峠峠峠、峠
今日は琵琶湖岸の 『 湖北水鳥ステーション 』 発着で、YAMAさんと一緒に
このコース図、スペックが、概ね今日の全てを物語っているような気がしますが、
一応レポート。
水鳥ステーション発 AM7:00
湖岸道路を南へと。
今日のコースは、一旦山道に入ったら補給は期待薄なので、
長浜市街のコンビニで買出し後東進し、長浜IC前~R365~伊吹山方面へ。
道の駅 『 伊吹の里 』 前を経て、
姉川沿いに(県)40号線で山奥へと向かう。
左手に姉川、右手に伊吹山の採石場。
姉川は所々深い谷となり、渓谷美も見られ、交通量も少なく気持ちの良い道。
お喋りを楽しみながら、どんどん遡って・・・登って・・・
集落に入り、こんな標識のある交差点まで来て
YAMAさんがGPSをチェックして行き過ぎに気付く。
偶々近くに居た地元の方に、国見峠への道を尋ねると
「橋を二つ戻りなさい」とのこと。
「ありがとうございましたぁ。」折角登ってきた道を下ります。
言われた通り橋二つ目まで戻るが、標識も看板も無い。
半信半疑で、川の土手道へと分岐を進むと、
「あった!」
「え~・・・これ? ^^;」 随分と心細い道だなぁ・・・。
YAMAさん調べによると、ここ最近ようやく全線舗装がされたばかりとのことで、
それならロードバイクで行けるだろうとの期待で今回のコース。
入梅以降、今年は度々豪雨的な降水量、先週の台風もあり、
案の定、道はかなり荒れていました。
良いコンディションになったかと思えば、
また荒れて
とにかく全線、落石が多い。
長~い、長~い登りを、やっつけてゆくと、
やがて、稜線にそれらしき鞍部が見えてきて
峠到着!
県境、ゲートがあって、祠があって、いかにも峠! 中々良い雰囲気です。
駐車場があり、登山者のものと思われる車が多数停まっています。
案内看板によると、ここより尾根道で伊吹山まで、登り3時間。下り2時間半。
ゲート脇に登山道が始まっており、
駐車場から望む伊吹山は、こんな距離感。 遠いね。
峠を下れば岐阜県側。国見岳スキー場を経て、
春日局ゆかりの春日村。下りは本当にあっという間。
この辺の地区は、川沿いの斜面にへばりつくような集落でした。
とってものどかな山村。
集落内で北へ進路をとり、
再び登って、登って、登って、
長者平スキー場を過ぎ、登って、登って、
こんな峠に出ます。
『緑資源幹線林道 関ケ原・八幡線 春日・久瀬区間』 という道です。
またまたあっという間に下ってしまう豪快ダウンヒル。
下った先のT字路は、揖斐高原スキー場日坂ゲレンデの下の空き地。
空き地にある古ぼけた公衆便所に、何故かこんなのが繋がれていて、
この彼に見送られながら、
三度の登り区間へ。
景気が良かった時代には賑ったんだろうなぁ~・・・って感じの、
一昔前のリゾート地的な雰囲気の場所を抜け、
ゲレンデ上部まで登り、
更にその奥のつづら折りをやっつけると、
こんな地味~な峠。
峠を下って、一つ目の集落で道を確認。
(県)274号をR303まで下り、西隣の鳥越林道で登り返すコースを目指す。
完全に『坂バカ』ですね。
マニアックなツーリングだなぁ・・・。
坂内川沿いのR303へ向けて、獲得標高を一気に吐き出す高速ダウンヒル。
坂本集落までやってきて、飲み物が無くなっていたYAMAさんが、
村に一個?的な自販機を見つけて補給。
この集落も、通り過ぎてきた春日村の集落も、
集落全体が見渡せる『火の見やぐら』がありました。
R303に出て、道の駅 『 夜叉ケ池の里さかうち 』 で休憩。
ダチョウ肉の入ったコロッケに喰いつく。
ここよりR303西進。トンネルを二つ過ぎると
林道への分岐があります。
最後に本日のメインディッシュ。
頑張ってやっつけます。
標高1000m以上まで登るのです。
ガードレールがベコベコです。
一番暑~い時間帯になってきました。
3リッター背負ってきた水分も残り僅かです。
たまらず、こんな場所で休憩。
どんどん登って、登って・・・
鳥越峠の西隣にある山、金糞岳への登山口を過ぎて
もうちょっと!
