初秋の庭 曼珠沙華
今年は、花壇を彩るような華やかな苗を入れなかったので、
花が減る今からの時期は、宿根草などの落ち着いた和の雰囲気が中心です。
『 ミズヒキ 』 飾り紐の水引に似ているとのこと。
30cm位にまでなる長い花穂を出します。
茶花として、生け花に使われたりしますね。
日本の庭に合います。
『 フジバカマ(藤袴) 』 の仲間
フジバカマは秋の七草に数えられます。
春の七草と違い、秋の七草は食べられません。
風知草の鉢から 『 ギボウシ 』 が出てきて、花を咲かせました。
アケビやクレマチスの蔓が絡まる中に、
真新しいカマキリの卵が産み付けられていました。
この、垂れた様な仕上がり具合はチョウセンカマキリのものです。
実際には、これ自体は卵のうと呼ばれる固いスポンジの様な物で、
この中に卵が沢山詰まっています。この状態で冬を越す訳です。
「おかーさーん!カマキリの卵みつけたぁー!」 と、
学校帰りの子供が枝ごと拾ってきたりしたら、
間違っても家の中に置いておいてはいけません。
ある日突然、部屋の中に大量のミニチュア・カマキリが湧き出します。
(この画像は、よそ様よりの拝借です。^^;)
秋明菊の葉の上に、アマガエル。
ウチの庭にはアマガエルがとても多い。
当然、冬には冬眠し、春には産卵したりするのだろうが、
冬眠中の姿や場所は一度も見た事がない。どうやって冬を越すんだろう。
卵もオタマジャクシも見たことないなぁ。
ちなみに、あまり知られていないが、
アマガエルの皮膚には結構強い毒が分泌されている。
小さくて、あまり怖くないし、子供でもついつい捕まえて遊ぶが、
触った手で目や粘膜に触れてしまうと、時には酷い結膜炎を起こしたりするそうなので
アマガエルと触れ合って楽しんだら、ちゃんと手を洗いましょう。
今、自転車通勤の九頭竜川堤防は、
曼珠沙華が満開です。
彼岸花。
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コメント
Fumiさんおはようさん♪
秋はジテツウが楽しそうですね。曼珠沙華も
良い感じですね。アマガエルに毒があるとは
知りませんでした。さすが、虫花博士!
カマキリがうじゃうじゃすごいです。ぞ~
えさ不足で共食いするのでは?
投稿: YAMA | 2011年9月29日 (木) 05時20分
YAMAさん、おはようございます。
一匹だけを見ればちっちゃくて可愛い生き物も、
ですね(笑)
数がいっぱい集まると、ぞ~
狭い箱にでも入れとけば、間違いなく共食いしそうです。^^;
庭に限らず、身近な環境にも色々な生き物が沢山居て、
興味を持ち出すと、どこまでいってもネタは尽きなくて。
おもしろいです。^^
この歳になっても、
子供の頃と同じ様に、虫が好きです(笑)
投稿: Fumi | 2011年9月29日 (木) 07時33分
あぁ、曼珠沙華もお庭に咲いてるのかと思ったw
投稿: MA310 | 2011年9月29日 (木) 12時32分
MA310さん、私はお庭にあっても良いんですが、
お嫁ちゃんがこの赤色あんまり好きじゃないそうで・・・
投稿: Fumi | 2011年9月29日 (木) 12時52分