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2011年7月10日 (日)

魚釣りという教材

朝から町内の草刈。

役員なので終い時間も遅く、何だかんだで午前中は終わり。

寝不足+昨日の疲れもあり、私には珍しく昼寝をしました。

  

午後からは男女別チームで行動。

女子はショッピング。男子チームは九頭竜川へ釣りに。

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暑っいなー!

平年より15日早い梅雨明け。

初猛暑日も、昨年は7/20、今年は7/8

やっぱ温暖化?なの?余りにも酷いです(TT)

加越国境に湧き上がる入道雲。

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上流や山際では夕立がある季節になったのでしょうか。

遠くから見てる分には、気分爽快。 夏ぅー!

  

川とはいえ、河口より10Km以内の場所、

釣れる魚・ターゲットは淡水魚よりも海水魚がメイン。

僅か2時間ほど竿を出しただけでしたが、

スズキの子供(セイゴ?フッコ?)と、

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コノシロ(江戸前寿司のコハダですね)が釣れました。

大き目の魚は、釣れたら直ぐに棒で脳天をぶっ叩き、即死させます。

本当は、上手く血抜きするのが理想ですが、

即死させておくと、手軽に臭くなくて美味しいです。

  

子供達はじっとしていられませんから、

網で小魚や水際の生き物を捕ったり、

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生い茂っている葦(アシ)を抜いて遊び道具にしたり。

時間が過ぎるのはあっという間です。

  

帰宅後、魚を捌こうとすると、興味津々の手が伸びてきます。

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「せびれスゲー!さきっちょささるぞ!」

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「ぅわぁ~!くちんなかグロー!!!」

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片面だけウロコを削ぎ取り、手触りの感覚を比べて楽しませます。

子供にとっては、

ウロコが一方通行で生えているコト自体が新鮮な発見だったようです。

逆目に撫でると 「だいこんおろしみたいー!」

剥いだウロコを触るのも面白かったようです。

  

「ここがウンチの出るトコやぞ~」

お尻の穴から刃先を入れて、喉元まで切開。

腹ワタが見えると大騒ぎです。

「これが胃袋」 (へ~)

(残念~何にも入ってないわぁー)

「これが心臓」 (ちっちゃ!)

「これは卵巣だから女の子やな。」 (メスかぁ~)

解剖実習です。

  

「これは食べられんし、不味くなるから取ってまうんやぞ。」

最後にエラを取り除きます。

フカヒレのミニチュアを赤くしたような部位です。

「ここで水ん中の酸素を吸い取って生きてるんやぞー」

  

まな板の上に並べられる様々なパーツを触れて、

臭いをかいで。

  

解体後の本体は腹の中を念入りに洗って、

塩を振って暫く置いて。

焼いて。

  

子供達、

生臭い解体ショーに嫌気がさして食欲落ちるのかと思いきや、

小さなコノシロにまでかぶりついて、

美味しい美味しいと綺麗に食べてくれました。

  

とっても、

嬉しかったです。

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コメント

Fumiさん、おはようさんです♪
夏ですねえ。でも、夏休みはまだ先(笑)
釣れたら直ぐに棒で脳天をぶっ叩く!
お~こわ~ この方が臭くならないの?
知りませんでした。
釣った後の始末もいろいろ勉強になりますね。
理科の出前授業できますよ。どうですか? 

投稿: YAMA | 2011年7月11日 (月) 05時01分

淡水と海水の交わるところの魚はそれ程臭くないので美味しいね
ボラなんかは釣れないのかな・・・

魚を食べれない子が多い中で立派な教育です(^-^o)
釣った魚はリリースするのではなく食べるが正しい

偉い ファミリーだ(^-^o)

投稿: マサヒ | 2011年7月11日 (月) 07時00分

僕も同じころ、子供たちに入道雲(積乱雲)の説明してました


その青虫ぶっ込みポイントは
スズキ(セイゴ)が良く釣れるところですね

僕も昔は良く通いました


スズキは見た目が格好イイので
釣れると子供さん大喜びでしょうね~

ところでエビさんは居ませんでしたか?

