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2011年5月

2011年5月31日 (火)

5月最終日

雨続きで、

今朝は久々の自転車通勤に心が躍りました。

  

九頭竜川の広い河川敷は、至る所ジャングルのように木が生い茂り、

むせかえる様な緑の中に、点在する島みたいに白い盛り上がりが幾つもあります。

野薔薇(※ノイバラが正式名かもしれません)が満開です。

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花芯が黄色から褐色になり始めていて、そろそろ終わりの頃です。

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花が終わると、一つ一つの花に実(ローズヒップ)が一つ一つ出来て、

秋が深まり木々の葉が落ちる時期になっても、最後まで残っています。

真っ赤な実がびっしりと付いた姿は、まるで深山で見るナナカマドを思わせます。

松岡の某橋の下流辺り(河川敷に車で入れる場所)は特に野薔薇が多くて、

緑の枝に真っ赤な実が付いたしなやかな花材が取り放題。

棘に注意が必要で、厚手の手袋をした方が良いですが、

素晴らしいクリスマスリースの材料になります。

切り取って1週間程すると、枝は乾燥して茶色く硬くなりますが、

ドライフラワーの様にリースの寿命は長く、

翌年のクリスマスまででも、充分素敵なディスプレイとして楽しめます。

  

帰りの九頭竜CRで、

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堤防の土手は、稚茅(チガヤ)の穂が出始めています。

穂は、成熟して膨らむと、風に飛ばされ塊りのまま辺りを転がる様子が

夏毛に抜け代わる時の犬の抜け毛(毛玉)にそっくり。

丁度、時期も重なるので、

初夏の九頭竜サイクリングロードでは

散歩中にブラッシング?して毛玉を落として行く飼い主さんもいて、

穂の塊りと、毛玉が混在して路面を漂う面白い風景に時々出会います。

  

その横には、成金趣味の雑草『小判草』が鈴生り。

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とっても景気がイイ眺めです。あやかりたいです。

そんな私みたいな人が、明治時代に輸入して増えた外来種だそうです。 

  

そんなこんなで、

   

【 5月の総括 】

今月の自転車通勤 9回

100Km超ライド 無し

100Km以下ライド 2回

朝練 無し

MTB山道 2回

他、ポタ 数回

  

今月の総走行距離

ロード 154.64Km

MTB 325.57Km(メーター読み)

  計 480.21Km

  

MTBと合わせても、昨年の半分以下です。超トホホです。

今年は色んな役が当たって・・・と、言い訳はいくらでもありますが、

何と言っても一番は、全く充実していない自分の気持ち。

そろそろスイッチを入れ、秋の大会に照準を合わせて着実に脚をつくっていきたい。

着実?笑わせるな。

『 秋の 』 と言っても、梅雨が明けてから2ヶ月無い。

納得のゆくトレーニングをするには余りにも短い時間です。

今更気付いても遅いですが、相当気合を入れないと、結果は付いてきません。

さて、どうしたものか・・・。

休日が潰れまくる今年。限られた時間の中で出来る事と言えば

何と言っても 『 朝練!』 残念ながら、 これしかない。

逃げたいけれど・・・選択種は、これしかない。

まことに残念ながら、これしかない。

ああ、書いてしまった・・・。

やるしかない。

  

今週末に厄介な検査が入ってて追い込まれてるんで、

来週から。ね。 ^^;

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2011年5月29日 (日)

雨の日は

午前中は、全身濡れながら資源回収。腰痛い。寒い。超寒い。

熱いシャワーを浴びて昼食。

午後は、悪天続きで貯めていた洗濯物をフル回転でやっつけ、

お嫁ちゃんと一緒にコインランドリーへ乾燥に。

共稼ぎが多い福井、さすがに皆さん行動パターンは重なる。

込み合っている中、夫婦連携プレーで、なんとか乾燥機二つを確保し、

放り込んだら、近くの書店へ立ち読み。

乾燥済を回収後は夕食の買い物&酒の買出しをして帰宅。

  

夕方~夕食前の時間を、汚くも落ち着く空間で、酒飲みながら。

(この眺め、お嫁ちゃんに文句言われるのも仕方ないなぁ・・・。)

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ようやくMTBが体に馴染んできて、ポジションが出てきた。

先日、幅が広すぎると感じていたハンドルバーと、

少し高いな~と感じていたコラムを、昼休みに職場の電動工具を使ってカット。

ハンドルは左右1cm、計2cm縮め、コラムは1cmダウン。

一気にやってしまって失敗しても元には戻せないので、控えめに刻む。

で、その分、シフターやブレーキレバーが中央へ寄り、フレームに近付いたので

ワイヤーのアウターが長めになってしまい、だぶついた見た目が少し気になる。

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今日はアウターをカットします。

先ず、フロントのディレイラーから取り掛かりました。

ワイヤーをフリーにし、

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かしめてある末端を切断。

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次に、シフター部を外から見るとネジの頭が見えます。

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これを外すと

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ワイヤーのヘッドが見えます。

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末端側からワイヤーを押してやると、ヘッドが出てきます。

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ワイヤーを引き抜いたら、

ハンドルを左右目一杯にきってみながら、適正なアウターの長さを確認し、

余った部分を切断します。

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その後、アウターの末端を処理する部品をかませながらワイヤーを挿し戻し、

末端のかしめ → 仮決め → 調整です。

何度も変速をしながら、センスと根気が要ります。

次はリアブレーキに掛かりました。同様の手順です。

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ブレーキワイヤーのヘッドは、この部分。

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後からでも良いのですが、忘れない内に、後々ちゃんと微調整が効くように、

アジャスターのポジションを適度な位置にしておきます。

出過ぎも入り過ぎもダメだが、どうしてもワイヤーは伸びる物なので、

どちらかと言うと、将来的にアウターを伸ばせる方向(短め)にしておく。

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アジャスターの溝を合わせると、ワイヤーが外せて、引き抜けます。

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あれ!ちょっとほつれてるけど、この位はまあ許容範囲。

先程と同様に、左右にハンドルをきって長さの確認後、アウターカット、

ワイヤー挿し戻し → 末端かしめ → 仮決め → 微調整です。

同様にリアのシフターも。

  

注意!!!

ちなみに、とても重要なポイントですが、

切断用の工具は切れ味の鋭い、それなりに良いものを使いましょう。

ワイヤーの切り口がほつれてしまったり、変な癖がついてしまったり、

アウターの切り口が潰れてしまうと、ワイヤーが通りません。

にっちもさっちもいかなくなって、新しい物を買いに走るハメになります。

ワイヤー通しは繊細な作業。

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これで、後ろへ流れている三本のカットが済みました。

最後に、一番走りに直結し、気になるリアディレイラーの調整。

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一番外側の二枚と、一番内側の二枚をスムーズに行き来するように、

リアは、コツをつかめば、意外に簡単です。

フロントは結構難しい。

  

さて、出来上がり。

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見た目僅かな違いですが、適正なアウターの長さは、シフトの精度にも大切。

気分的に、とってもスッキリしました。

  

「ごはん出来たよ~♪」の声が掛かってしまった。

サイコンのセンサーは明日にしようっと。

  

追伸:

P自転車整備技能専門学校を受講したお陰で、

この様な作業もこなせるようになりました。

校長・教頭に感謝です。m(__)m

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2011年5月28日 (土)

