってしまうと、
足袋を履いた足で踏みつけて歩くのだ。
(今の時代は、おそらく機械的なローラーか何かで行うのだと思う。)
冬から早春に掛けて、何度かこの作業が繰り返される内に、
倒され、折られしながら育った苗は、根つきが良く
分けつが良くて収量が増え、太くて倒伏しにくい良い麦に育つそうだ。
その姿、成長過程に共感し、
麦といえば、
厳寒の中を、何度踏まれても立ち上がって立派に成長する
不倒不屈の代名詞でもあったが、
最近ではその様な例えはあまり聞きかない。
品種改良されて、踏まれずに育つようになったのかな?
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コメント
Fumiさん、おはようさん♪
今朝もご飯が美味しいです(^^)
歴史マップ、ここからダウンロードできます♪
http://www.city.fukui.lg.jp/d210/collabo/chiiki/event/nannbumap.html
「誇りと夢・わがまち創造事業」(地区連携コース)の
一環として、福井市南部の3地区(麻生津・文殊・上文殊)が
連携し、3地区に存在する歴史遺産マップを製作。
投稿: YAMA | 2012年1月19日 (木) 06時06分
YAMAさん、おはようございます。
ご飯が美味しいのが何より一番!
食欲はその他の全ての欲を支える基本?ですよね(笑)
情報ありがとうございます(^o^)
歴史散策はポタ・ライドにピッタリのテーマですね。
またMTBで巡りましょう♪
投稿: Fumi | 2012年1月19日 (木) 07時00分