投稿: taizo | 2011年7月11日 (月) 11時42分

YAMAさん、こんにちはぁ~

子供が夏休みに入っちゃうと、
大人はとっても大変な日々が始まります(笑)

ボコッ! っとやると、
少し痙攣を起こして、程無く動かなくなります。
コレを人間に置き換えると・・・お~こわ~
自転車乗るときはヘルメット絶対に忘れずに!ですね。^^;

子供たちの目の前で、
「ココを思いっきり叩くんやぞ」って教えて見せている訳ですから、
『命をいただいている』ということを嫌でも実感するだろうと思います。

クセの無い白身。とっても美味しくいただきました。

投稿: Fumi | 2011年7月11日 (月) 12時15分

マサヒさん、どうもぉ。

ボラも居ますよ。^^
あまり大きくないボラは、刺身で美味しいですよね。
でもやっぱ狙いはスズキです(笑)ボラいらない(笑)

お陰さまでウチの子達は魚は良く食べてくれます。^^
刺身なんかは取り合いになることもしばしばです。
小分けせず、大皿でしかおかずを出しませんので、
人気のおかずはちょくちょくトラブルを引き起こします(笑)
「あー!〇〇取り過ぎぃー!」
「おねーちゃんだってー!」
食べ物で喧嘩する子供を見るのは、情けない気持ちです

投稿: Fumi | 2011年7月11日 (月) 12時25分

taizoさん、どうもぉ。

エビちゃんはまだ出てきていませんでしたね~。
改めて夜に出動しなきゃ!今年も唐揚げ食うぞぅ!

この釣り座は人気スポットですよね。^^
先客がいて、別の場所へ入らなきゃならない事も多いですが、
猛暑の為か、昨日は先客1人だけ。
しかも竿は出さずに車中で休憩中?

スズキはホントかっこいいですね。^^
私も大喜びです。

投稿: Fumi | 2011年7月11日 (月) 12時41分

こんばんはぁ。
凄い釣果ですね、大きさからするとフッコでしょうか?。お子さん達もさぞかし喜ばれたことでしょう。
それにその後の料理と生物学の教室もきっととても勉強になったでしょうね。
かなり以前、スカットランド九頭竜の近くで仕事中スズキ釣りをしていたおじさんが見事に釣り上げ、いきなり脳天をぶっ叩いて、「あげようか」って言われたときは、思わず「要らないです」って答えてしまいました。(苦笑)
またキス釣りをしていたら急に竿がしなりビックリしてあげてみたらセイゴがかかっていたこともありました。

真夏の空の下父と息子達での釣り、素晴らしい思い出になった事でしょうね。

投稿: A-FOCUS | 2011年7月11日 (月) 20時39分

A-FOCUSさん、こんばんは。

水のある風景に入道雲。
これぞ夏ですね。^^

九頭竜川ではかなり上の方でもスズキが釣れるのですね。
一体どの辺まで遡上しているんでしょう?
真水の中でも長く生きていられるのだろうか?
不思議な生態ですよね。^^
キス釣りの外道にスズキ(笑)
とっても嬉しい誤算ですね。
凄くドキドキしそうです♪

釣りに行っても釣り以外の遊びを色々つまみ食いする我が家は、
投げっ放しの横着な釣りがピッタリです。^^;

投稿: Fumi | 2011年7月11日 (月) 21時25分

ご存じのように海水は比重が重いので九頭竜川のある程度、天菅生橋の辺りまでは普段でも川底は海水だそうです。
満潮になると舟橋の辺りまで川底が海水になるらしいですよ。
満潮になるとまるで舌のようにじわりじわりと底を伝って海水が上って来るそうです。
なので普段でも天菅生橋や布施田橋辺りでもスズキが釣れるそうです。

投稿: A-FOCUS | 2011年7月12日 (火) 19時44分

A-FOCUSさん、こんばんはぁ。

さすがに真水の中を遡上するのではないんですね。^^;
それにしても、舟橋辺りまで!
流れる川を遡る海水!おもしろいですね~。
自然の営みは本当にダイナミックです。
スズキに限らず、様々な海の生物が行ったり来たりしているんでしょうね。
おもしろいなぁ~(^^)

ありがとうございます♪

投稿: Fumi | 2011年7月12日 (火) 20時41分

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