憂鬱な

福井の入梅はまだ発表されていないようですが、

体感的には完全に梅雨の天気です。

  

この週末は、校区の資源回収。子供会役員の私は、車に乗って労働です。

集積場の受け入れは日曜の午前中ですが、

我町内は約二百件もの大所帯。当日の朝回っていては間に合わないので、

土曜日の内に回収をほぼ終わらせてしまうのが慣わしです。

種類別にトラックに積み込み、

乗り切らなかった分は町内の公民館に集めておくのですが、

万が一、荒天により日曜の受け入れが中止や延期になったら、

回収済の新聞・雑誌・ダンボール・瓶等、次回回収日までの保管が大変。

天気予報を睨み、気が気でありません。

  

どれだけ事前に通知しても、毎年言われていても、

いまだにビニール紐を使って縛ってあるものや、

回収をしている我々を見て「ちょっとまてて!」と、慌てて準備を始めるもの。

『待ってられるかいっ!』って思うけど、結局後から回らないといけない。

日曜はダラダラと出し続ける者がいるので、中々終わらない。

  

明日はピストン輸送と、再回収に回る者とに手分けしての作業。

   

今年は、子供会の役員に、PTAの委員、町内の夏祭り実行委員に壮年部。

色々と重なっていて、休日がいっぱい取られちゃいそう。

  

全て楽しく和気藹々とやれれば、全く苦でないのだが、

私の住んでいる新興住宅地では、

そもそも町内会や子供会へ入ることすら拒否しようとする者が居るくらいで、

隣近所との付き合いも殆どしない、非協力的な人が少なくない。

そんな人に限って何かと文句も多く、世話する側に回ると何かと大変。

  

愚痴はさておき、

  

【 今朝の庭 】

雨の合間は、暗いけれど色鮮やか。

  

『 カクテル(薔薇) 』

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種不明ですが、薔薇。

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一重の大輪は存在感があります。色も上品な雰囲気です。

私はどちらかと言うと一重の薔薇が好きですが、

妻はこの様なものを好んで買ってきます。

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八重もまた、いかにも薔薇らしい豪華さがあります。

   

『 ナニワノイバラ 』 は全て散ってしまいました。

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結実が良く、後には大きなローズヒップが出来ますが、凄い棘。

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膨らんで、赤くなって、褐色になって、落ちます。

こぼれ種から芽が出ます。

  

『 ユキノシタ 』 が咲き始めました。

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デコった大文字草って感じです。

  

『 ツボサンゴ(ヒューケラ) 』

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今年は 『 クレマチス 』 に花が多くて嬉しいです。

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デッキ前の足元に、『 ニワフジ(庭藤) 』 が茂っています。

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背の低い木で、蔓のような枝が枝垂れます。

下から覗き込むと、白い花が沢山。

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名の通り、藤にそっくりな花姿です。葉も似ています。

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下に花がついてしまうので、

美しさの割には全く目立ちません。

花を楽しむには、鉢植えにして高い場所に置くなど、工夫した方が良さそうです。

毎年新芽から長く伸びるので、冬、落葉している時期に切って整えます。

秋の黄葉まで、美しい葉姿が楽しめます。

   

妻が久々に花を活けてくれました。

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さて、資源回収。

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2011年5月25日 (水)

支給日

今日は、待ちに待ったお給料日。

帰宅すると、お嫁ちゃんからお小遣いの支給。

今月はGWがあったコトもあって、序盤からかなり厳しい運営でした。

終盤は大好きなお酒もロクに飲んでいなかった。

「買出し行くぞぉー!」

昨日、小学校の自転車教室を終え、お墨付きをもらった長男がルンルン♪で同行。

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子供達が通う学校では、4年生になって自転車教室を終えないと、

子供だけで自転車に乗る事が許されません。

私は、過保護すぎるのが嫌なので、

うんと小さい頃から(勿論指導の下)バンバン乗らせてますが、^^;

嫌な子に見つかると、

「あ~!あかんのやぞー!」とか、「いいつけるぞー!」とか言われた様です。

晴れて、そんなウザったいコトから開放されて、長男嬉しくて仕方ありません。

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近所のコンビニまで2Km程の往復。

  

急いで帰宅して・・・今日は久々に飲めます。

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幸せ。

夕方の庭を眺めながら、至福の時間です。

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まあ、どうでもいい話題でしたね。

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2011年5月24日 (火)

麦秋

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五月晴とは本来、梅雨の晴れ間を指す言葉ですが、

今日は正にそんな気分の自転車通勤でした。

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庭では、一重の薔薇が美しいです。

『 カクテル 』

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『 ナニワノイバラ 』

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控えめでおしとやか、私好みの美人な佇まい

『 チョウジソウ(丁字草) 』

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大好きなので三鉢+地植えにもしてある

『 フウチソウ(風知草) 』

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窯焚を手伝わせていただいている陶芸家さんの、

登り窯の脇に転がしてあった割れた瓶をもらってきて鉢にしたもの。

今の時期ではまだ葉が伸びきっていないので、今一ボサッとした感じだが、

夏にはさらさらと風になびき、涼やかな見た目が良い。

風鈴が似合います。   

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2011年5月22日 (日)

雨上がり

6時前に目が覚めて、布団の中でゴロゴロしていたら雨の音。

強く降ってきた。二度寝。

8時半位に子供達が 「おなかすいたー」 と起しに来た。

『あ~。今日は主夫の日。』

朝食を済ませ、未だ雨が本降りなので・・・と自分に言い訳し、洗濯機は回さなかった。

パソコンの前に座ったり、

庭に出て、軒下のテーブルでコーヒーを飲んだり、読み物。

だらだらしながら過ごした。

たまにはこんな日もありでしょ・・・。

昼前、雨が止みに掛かった。

雨上がりの庭は色鮮やか。

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我が家の庭は、他所様よりもうんと、酸素やマイナスイオンの濃度が濃いはず。

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この空間に居ると、本当に気持ちが落ち着く。

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ナニワノイバラが、時折、はらりはらりと、散り続けている。

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昼食を終える頃には、雨は完全に上がっていた。

『 雨上がり = 魚とり 』 男子達が行こう行こうと煩い。

   

妻が帰宅後、夕方近くになって出陣。

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田植えが済んだ水田。風が良く通って気持ちがいい。

やっぱり雨上がりは魚がとれる!

次から次へと。

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「大きいのはもう入れる水槽が無いから逃がすよ。」

「いややー!もってかえるぅー!」

子供を説得するのが大変。 まあ、とりあえず収穫はバケツへ。後から選別。

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食用ガエルのおタマでかっ!

・・・おタマは要らない。

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カエルも要らない。

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お~デカイのとれたぁー! 立派なフナ。

  

「おいこみしよー!」

末っ子がコッチで網二つで水路をとうせんぼして、長男があっちから追い込んでくる。

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一網でこんな感じ。

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そりゃぁ、楽しいわなぁ。

採れる魚の8~9割が『タイリクバラタナゴ』外来種だ。

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2時間近く遊んだ。

大漁!大漁!

