秋の白山ぐるっと(出発準備編)
久々の山歩きを楽しんできました。
白山南側を、別当出合 ~ 砂防新道 ~ 南竜道 ~ 南竜ヶ馬場 と歩き、
トンビ岩コース(南縦走路) で 室堂 へと登り、
大汝峰 ~ 七倉の辻 ~ 清浄ヶ原 ~ 楽々新道へ入り 小桜平 ~ 新岩間温泉
南北に縦走する こんなコース です。
今回のメンバーは、YAMAさん、obaさん、Takagiさん、ぴろぴろさん、みっちゃん
私を入れて、計6人です。
入山・下山地点が異なるため、
集合したら、先ずは白山の北側、下山地点の新岩間温泉へと車を走らせます。
ココに、帰りの回走用に車を2台残し、
乗り合わせで次は白山の南側、市ノ瀬へと走ります。
周回コースでない縦走路を歩く場合、段取りが大変です。
10月8日(土) 夜7時前、
既に暗くなってしまった駐車場で、どうにかベースキャンプの設営を終え、
気温が10℃を大きく下回る冷え込みの中、
皆で持ち寄った食材で 『キムチ鍋パーティー♪』
楽しく明日への鋭気を養います。
それぞれが気を遣って多めに色々持ち寄ったので凄いボリュームになりましたが、
美味しくペロリと平らげました。
山の夜は早いです。早々に撤収、テントへ潜りこみ就寝。
皆さんあっという間に夢の中へ落ちてゆかれました。
私も、シュラフ二枚重ねで保温対策はバッチリにし、『さあ寝るぞ♪』 と横になりますが
夜更かし癖が染み付いているためか、中々眠くなれません。
9時半頃に、和歌山から遠路はるばる御参加だった obaさん が到着され、
テントを覗かれましたが、誰も起きようとはしません。
「ごめんなさい。宴会終わっちゃいましたぁ。鍋全部たべちゃった。^^;」
「起きててって言ったのにぃぃぃ・・・」
oba さんゴメンナサイ。
「しゃぁない。寝るわ。」 トボトボと車へ戻られました。
うつらうつらが延々続き、中々熟睡できません。
折角意識が途切れそうになった処へ駐車場に車の出入りがあったり、
車中泊の人が、暖をとる為に夜中にエンジンをかけたり。
日付が替わる頃からは、光るチョッキを着た警備員の方が何人か現れて、
巡回や交通整理に当っておられました。
寒い中、あんな真夜中から・・・お疲れ様です。
トイレや、気分転換にテントから出て、
よ~く冷えた美味しい空気を吸い込みながら上を見上げると・・・
息を呑む美しさの、正に満天の星。
夜半前は、まだ夏の星座が見えていました。
夏の大三角に、天の川もよ~く判ります。
朝が近付くにつれて、星座は秋~冬へと移りました。
冬の大三角、オリオン、おおいぬ、こいぬ、双子、おうし・・・
そ~っとテントへ戻って、カメラを持ち出し、露出15秒。
学生時代、夏休み・秋休みには、乗鞍の大黒岳の上へ望遠鏡やら機材一式上げて
テントを張って合宿するのがサークルの恒例行事でした。
あ~・・・今でも望遠鏡あるんだった・・・
子供にも星見せてやらなきゃなぁ・・・。
あ~・・・
あぁ~・・・
うつらうつら・・・
遠い、遠い朝でした。
4時に起床。朝食。
絶不調です。睡眠不足だけかと思いましたが、鼻、頭痛、体がフラフラする感じ。
風邪? こんな時に・・・。
市ノ瀬から先はマイカー入れませんので、
シャトルバスに乗って登山口の別当出合まで移動します。
辛い、頭痛い、山道をバスに揺られ、完全に酔いました。
あぁ~・・・吐くかと思った・・・。
登山開始です。
秋の白山ぐるっと(前編1)へ続く・・・
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