海 焚火 植物
パン、焼き飯、焼きうどん。今日も簡単料理だ。
洗濯物干し。
主夫の日をそれなりにこなして、何となく体が空いたのが3時頃。
妻は夕方まで帰ってこないし、長女は友達の家。
エネルギーが余ってる男子チームで出掛けた。
「たきびしたい。」 とのリクエストに応えて、
今日は三里浜。
あ~・・・ 秋の空だねぇ。
早速砂遊びを始める子供達。
放っておくと、その内自主的に焚き木を集め始める。
焚き付けに最適な小枝や葦の様なモノから、大きな材木まで、
豊富な流木で、薪には不自由しない。
波で洗われ、表面をサンドブラストされた流木は美しいです。
砂浜歩きは退屈しません。
流木や貝殻など、自然物の造形美はもちろんですが、
様々な漂着物を観察するのは飽きません。
「おっ!ルアー。」
コレは長男が気に入ってお持ち帰り。
「あっ・・・・」
愛犬かなにか、亡くなったペットを何処かに埋めたんでしょうね。
浜には、
海で捨てられた物、川へ流れ出し、川から海へとやってきた物、
海の向こうからやってきた物、
色々な物が転がっています。
さあ、燃やそうか。
風が強くて肌寒い夕方だけど、
焚火があると温かい。
沖へ目をやれば、この寒い中、今日もサーファーの姿。
お!すごいすごい!
見てると寒くなる・・・。
火をくべろ。
広~い広い場所だから、
いっぱい駆けずり回って遊びます。
大自然的な、ちょいと雄大な風景です。
ここ三里浜は、鷹巣~三国にかけて以前はかなり大きな砂丘でしたが、
テクノポートの開発により大部分が失われました。
それでも、砂丘特有の貴重な植物群落が残っており、
福井県の『すぐれた自然データベース』では、
区分A
(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの)
に分類されています。
鷹巣海水浴場に近いエリアでは、オフロードカーの進入によって荒されたり、
砂浜の侵食も進んでいますが、
石油備蓄基地に近い北寄りの辺りは、海水浴場になっていないため
人が訪れることも少なく、この様に植物が繁っています。
夏に満開になる 『 ハマゴウ 』 まだ花が残っています。
この丸い葉は、『 ハマヒルガオ 』
初夏に、朝顔そっくりなピンク色の花をいっぱいつけます。
『 ウンラン(海蘭) 』
可愛い花です。
意外に、こんなものも多く見られました。
『 オナモミ 』
子供の頃、『ひっつきむし』にして友達に投げつけたりして遊びましたね。
このように、砂浜に流れ着いて発芽したのか、
有史以前かなり古くに大陸から侵入した『史前帰化植物』と考えられているそうで、
私達にも馴染みの深いひっつきむしですが、
実は最近では減少しているらしく、絶滅危惧種(レッドリスト)に登録されています。
そうこうしている内に陽が傾いてきました。
こんな場所だから、火事の心配なんて全く無いんだけど、
子供への教育の為にも、
最後はちゃんと火の後始末をさせます。
「煙が消えるまで全部埋めろよ~。」
海はいつ来ても癒されます。
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コメント
浜辺は宝物の山ですね(^-^o)
いろんなものが流れ着くから探すのも楽しいでしょうね
特に日本海側は韓国の者が多いでしょう
者はもう来ないか(^-^o)
五木ひろしの浜昼顔は良くカラオケで歌いました(^-^o)
今日は寒かったですね
寒くなるのが早すぎます
投稿: マサヒ | 2011年10月 2日 (日) 16時44分
いいですねぇ~。
砂浜での焚き火、特に寒くなってくると火の暖かさが余計ありがたく感じます。
流れ着いた流木は、時に塩分などが結晶していて綺麗な炎色反応を見ることが出来ます。
そんなことも子供さんたちには良い野外授業になるのでしょうね。
三里浜は僕もだお好きな場所です、でも三里浜から北潟にかけての砂丘がどんどん開発されてゆくのが見ていてとても悲しいです。
投稿: A-FOCUS | 2011年10月 2日 (日) 20時27分
マサヒさん、こんばんは。
さすがに工作員はもう来づらいでしょうが(笑)
ハングルのゴミは本当に多いです。
プラスチック系のものは容易に自然に還りませんから・・・
まあ、酷いもんです。
色々と観察してる分には面白いんですけどね。^^
五木ひろしさんは、福井が出身ですね。
浜昼顔・・・ゴメンなさい(TT)私知りません・・・。
投稿: Fumi | 2011年10月 2日 (日) 22時40分
A-FOCUSさん、こんばんは。
リアカー無きK村馬力借りようとう努力するもくれない。
Li赤 Na黄 K紫 Ba緑 Ca橙 Cu緑 Sr紅
え~っと・・・化学の時間に一生懸命覚えたのに、
殆ど忘れてて、調べ直しました(^^;)
塩は塩化ナトリウムだから黄色系統ですね♪
海水の結晶だと、その他のミネラル分も存在するから、
予測外の色が出ることもあるのでしょうか。^^
波松~富津辺りの海岸でも、
私が学生の頃には、海岸道路から波打ち際までの間に
かなり高い丘の様な砂がありましたが、
今は侵食が進んで、砂浜自体が今に無くなるんじゃ?って感じです。
護岸工事にかなりコストが掛かっているハズです。
河川にどんどん、ダム・砂防ダムを造って自然な土砂の流出が無くなっていますから、
砂浜を維持するだけの供給能力が阻害されているんですね。
投稿: Fumi | 2011年10月 2日 (日) 22時54分