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大半をリリースするが、ドンコ用の餌を少しと、

水槽の中が単一的なのはつまらないので、観賞用にも、色々な種類を少しずつ。

美しくて大きなタナゴと、ウシモツゴを1匹。ヌマエビ少々。お持ち帰り。

  

モツゴは好戦的なので、複数の雄を同じ水槽で飼うと戦ってばかりいる。

ガラスに映った自分にまでつっかかっていく位。

   

ヌマエビは、水槽内で増える藻をせっせと食べてくれる。掃除屋。

でも、大きな魚の水槽に入れてはダメ。すぐに食べられてしまう。

飼育して初めて知ったが、大型のフナはかなりの捕食生物。

金魚の餌なんかじゃ満足してくれない。

意外や意外、自分の口に入る大きさなら、小魚をバンバン食べる。

ドンコ用の餌にとタイリクバラタナゴを入れても、

サイズが小さ過ぎると、先にフナが食べてしまう。ドンコは鈍い。

フナの口には入らず、ドンコの口には入る。そんなサイズを吟味しなくてはならず、

メンドクサイ。

・・・とまあ、収穫を三つの水槽に振り分ける作業も、

子供と一緒に賑やかな時間。

  

あ~。自転車乗らないまま、日が暮れる。

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2011年5月20日 (金)

三国祭

先週、小松の祭りへ行ったばかりだし、

月末?(^^;)で予算的に問題が有るので、鱈腹夕飯を食べてからゆ~っくり出発。

竹田川の堤防に車を停め、外に出ると、

太鼓や、山車を動かす時の笛等が聞こえてきて、気持ちが浮く。

神社前に集まっていた山車が帰っていく時間だ。

先ずは三国神社に参るのが先なので、正面の通りへと歩いて行くが、

つい、野良打ちに聴き入って(&見入って)しまう。

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腕自慢の素人が、地(ベース)と、即興の二人一組で、

途切れる事無く延々と打ち続ける。それが野良打ち。

一しきり打ち、舞ったら、地に回り、

後ろでウズウズしながら待っていた打ち手が飛び入って腕を披露する。

阿吽の呼吸でローテーション。

私は野良打ちを見るのが(聴くのが)大好き。

福井では他に、

舟橋の黒龍神社で行われる盆踊りに置かれる野良打ちの太鼓がいい。

暫く眺めたら、子供達に急かされ境内へ。

メインの通りで人ごみに揉まれながら、どうにか御参りを済ませて、

ようやく、広い境内をぶらぶらと。

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「今日は一つだけやぞ~。」 って言ってあるので、

子供達、何で遊ぶか選ぶのに時間が掛かります。

隅から隅まで隈なく回って・・・

私は、緋毛氈の敷かれた縁台が並ぶ飲食店に気が行って仕方が無い。

七味をたっぷりかけたモツの煮込みで日本酒とか・・・やりたかったなぁ。

  

熱中する子供達の頭越しに、大人達も熱が入り、思わず声が出る。

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「おー!そろったぁ!やったなぁ。^^」

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末っ子。

自分で景品を選んで、とっても嬉しそうでした。

よかった。

三国の神様、有難うございます。

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今朝の庭

『 シラン(紫蘭) 』 が見頃になってきました。

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木々の葉が大体出揃って、夏らしい感じになってきました。

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『 ナニワノイバラ 』

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一つ一つの花の命はそんなに長くなくて、既にかなり散っていますが、

蕾のストックが多く、次々と咲いてくれるので、まだ楽しめそうです。

下からでは良く見えませんが、

2階の窓から見ると、1階下屋の上にかなり広がってきました。

いずれ、2階の窓にも届くかなぁ。

  

『 クレマチス 』 が咲き始めています。一番オーソドックスな6枚花弁。

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同じ一株が伸びたものなのに、花弁の数は結構バラバラです。

4枚

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7枚

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八重の 『 オダマキ 』

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『 チェリーセージ 』

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某元州知事のこぼれ種が問題となっていますが、

我が家の庭でも・・・

バラの鉢に出てきた 『 ノースポール 』

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これは、問題なし。

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2011年5月18日 (水)

仕事帰りに歴史ポタ

最近定時で仕事を上がれる。

  

自転車通勤。

いつもは、やや郊外寄りの道が通勤路だが、今日は気紛れで街中寄りを帰った。

  

昔のお城は想像以上に敷地が大きい。

今の福井城のお堀は、いわゆる本丸の部分だけで、

元々は、複雑な形の堀が、更にその外側に4~5重にあった。

お城を中心にして、様々な位や関連職の住居などが順に広がっていたのだろうから

どこまでが城郭なのか私には良く判らないけれど、

本来あった一番外側のお堀は、南が当然足羽川。

西は今の片町通り辺り。

東はJRの線路を越えて荒川。

荒川のFM福井のとこに掛かる橋から桜通り方面へと

現在の、あの広い通りに沿って北へと堀が続き、

養浩館庭園や市立郷土歴史博物館の北側へと、ぐるりと囲む。

(博物館の辺りは発掘調査が行われて、復元されている。)

そして、更にその外側に、城下を守るための堀や土塁があり、

街道がこの『城下』を出入りする部分には門が設けられていました。

街道を南から福井へと来ると、九十九橋を渡って、照手門から城下へと入ります。

そして、城下町を通り、北の出入り口が加賀口御門。

    

前置きが長くなりましたが、

この 『 加賀口御門 』 から北進する旧北陸街道を辿って帰りました。

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外様大名のくせに大きかった加賀藩に対して、これでもかと警戒しまくった様で、

門の外には、更に三方を囲む濠があり、

ここを中心に東西に長く土塁と濠が築かれていたそうです。

名残の用水が流れています。

そんな由緒ある場所なのに、この立派な石碑の前はゴミステーションでした。

  

門跡から1Kmも行かない場所に、一里塚跡があります。

モータープールの隅っこに、石碑だけ。

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この先、数百メートル行くと枡形のようなクランクを経て、

その後は、お泉水通りに合流します。

  

更に北へ数百メートル進むと、

松本小学校前を過ぎて、西へとゆる~い斜めで離れていく典型的な旧道。

この先は住宅街を抜け、フェニックス通り・R416を横断して旧ピアまで続き、

ピア跡地の南縁をなめながら東へ向いて、

フェニックス通りの一本東側の住宅街の中を北進後、

高木辺りで再びフェニックス通りへと合流します。

  

ありがちな、旧道と新道が行ったりきたりするパターンではなくて、

お泉水通り、フェニックス通り、更にR416号とJRの大きな軌道が

右へ左へと好き放題に街道を切り刻んでいるので、

いちいち大通りを渡って行き来するのが面倒。

特に遺構や史跡らしきものも見当たらないので、

街道巡りの風情は全く無いエリアです。

  

で、街道が九頭竜川にぶつかると、そのものズバリ、地名が舟橋。

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橋のたもとに、

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四天王うんぬんと彫られた石碑が並んであったので、帰宅後調べたら

四天王家は、福井藩初代藩主の結城秀康がやってくるよりも以前から

この地に居て渡しや舟橋の管理をしており、

江戸期以降も代々世襲で、9代にわたって橋奉行を務めたそうです。

  

ちなみになんと、なぜか、

その初代は本能寺の変で信長を殺してしまった明智光秀の家臣で、

あの森蘭丸を討ち取ったという人物。(四王天又兵衛政実)

そんな四天王家が、どうして秀吉が治めた時代も途絶えずにいられたんでしょう?