来た道を振り返ると・・・めまいがしそう・・・。
は~ぁ。
つ、ついたぁー!!!
PM2:00
峠から北側を望むと、金糞岳。
南側遥か先は琵琶湖方面・・・霞んでて見えんなぁ~。
標高が高いだけあって、ここはとっても涼しい。
赤とんぼやオニヤンマが飛び回っていました。
さて、あとは下るだけ。
落ち葉、落石、慎重に。
長い長い下り。
ブレーキレバー握る手が疲れて疲れて・・・辛い。
途中、水分が尽きたYAMAさん、谷川の水をボトルに補給。
やったー!林道終点までくると
キャンプ場があり、登山者のベースみたいな場所。大きな案内看板。
周回コースがあるんですね。
さて、やり遂げた感アリアリモードで、
の~んびりと、草野川沿いの集落へと下っていきます。
集落内では、川沿いの遊歩道に桜並木があり、心地良い日陰です。
途中で川沿いを離れ、(県)265号のプチ峠越えで
下った小室の集落内にはこんな看板。
滋賀(近江)は戦国の主要舞台になった土地。
歴史的な遺産がそこかしこにあります。砦や城跡の多いこと。
「江戸時代にも競売なんてあったんやなぁ(笑)」
お喋りしながら、古い道の名残と思われるカーブを繰り返す道を抜け、
虎御前山の北を回って
一路西へと、
琵琶湖に出て、
ゴール。
今回は、観光名所などは一切無し。
ひたすら坂道。峠。
一人では絶対に行く気にならない、いや、なれないコースでした。
だけどとっても充実のライド。充実の疲労。
久々に自転車での達成感。
YAMAさん、感謝。
| 固定リンク
コメント
Fumiさん、おはようさんです♪
あいかわらずアップが速いですねえ。
私は早起き老人なので、Fumiさんの記録を
参考にしながらやっとアップしました。
もう眠いです。今日は公民館で検査が
あるんだけどねえ。変な数値が出そうです(苦笑)
お付き合い、ありがとさん!
絶対に1人では行きたくないコースでした(笑)
またよろしくね(^^)
投稿: YAMA | 2011年7月25日 (月) 06時59分
知った所ばっかりで怖いです
一緒できなくてごめんなさいねm(_ _o)m
坂内の辺りは夜叉が池登山で以前は頻繁に入っていましたがチャリをするようになってからすっかりご無沙汰です
累計獲得高度はかなり高そうで自分は付いて行けないので不参加で良かった(^-^o)
坂内はもっと峠が有ります
MTBの方が安心かもしれませんね
投稿: マサヒ | 2011年7月25日 (月) 07時00分
おはようございます
それにしても、なんちゅ~~~コースですか
読んだだけでお腹いっぱい、ゲップまで出ちゃいました
走行117kmで獲得標高が2300mって上りっ放し
坂・坂・坂・坂
僕には絶対無理なコースです
ホントお疲れ様でした
投稿: taizo | 2011年7月25日 (月) 09時11分
YAMAさん、こんにちは。
きっと今日の血液は疲労物質たっぷりでドロドロ・・・
検査結果が楽しみですね♪ ^^;
私は夜更かし中年なので、
画面の隅っこで韓国ドラマ見ながら、日記を書いていました。
もう・・・眠いです。^^;
なかなか素晴らしいコースでしたよ。
峠はいいですね♪
また行きましょう。^^
投稿: Fumi | 2011年7月25日 (月) 12時24分
マサヒさん、どうもぉ。
なんで来てくれなかったんですかぁ
この週末は二日間にわたって、

神戸町から走って夜叉が池を往復するという
トンデモナイ大会が開催されていたんですね。
坂内地区内で、ランナーの休憩所みたいな場所が設けられていました。
ホント、世の中色んな人がいますね。
ホント、なんちゅー大会・・・
涼しくなったら、MTBで御一緒できるといいですね。
