秋の白山ぐるっと(前編2)
南竜ヶ馬場を後にし、トンビ岩へと登ります。
ゴツゴツの岩場を登り、どんどん標高が上がります。
背後からデッカイ別山が見守ってくれています。
道中、脇へ目をやれば 『チングルマ』 の綿毛。
いかにも高山な、 可愛い風景です。
上へ行く程岩が大きくなってきて、雰囲気が盛り上がってきます。
(画像提供 ぴろぴろさん)
このコースは、やっつけると中々の満足感(疲労感)です。
『やったどー!』 AM 8:50
(画像提供 みっちゃん)
ナンとかと煙は高いところへ・・・
トンビ岩の上でポーズをとってみました。
(ぴろぴろさん、男前に撮っていただいて有難うございました。)
視線の先には・・・
雲海の上に御岳山が頭を出しています。
今日は、もう一本東の展望歩道へ行くと、相当素敵な景色が見られたみたいです。
さて、ナンとかと煙は・・・更に背後の岩にも乗っかって
(みっちゃん、男前に撮っていただいて有難うございました。)
視線の先には弥陀ヶ原が広がっています。
ここから先は台地的になって、道も緩やかです。
植生はハイマツ林になって、典型的な高山の風景です。
(画像提供 みっちゃん)
森林限界の原野の中をゆったりと歩いてゆきます。
(画像提供 ぴろぴろさん)
程なく室堂に到着。 AM 9:15
(画像提供 ぴろぴろさん)
本来なら、真っ赤なナナカマドの実が彩りを添えてくれるハズの風景ですが、
ほんの僅か、数える程の実が申し訳程度にあるだけ・・・。
室堂センター前のテーブルは大賑わい。
我々も仲間に入れていただき、おやつを食べます。
(画像提供 YAMAさん)
トイレを済ませ、ペットボトルに水の補給をし、再出発。 AM 9:35
一礼し、白山神社『奥宮』の鳥居をくぐって、
御前峰への道から左へ分岐し、トラバースで大汝峰を目指します。
この道から振り返った眺めが大好きです。
小さくなってゆく室堂の建物、背後にはカッコイイ雄大な別山、
更にその向こうには奥越の山々、そして空の造る眺め。
『雲の上に居るぞー!』って実感が湧いてきます。
水平線、地平線なんて言葉がありますが、
ここに居ると、下界と山の上を分ける、別の『平線』を感じます。
一週間ほど前?立山などが初冠雪した時にここでも降ったようで、
ハイマツの根元や岩陰には雪が残っていました。
高山植物達も凍えています。
尾根を一つ越えると
夏を過ぎても消えない千蛇ケ池の万年雪。
(画像提供 ぴろぴろさん)
御宝庫の峰をバックに
さて、大汝峰へとりつきます。
(画像提供 ぴろぴろさん)
とりあえず見えているのはピークではなく、尾根の端です。
手も使って、岩場を登ります。
(画像提供 ぴろぴろさん)
道がつけられない岩場では、赤ペンキのマークが道標です。
これを辿って進みます。息を切らせて尾根道に上がると、頂上が見えます。
(画像提供 YAMAさん)
登りつめれば、大汝峰(2684m)頂上です。 AM 10:20
(画像提供 YAMAさん)
頂きというのは、やはり格別。
(画像提供 ぴろぴろさん)
てっぺんを踏む満足感って、いいですね。
正にパノラマ。
御前峰・剣ヶ峰・翠ヶ池
福井県~岐阜県の向こうまで
あっちから、こっちまで、ぐる~っと。(↓ 画像大きくなります)
さて、ここまで来たら後は基本下りですが、
まだまだ先は長いです。
秋の白山ぐるっと(後編1)へ続く・・・
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コメント
白山の雪は越年で残るんですね
懐かしい白山の風景を見せてくださって有難う
室堂はまだ営業していますか
白山の尾池巡りも良いですね
エメラルド色の湖水を見て・・・
天気が良いので何よりでしたね
キムチ鍋 皆さんで食べて語って・・・参加したかった(^-^o)
これだけ快晴で御嶽もはっきり見えるので槍も穂高も見えたでしょうね
良いなぁ
投稿: マサヒ | 2011年10月10日 (月) 17時14分
マサヒさんこんばんは♪
いつか、マサヒさんと白山をご一緒するのが、
私の数ある夢の中でも上位5位以内に入っています。^^
汗をたっぷりかいて、室堂に着いて、
残念無念。
「冷えたビール!1000円でも買うぞ!!」
ってハズの私でしたが、この時は体調が優れず・・・
残念ながらパス。
前夜の宴会にマサヒさんが居たら、
余りにも盛り上がり過ぎて、
間違いなく周囲から苦情が入っていると思われます。
槍も穂高も、雲の上の浮島の様に美しく見えましたよ。^^
いつか白山デートお願いしますね♪
投稿: Fumi | 2011年10月10日 (月) 22時18分