それどころか、秀吉の従兄弟である青木秀以(大野城・北の庄城主を歴任)

にスカウトされて福井へやってきたそう。

きっと優秀な人材だったんでしょうね。

  

長くなりましたが・・・

  

この橋を渡ると、次の一里塚があった稲多の宿場。

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あまり、綺麗に整備されているとは言い難いですが・・・石碑などがいくつか。

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この先、稲多元町~下森田へかけて、道自体はとっても判り易い街道跡ですが、

べんがら格子やうだつの様な、そんな宿場の名残はありません。

住宅街に、古い商店が多いのが、ちょっぴりそれっぽいかな。

  

福井市は、戦争時の空襲、そして終戦僅か3年後には福井大震災、

更にその僅か1ヶ月後の豪雨で、足羽・九頭竜両河川での水害と、

3年間で3度も街が壊滅した土地。

震災時、福井平野の全壊率は60%を超えたそうです。

街道跡が綺麗に残っていないのも無理はありませんね。

そんなどん底から這い上がった街。

故に、福井のシンボルマークはフェニックス(不死鳥)なのです。

  

歴史ポタはここまで。

写真に撮って残すような収穫は少ししかありませんでしたが、

帰宅後の復習が勉強になりました。

  

九頭竜川沿いに、いつもの橋へと戻りながら、

最近、仕事を上がってから夕食までが我慢できなくて・・・

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帰宅しても夕食まで少し時間があるので、

子供に、「ゴハン前はおやつとかつまみ食いしちゃダメ!」って言ってる手前、

私が何か食べてると、「ずりぃー!」って子供達が騒いでグダグダになったり・・・。

一人で、風に吹かれながらの~んびり食べるのが、幸せ。

  

ちなみに、昨日も・・・。

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悪い習慣だなぁ。

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2011年5月17日 (火)

5月の庭

春物の花はだいたい出切りました。

我が家の庭で、一年で一番花が多い季節です。

  

『 サラサドウダン(更紗灯台)ツツジ 』

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相当可愛いです。

  

『 チェリーセージ 』

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庭の通り道などに植えておくと、

通る度、枝葉に体が擦れると甘~いハーブ系の良い香りがします。

強健種ですので、痛んだ部分はどんどん切ってしまえばOK。

見た目の美しさが保てます。秋まで咲き続けます。

  

『 オダマキ 』

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『 ブルーベリー 』

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結実が楽しみです。

  

『 スズラン 』

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『 (ラビットイヤー)ラベンダー 』 ウサギの耳がついています。

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雑草に混じってなんとなく居続けている 『 アジュガ 』

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モッコウバラのパーゴラと南の庭を繋ぐエリアの木や屋根を覆っている

『 ナニワノイバラ 』 満開です。

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とっても日本的なバラです。

なんてったって『野いばら』ですから、丈夫でどんどん伸びます。

強力なトゲが大小沢山つきますので、

人が寄らない壁や屋根に這い上がらせるのが良いでしょう。

剪定や誘引の手入れには皮手袋が必要な程、棘々。

咲いた花はほぼ全て結実し、それもまた悪くない見た目です。

が、やがて親指の頭くらいに育って落ちてくる実が、また、強力な棘々。

  

ホトケノザに似ていますが違う花。 『 タツナミソウ 』

名も知らぬ雑草ですが花が可愛いので、そのまま増やしています。

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『 ミニバラ 』

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玄関先の 『 キングサリ(金鎖) 』 が満開になりました。

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水槽の 『 ドンコ 』 結構長生きしてくれています。

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なんかつかまえた?

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まだ蚊も居ないし、

庭が最高な季節です。    

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2011年5月15日 (日)

新路開拓アドベンチャー

フェニックススタジアム集合でMTB。ぴろぴろ・マコトブラザーズとご一緒に。

今日は、スタジアムから程近い羽坂町から林道を上がり、

西郷林道~西部林道4号線の更にその先を探索する予定。

連結が不明な下一光または殿下方面へ抜けるルートを探る。

ぴろぴろさんやYAMAさんが、何度かその周辺を走っているものの、

その『連結部分』は空白エリアとのこと。

ぴろぴろ隊長が地図を準備し、地図では不明な山中は航空写真でも調査済み。

行程中、状況に合わせて色々と説明して下さりながら、

3人で協力しての探検ライドとなりました。

  

AM7:00集合で、先ずは羽坂から登り

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気持ち良い朝の新緑を呼吸しながら、お喋りが止まらず、

気付けば、あっという間に西郷林道とのジャンクション。立体交差です。

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西郷林道は、センターラインが有る立派な林道。

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快適に標高を稼ぎながら、大芝山へと差し掛かると再びジャンクションが現れ

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西部林道4号線に接続します。

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ここから先はダート。

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大芝山荘を過ぎ、下り基調になると、豪快な走りが楽しめます。

スピード出しすぎると、プロテクターが欲しい位怖い。

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途中、リゾート的な素敵な池があります。

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周辺も、東屋?や散策路が整備されていますが、人っ子一人居ない山の中です。

とっても素敵な雰囲気でした。

  

金刀比羅山を目印に、右側に下一光方面へと分岐する道を二筋程確認しながら、

とりあえず、4号線が何処へ出るのか、行けるのか?を確かめる為に進みます。

が、やがて終点。突然道が無くなる。

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崖崩れや崩落ではなく、道自体がここで終了。引き返し。

ここへ来る途中、数百メートル手前に、左側の殿下方面へと下る支線があった。

古いが、轍らしきものがあったので、車が上がってきてるってコトは続いている?

期待して下ってみるが、やがて道全体が藪に覆われ始めて、2度目の撤退。

引き返しの押し歩きは凹む。

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殿下方面へのショートカットは無理と判断して断念。

先程目星を付けておいた下一光方面への支線を下る。

一つ目支線への入り口正面に金刀比羅山ピークが見えていて、

『コッチだよ♪』って呼んでる様に見える。

程なく分岐があったが、金刀比羅山を鉢巻するように行けば良いのだから、左へと。

倒木、藪等が多く、全く車が通れる状況では無いが、自転車はどうにか行ける。

「おっ!ケンメリのスカイラインや~。^o^」

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私が免許を取りたての頃は既に一世代前だけど、憧れの車だった。

こんな所で、運転席に座る夢が叶うとは・・・

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・・・入りきれなかった。

「車が有るってことは、道がつながってるってコトだよな?」

皆、テンションが上がって進む。

が、やがて崖が崩れて?塞いでいる箇所に出てしまった。

又も撤退か?いや、一光へ下りれなければ全行程を引き返す可能性が高まる。

本当に行けないのか?慎重に偵察。

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「どうにかなりそうやぞー!」

協力して担ぎ上げ&手渡し降ろしをすれば、向こう側へ出れそう。

よし!やろう!

斜面に三人が並んで、人介戦術で自転車を上げる!運ぶ!下げる!

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崖崩れの向こう側は道まで落差があった上に、

こんな時に、よりによって、斜面に生えているのが棘たっぷりの木々。

伝い下り、飛び降りたりしながら、棘刺さってちょい出血で、どうにか成し遂げた。

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困難に打ち勝つとテンション上がる。

さあ!どんどん行こう!