いずれ山でも一緒に遊んでください。^^
投稿: Fumi | 2011年7月25日 (月) 12時33分
taizoさん、こんちはぁ~
taizoさんはゲップですかぁ、
私は、激しく上下する標高差の影響か、オナラがいっぱい出ましたぁ
ぶっ飛ばせばアッちゅう間に売り切れ必死ですが、
まあ、どうにかなるモンですよ(笑)
今度是非
100mの高度上昇で、気温は0.6℃下がりますから、
1000mだと下界より6℃低い気温♪
どうせ登るなら、思いっきり高いトコまで登ると、
とっても涼しくて気持ちイイですョ。^^
投稿: Fumi | 2011年7月25日 (月) 12時41分
いいコース内容ですね♪
「奥美濃らしさ」がよてもよいです。
坂ばかりで見ていて辛そうですが…(^^; 硬派なルートだけにFumiさんにピッタリのコースですね。
お疲れさまでした♪
投稿: ヤスジロウ | 2011年7月25日 (月) 21時03分
ヤスジロウさん、こんばんは。
坂を登るのは嫌いではないですが、
いっくら練習したつもりでも全然速くならない自分に嫌気がさしていますヨ(笑)
素敵なコースでしたが、こんな山奥、
一人では絶対に行こうとは思いませんよ。
いつも一人でドコでも行けちゃうヤスジロウさんは楽しそうです♪^^
投稿: Fumi | 2011年7月25日 (月) 21時25分
なんちゅうコースメイキングですか∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
キツさもうお腹いっぱいレベルですよ(;;;´Д`)
充分水分補給してお体ご自愛くださいm(_ _)m
投稿: ひろろー@富山 | 2011年7月25日 (月) 23時29分
ぐわわっ!!!(TT)
またなんちゅう凄いところを走って来られたんですか!!!(TT)
正しくアドベンチャーですよ!!
それにしても、道が大荒れになっている2枚の写真を見て、思わずブッ!っと吹き出してしまいましたよ(^^;;
Fumiさんが毎日登られている(朝練はその手前ですね^^;;)国見岳、今回は隣県の国見岳だったんですね(^^)
しかしコチラの国見岳は(もちろん鳥越峠も)、頂上に自販機が有るはずもなく、ホントバックパックにお水を詰めて走らないと、命の危険性もあるハードな山だったんですね(^^;;
しかも鳥越峠は標高1000m越え、いろんな意味で「命がけ」なアドベンチャーライドだったんですねm(_ _)m
しかし伊勢峠でさえ「一人は絶対イヤ」なのに、コチラのルートは尚更「二人でも怖い」ルートですね(^^;;;
投稿: タクヂ | 2011年7月26日 (火) 01時03分
ひろろーさん、おはようございます。
そちらはひろろーさんが行かれてから急激に盛り上がってるんじゃ?!^o^
お仲間での走行会、楽しそうですね~♪
富山も山山山の国。
素敵なコースがいっぱいありそう。^^
センチュリーは自走参加なんですかぁ~(笑)
投稿: Fumi | 2011年7月26日 (火) 07時20分
タクヂさん、私は大荒れの背中に思わず吹き出しましたよ
大会委員長不在国見TT大会お疲れ様でしたぁ~。^^
てか皆さん、もう国見上がる位はロングライドの『ついで』ですね。
超好タイムの連打に衝撃受けまくりです(TT)
おっちゃんは挫折感を覚えましたよ(TT)
この日はザックに鈴つけてくのを忘れちゃったので、
熊に怯えながらのヒルクライムでした。^^;
どんなに激しい険しいコースでも、
山岳大隊長のYAMAさんと一緒だと気楽に行けます♪
親子揃って、お体お大事になさってください。
投稿: Fumi | 2011年7月26日 (火) 07時34分