でも、明らかに、さっきから判ってはいたけど、ここは全然使われていない道。

中々困難な道程。

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やがて、登山道?になって、終にこんな状態に。

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ああ・・・(TT)道が無くなってる。

またも撤退。

さっきまでのワハハモードから一転、奈落の底へ。

あの崖崩れを戻るのかと思うと気持ちが折れそうだったけど、

どう見ても他に方法が無い。

泣く泣く藪漕ぎで戻って、再び協力して崖崩れ箇所を戻る。

  

先程の分岐まで戻って、 もう一方へ下る。これが最後の頼みの綱。

これがダメなら・・・ いや。考えるのはよそう。

  

が、やっぱり崖崩れ箇所が現れる。

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上から巻くか?下の藪を強行突破するか・・・いや、下は無理。上から。

  

枝が多い倒木は、重くて引っ掛りの多い車体を持っていると見た目以上に難しい。

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足元が揺れる上に、少しでも車体が枝に引っ張られると転びそうになる。

意外に、クリアに時間が掛かる。

そんな事の繰り返し。

  

どんな困難な状況も、だんだん何とも思わなくなってきて、

とうとう、こんな場所も綱渡り。

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テンションが上がってるのか?下がってるのか?自分でも不明な状況。

でも、道は消えていない。進むぞ。

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そしてとうとう、

真新しい轍がある道へ合流!

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たぶん、4号線終点から二筋戻った下りがコレかと想像されるが、

あくまでも想像。

  

さっきまでに比べたら、まるで高速道路!!

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元気復活。

 

すんなりとは下らずアップダウンがあったけど、

やったぞ!下一光の集落へ出た!

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もう、やりきった感アリアリです。達成感。

  

しかし、隊長プレゼンのルートは、まだ続きます。

金刀比羅山を鉢巻して殿下方面へ出るのが目的なので、

五太子の滝手前から再び林道へとエントリー。

序盤は勾配も穏やかで綺麗な舗装路が長く続く。

このまま行けるんじゃ?って安心しそうになったところで、ダート開始。

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既に心身共に相当疲労している。こたえます。

  

それでも、こんな、ふかふか杉っ葉の木漏れ日ロードは気持ち良くて♪

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やがて、越廼方面の海が見えて、ちょい元気が回復。

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この林道を最後までやっつけると、ココに出る。

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「あ~。やっぱ4号線は未完成なんやー。」 一回目の撤退に納得。

  

せっかくなんで、愛染寺までプチ激坂クライム。

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反対側へ下って、本当ならば武周ケ池奥から越知山を登ろう!

ってハズだったけど、時間が押し過ぎていて、諦め。

諦めというより、

既に気持ちは満腹な感じ。

フェニックススタジアム方面へと戻る。

 

途中、木陰の下でランチ。

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カップ麺。

お腹が膨れたら、巡航、巡航。

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こうして終了かと思いきや、

最後にもう一つ、ぴろぴろさんの案内で、

旧清水町へと入る辺りで、こんな道へと進み

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のどかな里山の風景の中を峠越えで末町へ出る。

日本昔話的な〆でした。

満足満足で、後は下り一辺倒の県道3号線を爆走し、出発地へ戻って

12:30終了。

  

大芝山~西部林道4号線先の状況が判って、

見事に目的は達せられた、充実感に溢れた冒険ライドでした。

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2011年5月14日 (土)

主夫後自転車更に観光

今日は午前中主夫。

最近の休日はかなりだらだらとした朝ですが、今日は目覚ましをかけて、

早朝から真面目に取り組みます。

食事×2、洗濯機×2、キッチン掃除等々、庭の世話、水槽の世話・・・

食事以外は座る事も無く、本当の主婦みたいに動き詰めで、

昼食後、長女に後を頼んで出発! 12:30発

  

九頭竜CR ~ 上久米田 ~ 近庄峠で、今年初の竹田。

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旧道の大内峠

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大内隧道

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下って、富士写の登山口には自転車3台。

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不法投棄、じゃなくて、ちゃんとワイヤー錠まで掛けてある。

我谷から登ってこっちへ下りるんだね。

で、我谷へまわる。

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登山口から奥へ、駐車車両がざっと30台以上。人気の山なんだね~。

丁度下山してきた方とお話して、

「シャクナゲどうでしたか?」  と尋ねると、

「ああ、結構咲いてたけど、もう今週で終わりかな~。^^」 って。

ここのシャクナゲ有名だけど、まだ一度も見た事ないや。 また来年か。

  

ここまで順調に飛ばしてきた、が、

我谷ダム~九谷ダムを過ぎて、結構走ってから、ふと気付いてしまった。

今日はこの後、仕事上がりの妻が子供と一緒に小松までやってきて合流の予定。

帰りの車に自転車を積む段取りやら、私の着替えは準備してきたのに、

靴忘れた!

クリート付いた靴で家族と遊べん・・・ことも無いかもしれんが、やっぱ無理!

妻に電話しようとするが、こんな山奥、当然 『圏外』 (TT)

妻が仕事を上がるのが2時。その後直ぐに帰宅して出発するって言ってたので、

タイムリミットは2時20~30分。

携帯が繋がる場所へ出るには、やっぱ峠越えが最短だと思うが・・・

現在地から立杉峠まではたぶん10Km以内。

そこまで行って携帯繋がる保障は無いが・・・。

引き返して山中温泉へ下るか・・・

え~い!行っちゃえ!

頑張ってぶっ飛ばす。

今日は本当なら『山菜でも物色しながら・・・』と思っていたので、

リュックまで背負ってきたのに、それどころではない。

必死にクルクルしていると、こんな山ん中でローディーとすれ違う。

『ん?』 最初の彼、見た事あるような・・・。

『んん!?』 続いて飛んできた赤い物体!

「フレディさん!!!」

まったく(笑)縁がある方とは、こんなトコでも遭うんだねぇ。^^

もう一方は、あちこちのブログでお見かけする「まきちゃん」。

以前、センチュリーランで健森でちょっとだけご一緒したけど、

(当時、赤いネオコットアンカーのカッコ良さをよく覚えています。)

改めて見ると、なるほどイケメン!

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(フレディ・Mさんのトコから画像いただきました)

お二人に捕まってしまい、しばしお喋りで、ロスタイム5分!

「立杉のピークは携帯繋がるよ♪」とのフレディさんの情報に元気を頂き、

「がけ崩れで路面荒れてるから気をつけて。^^」の言葉に感謝しながら、

お別れの挨拶もそこそこに、ぶっ飛ばし再スタート。

山菜ポタのつもりが、

まさか真剣に追い込んで走る事になるとは、超超計算外(TT)

本当なら休憩するつもりの石川県民の森を横目に突き進み、

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『じょ、じょこう~? 出来る訳無いがぁ!!!』

こっちはTTモード。真剣です。

ゼェ、ゼェ、ハァ、ハァ、で、2時20分丁度に立杉ピーク到着!

と、と、ととと、とにかく妻に電話!

「あ(ハァ、ハァ)俺やけど(ハァ、ハァ)あの、(ハァ、ハァ)・・・」

初め、何故か妻に警戒されつつ、どうにか伝わって、『間に合ったぁ~』

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ようやく安堵。休憩。

全力で上がってきたので汗だく。

ここからの豪快で長い下りは、低体温で倒れるかと思う位辛かったです。

  

4時に航空プラザで待ち合わせ。

自転車積んで、着替えて、やれやれ。

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今日は90Km弱しか走ってないですが、ほぼ売り切れ。階段登るのもフラフラでした。

追い込んで走るってのは、やっぱかなり効きますね。

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実機も触れます。

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この施設自体は無料ですが、フライトシュミレータは500円です。

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見学して一息ついたら、小松の街中へ。

  

市役所近くの駐車場に車を入れて、先ずは『お諏訪さん』に参拝します。

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今は、『お旅まつり』の真っ最中。

九竜橋川を挟んで、橋北の『お諏訪さん』と、橋南の『山王さん』の春季祭礼です。

とっても伝統のあるお祭りで、

各町内に江戸時代から引き継がれる『曳山』と、

そこで上演される子供歌舞伎が有名です。実は小松は歌舞伎の街。

今日は、その曳山の曳き揃えが行われる日。

  

「何遊ぶか選んどけよ~」 と、境内を抜け、

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街へ。

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出店を物色しつつ、順に曳山を見学。

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こちらの山は、柱の螺鈿(らでん)細工に気合が入っています。

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天井絵も見事。

  

一昨年訪れた時は、 全8基が市役所前まで練り歩き、曳揃えられ、

灯りが入った夜、それは壮観な眺めでしたが、

今年は、橋北と橋南が別々の曳揃え。

5基が揃う、小松駅正面の橋南へと向かいますが、その前に駅の反対側へ寄り道。

  

昨日オープンしたばかりの、KOMATSUのテーマパークをちょっと覗きに。

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時間が遅くて閉まってたけど。

「スゲェー!」 「でっかぁ~!」

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また今度来ようね。

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さて、駅の正面の通りを行くと、既に5基が揃っていました。

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観覧席も設けられていますが、人が溢れています。

皆、子供歌舞伎の開演を待っていますが、その前に市長や知事の挨拶等々・・・。

中々始まらないので、山を見てまわります。

「おっ!豪華な二層だねぇ。」

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天井絵はこんな感じ。

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そして何よりも、後ろ姿がカッコ良かった!

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これらの曳山たちは全て、子供歌舞伎の舞台。

ゆ~っくり日が暮れて、良い雰囲気になってきたところで、開演。

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この街の人達は、歌舞伎が好きなんだねぇ。

食い入るように見つめ、声を上げ、拍手する。

祭りは、夜が盛り上がるなぁ。

  

裏路地を巡るお囃子は、これも子供達だけでやってる、お獅子。

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勿論、獅子を舞うのも子供。

  

橋北へ戻り、

宵闇が迫ってきて、「お~。いい感じだね~」

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こちらは橋北の歌舞伎舞台。

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お客さんもみんなで手拍子入れて、熱が入っていました。

  

さあ、待ちくたびれた我が子達を遊ばせなきゃ。

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「何やる?」

「何食べる?」

  

最後は再びお宮さんの境内へ戻って、

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いっぱい遊んだね~。

楽しかった♪

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2011年5月13日 (金)

雨上り

久々に朝日が気持ち良い朝。

  

南庭から車庫へ続く場所のパーゴラで、

『(黄)モッコウバラ 』 が満開になってきました。

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玄関側へ回ると、『 キングサリ(金鎖) 』 が咲き始めています。

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藤のような姿の花ですが、ツルではなく、立ち木です。

我が家では北側に植えてありますが、特に病害虫もなく生育旺盛です。

今現在、1階の屋根を越え、2階の窓までは届かないかな、って高さです。

  

山で拾ってきた実生の赤ちゃんを寄せ植えにした盆栽が、

葉が出揃ってイイ感じです。

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『 エビネ 』 は、木陰でひっそりと咲いています。

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『 シラン(紫蘭)』 が咲き始めました。全体としては1分咲き位です。

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久っさびさの自転車通勤。

風にそよぐ麦畑が美しかったです。

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2011年5月11日 (水)

今朝

   

夕方、職場から帰宅して家族で過ごそうかというところへ、

何故か自宅に、宇宙飛行士の毛利衛さんから直接電話があり、

「○○○が故障して困っているから直ぐに来てくれないか?」 と言う。

「○○を伸ばして動かしてみたんだけど○○が○○で・・・」 とか、

話の内容は大体しか覚えていない。

電話の向こうで、一生懸命説明されるのだけれど、

何の事だか、私には良く状況が飲み込めず、

とにかく来てくれと言われても、明日もしっかり仕事の予定が入っているし、

でも一刻を争うからと・・・

仕方ない。覚悟を決めて、「じゃあ、今から向かいますので・・」 と受話器を置く。

茨城のつくばにあるという研究施設へ向かうことに。

明日の仕事に間に合うように今直ぐ準備して出て、徹夜でなんとかして帰ってくる設定。

妻に 「金あるか?」 と聞くが、無いとのことで、CD機へ下ろしにいってもらい、

道具や計器を取りに行かねばと職場へ電話するが中々繋がらず、

イライラしながら、あたふたと身支度や荷造りをしながら・・・

東名高速走るのが良いのか?新潟周りならどうにかなるか?

どうしよう、どうしよう、どうやって行こう、

どんどん時間が過ぎて、

妻は帰ってこない!道具が無いと出発できない!

「あーっ!もうっ!!!」

  

って、

  

何か、物凄く心拍が上がってるような状態で、目が覚めた。

「あ・・・。 夢か。 たすかった・・・。」

心底そう思って、ホットした。

物凄い疲労感。

あぁ・・・。

ほんと、

マンガか何かみたい。

  

おそらく昨日あった電話でのトラブル対応で、

現地へ行けない為に、

もどかしくイライラしながらやりとりしたのが頭に残っていたのかなぁ。

でも、なんで毛利さんが出てきたのか?

  

出勤前から一仕事しちゃったような、そんな気分の朝でした。

  

  

そんな朝の庭。

『 ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)(ハニーサックル) 』 が花を多くつけて嬉しい。

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頂き物の 『 オダマキ 』

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これも頂き物、『 蔓日日草 』

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雨の朝でした。

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2011年5月 8日 (日)

新緑の林道と歴史ポタ

午前中は主夫をこなし、

午後の3時間程をYAMAさんにお願いして遊んでもらいました。

YAMAさん家発着でMTBの遊びです。

  

西へ向かい、

「あれが乙坂山じゃぞ」 と教えられながら

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このお山にはYAMAさん昨日行ったので、今日はパス。

その奥の、栃川という集落の奥へ向かいます。

山中に、『なんでこんな辺ぴなトコロに、こんな立派な道が?』 っていうのがあって、

段々田んぼの、のどかな風景を眺めながら進みます。

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『おっ!^^』

土手には早速、タラの芽。

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既に1番は摘んだ後ですが、私もちょっとおこぼれを頂戴します。

木の成長を考えて、伸びるべき芽を残すことが大切です。

  

山間の土地が狭まっていった奥に、清水の案内看板があったので脇道へ入ります。

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写真を撮っているこちら側は沢になっていて、ワサビが生えていそうな水の流れ。

  

途中、炭焼き小屋がありました。

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元の道に戻り、立派な舗装路が突然終わると

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(画像提供 YAMAさん)

その先に林道の登り口があります。

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砂利が敷き詰められており、急登になると滑って、バランス取りが厄介です。

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(画像提供 YAMAさん)

時々花に癒してもらいながら、

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えっちらおっちら坂をやっつけます。

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やがて切通しの峠に出ました。

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ここまでは暗い人工林の道でしたが、

峠の先は明るい雑木林がとっても美しく、幸せな下り坂♪

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(画像提供 YAMAさん)

全身で新緑を呼吸しながら、超超気持ち良いダブルトラックの下り。

ツツジのピンクと緑のコントラストが美しい。

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倒木あり

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(画像提供 YAMAさん)

ゆるやかな場所は、緑のトンネルをじっくり味わうように、

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(画像提供 YAMAさん)

登りの印象から想像したよりも、下りが長くて大満足。

下りきったら、こんな場所。

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池のほとりにあった看板から、

この峠は 『 山ばく越え 』 と呼ばれる道であることが分りました。

  

住宅地を抜け、健康の森へと登りますが、途中、ハクビシンに遭いました。

夜の林道で見かけることはあっても、昼の遭遇は初めてです。

  

YAMAさんが、その奥の賀茂神社へと案内してくれます。

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小さな村社の雰囲気ですが、このような仏像が祀られているそうです。

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施錠されておりましたが、御開帳はあるのでしょうか。

1m超の立派な仏像、機会があれば一度拝んでみたいです。

  

健康の森からは、駐車場奥、山中のマイナーな道で鯖江側へ下ります。

「おっ!ウサギ。」

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日陰の舗装路をスリップに注意しながら下り、

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(画像提供 YAMAさん)

田園風景の中を鯖江市街へと戻って、YAMAさんの案内で旧吉江藩の辺り。

大きく立派な 『 西光寺 』

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この門は、旧藩邸から移築され、江戸前期のそのままが残されたものです。

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境内を通って、

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YAMAさん家へと戻りました。

  

さて、今日のライドはお土産付き♪

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下ごしらえは自分で。

洗って汚れを落とし、食味が悪そうな部分を取り除きます。

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薄衣で天ぷらにして、

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今夜のビールは最高でした♪

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2011年5月 7日 (土)

学校・庭・森・子供・家族の時間

今日は授業参観の日。

3人分の参観、PTA総会、学級懇談会を、妻と二人で手分けしてこなす。

お昼に帰宅し、2時間程を昼食と庭で過ごし、

午後は家族で金津創作の森へ、『お茶の愉しみ』展覧会と、『森のアートフェスタ』。

帰宅して手早く夕食後は、区の子供会の役員会。

そんな感じで慌しく過ぎた1日でした。

  

お昼の庭  

玄関前の 『 アマドコロ 』

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ナルコユリとそっくりの花で、自然環境では生える場所もそっくり、

山中で出合うと『どっち?』ってなりますが、

茎を触ってみて、丸くなめらかなのがナルコユリ、

縦に筋があるような感じで、ごつごつした感触なのがアマドコロです。

  

デッキ前の木々は、新緑が揃って初夏の庭っぽくなってきました。

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鉢植えのチューリップ。

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未だに名前を知らない、妻が買ってきた花の寄せ植え。

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『 サツキ 』

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今日は風が強く、花や若葉が少し痛んでしまった 『 ライラック 』

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『 ツボサンゴ(ヒューケラ) 』

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とってもメルヘンチック?な見た目の 『 ブルーベリー 』 の花

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草苺が庭のあちこちで咲き、

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半分位は散っています

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この真ん中が成長して赤い実になる筈ですが、

我が家では、早々に何者かが食べてしまうのか?あまり実を見かけません。

  

ドングリの花が咲いていました。

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これはたぶんクヌギの系統です。

『クヌギ』や『シイ』の仲間は、春に花が咲き、ドングリの赤ちゃんが出来て、

子供ドングリで冬を越し、二年目の秋にやっと立派なドングリになります。

だから、1本の木に1年生と2年生のドングリが同時に居たりします。

『ナラ』や『カシ』の仲間は、春に花が咲き、その年の秋には実が成熟します。

  

『 ハナニラ 』

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日陰なので、花が少ないです。

  

『 オダマキ 』

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『(黄)モッコウバラ 』 が咲き始めました

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ツル性。パーゴラに登らせてあるので、満開になると素晴らしい。楽しみです。

  

暖かい日が続くようになったので、睡蓮鉢の魚が元気です。

メダカが5、6匹と、タナゴが2、3匹居ます。ボウフラを食べる係です。

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昆虫も喉が渇くのか、この鉢には、脚長蜂がよくやってきます。

アゲハなど、大きな蝶の仲間も、時々水の縁にとまります。

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この子達は交尾後にメスが越冬するので、今の時期にいるのは女子ばっかりです。

春、1匹のメス(いわゆる女王蜂)が、一から巣作りをして産卵し、

働き蜂が生まれて巣が成長していきます。

他の昆虫、主に青虫・毛虫のちっちゃいのを子育て用の餌に狩ってくれるので、

私にとっては益虫です。

巣を刺激する様な行動さえとらなければ、

30cm以内の至近距離で過ごしていても刺されることはまず無いです。

こちらの生活上、やっかいな場所に巣を作り始めた場合のみ、駆除します。

ただ、過去に一度、着た服(取り込んだ洗濯物)に入っていて刺された事があります。

  

『 突抜忍冬(ハニーサックル) 』 が咲き始めました

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デッキを見下ろす場所に這い上がっているので、

満開になってくると華やかな感じになります。

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昼食後、小一時間程の庭でのひと時。

これで、充分に1日分の癒しがもらえます。

  

午後から行った、金津創作の森。 ここの緑も大好きです。

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妻はコースターを数点。上二人の子は手作りの玩具を購入。

展覧会は、縁あって招待券を頂いたので、今日はささやかな出費で済みました。

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森のアートフェスタは、明日日曜までです。

様々な工芸作家さんが出店しています。

  

このようなマーケットを見てまわるのも、もちろん楽しいですが、

イベントが全く無い時でも、ここの緑は素敵です。

お弁当や、おやつ、コーヒーなど持参して、ベンチでまったりしながらデートしたり、

水の流れで子供を遊ばせたり、

何も無いけど贅沢な時間が過ごせます。

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2011年5月 5日 (木)

GW最終日

今日は主夫の日でしたが、妻の実家に甘えて、子供をみてもらえることになりました。

朝食を済ませ、子供を送り届けたら、

ようやく待ちに待った自分の時間。

  

今日は子供の日。

端午の節句はやっぱ甲でしょ!って訳で♪越前甲を目指します。超ベタですが。

子供配達~補給買出しと、頑張って走りまわって現地にたどり着いたのは9時半。

初めての場所だったんで、ドコに停めるんだぁ~?って思いながら行くと

あまごの宿からちょっと行った所にバリケードが置いてある。

道はまだ続いてそうですが、まあいいや。ここに停める。

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本当ならば今シーズン中(雪がある内)に、甲~大日を歩いてみたかったのですが、

遅いスタートなので今日は諦め、甲までと決めて、9:38出発。

トボトボと舗装路を歩いていくと、道端の土手に早速お花のお出迎え。

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花弁がちっちゃく感じるけど、開ききっていない『キクザキイチゲ』なんだろうなぁ。

キクザキイチゲは、白い細い花弁のピンと伸びたやつがメジャーな気がするけど、

色も紫~青、ピンクっぽいの、白、と、色んな姿がある。

  

ネットで他の方の記事を見ていると、

雪がある時期は谷の東側、左岸を行くルートもいいみたいだけど、

良く分らなくて自信が無いので、とりあえず道の終点まで歩く。

平らな所を歩くのは足がつかれる。

おお!目指すのは、あの一番高いトコロの奥だね。

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この冬は、何度も何度も眺めて、頭の中にだいたいの地形図と、

ネットで見た記事の写真のイメージは刷り込まれている。

送電線をくぐり、鉄塔の左側の方の鞍部を目指して尾根に出る。つもり。

やがて道も終わり、雪上歩きになって、ようやくテンションが上がってくる。

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至る所に、大きな、真新しい蹄の足跡。

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シカは単独行動が少ないはずなので、

1頭だけで歩いているのは多分カモシカかな。

フンも、同じ場所にまとまってしてあるパターンなので、

歩きながらそこらじゅうでパラパラとやるシカとは違う。

ちなみに、カモシカは、『シカ』とついているが牛の仲間。角も落ちない。

  

春は融雪が激しいからか、

昨日も人が入っているだろうに、足跡らしきものはあまり良く分らない。

トレースなんてものは無い。

何度も行く先や周囲を見渡して、進む方向を確認する。

  

谷底を歩くようなルートは、景色が見渡せないし・・・

ちょっと欲を出して、右隣の斜面を登って、尾根に出てみた。

こんなのがあったので、

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お、道ある?行ける? って思ったけど、

やがて、にっちもさっちもいかない藪になって・・・引き返す。15分位?ロス。

  

当初の予定通り、真面目に鞍部を目指し、尾根に上がると、道がある。

尾根の上は一旦雪が消え、こんな感じの道を登る。

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雪が無いと少しテンションが下がるけど、

雪の無い温かい場所は、代わりにお花が元気にしてくれる。

『キクザキイチゲ』

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『イワウチワ』

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なっ・・・んて可愛い花なんやぁ!と、見惚れてしまいます。

美しいというより、かわいい。

  

やがて高度が上がり、尾根も雪に覆われてくると、雰囲気サイコー!!

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振り返ると、思ったより随分近くに見える、雄大な白山!

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核心部の痩せ尾根~急登へ

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崖のように落ちるイメージの南側には寄らず、雪たっぷりの北斜面を這い上がる。

緩んだ春の雪に、つま先を突きたててめり込ませながら。アイゼンは要らない。

這い上がった先は、広大な雪面。

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この真ん中を、最高の気分で歩いてゆく。

今日は時間を追うごとに天気がどんどん良くなり、風も無い良コンディション。

黄砂も飛んでいなくて、視界も良好。

嬉しくて、楽しくて仕方が無い。

程なく、広ーい広い甲の頂上。11:42

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わはははー!誰もいねー!独り占めー!

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白山どっかーん!

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荒島すっこーん!

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下界も、とっても良く見える。

加賀方面へ目をやれば、

ちっちゃく避難小屋の見える加賀甲に、まだまだ白い大日山。

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その気になれば、今からでも行けちゃいそうな距離に見えるけど・・・、

余裕の無いスケジュールはダメ。一人だし。

来年への宿題。

  

おやつを食べたりしながら、心ゆくまで雰囲気を堪能して・・・

しゃあない、下る。

下り斜面は登りよりうんと急に感じて、急斜面は下が良く見えない。

ヘンナ方へ行って落ちると怖いので、自分が来た足跡を忠実に戻る。

  

北側斜面は美しいブナの森。

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秋が綺麗だろうなぁ~。 と、しみじみ。

  

尾根道から離れ、もと来た谷へ下ってゆく。

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やがて、幾筋かの谷が合わさってくると、

谷の最深部へ寄りすぎると足元の雪の下からゴウゴウと水の流れる音が聴こえる。

下はトンネル。誤って踏み抜いたり落ちちゃったりしたらどうなるの?

怖いので、できるだけ斜面寄りを歩く。

  

雪の下りはやっぱ楽。

いつもの様に、駆け下りるようにぶっ飛ばして、あっというまに林道に出る。

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あ~。桜。

  

楽しかったな~。景色綺麗だったな~。たまにゃ一人もいいな~。

13:16 終了。

だいたいこんなルート 

    

思ったより早く終わっちゃったので、

帰宅後、衣装替えをして、国見岳を登ってきました。

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充実。納得のGWが終わりました。

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2011年5月 4日 (水)

GW終盤

3、4と里帰り。

ショッピングモール巡り。

運転手で休日が終わりました。

  

道中、滋賀の高月辺りで、こんなものを発見!

Img_4028

思わず吸い寄せられて、行ってみたら

地元のお祭りみたいなものでした。

Img_4033

すげー。

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2011年5月 2日 (月)

自転車で山を走るということ

MTBで山道を走るのは楽しい。

素晴らしい景色、美しい森に草花、鳥や蝶、

スポーツとしての爽快感、

自分自身の技量を磨く事によって、難易度の高い場所をクリア出来た時の満足感、

体力的限界への挑戦、

勿論、頂に立つということの達成感もあります。

その魅力の奥深さは計り知れません。

しかし、

その愉しみを得ようとするからには、決して避けてはならない大きな問題があります。

我々は、他方面からは、歓迎されない存在である可能性が大きいということ。

  

非常にナーバスな問題で、感情的要素も多い。

既に今まで、自由に山道を走る事を楽しんできた方々からすれば、

敢えて触れて欲しくない部分であるでしょうし、

『火に油を注ぐ様な事に成りかねないから、そんな問題提起するな!』

そう思う方も多いでしょう。

しかし、ネットを通して人目に触れる立場としてこの遊びをする以上、

避けずに、真面目に考えてみたいと思います。

  

登山を趣味とする方にとって、

山中のトレイルを走る自転車は、街中で歩道を爆走する自転車と同様か、

それ以上に危険を感じる存在かもしれません。

また、草花を愛する者にとっては、

明らかに歩行よりも大きいと想像される、自然に対するダメージが心配でしょう。

そして、理屈・理論はさておき、何よりも感情的に邪魔!うっとうしい!目障り!

静かなはずの山中に突然現れる場違いな存在に、

そう感じる登山者は少なくないはずです。

  

趣味としての世界だけで考えていてもいけません、

山という場所には、必ず所有者・管理者が存在し、

地元民にとって大きな意味ある場所であったり、信仰の対象であったり、

林業をはじめとする、生活の糧としての大切な財産であったりするのです。

意識・無意識の別なく、暗黙の内に

他人の敷地であったり、公然の場を借りることによって遊んでいるのです。

また、所有者・管理者側も、それを黙認してくれている、

そういった側面があることを忘れてはいけないでしょう。

  

こうした、MTBが山道へ進入することが生み出す問題、

多くはハイカーとのいざこざが中心ですが、こうした問題は全国で多発し、

事が大きくなれば、その結果は、

『MTB禁止!』 の立て看板へとつながるのです。

  

山中でハイカーと出逢った場合、基本は登山の時のマナーと一緒で、

こちらが挨拶をすれば返して貰えますし、当然、道を譲り合うことになります。

『自転車でこんなトコまで!』 との驚きの反応と共に会話が弾むことも多いでしょう。

山を愛する者同士、概ね好意的な反応が多いはずです。

それなのに問題が発生するのは、

やはり、MTB側のマナーの悪さや、配慮不足、事故によるものでしょう。

たとえそれが一部の者による行為であったとしても、

一旦事が起きてしまえば、全体の規制へと繋がることは仕方の無いことです。

行政が介入するレベルの話となれば、『禁止』 となることへの裏付はちゃんとあり、

自転車側に反論の余地はありません。

  

以下は、同様の問題について書かれた様々なサイトを参考にしたものですが、

どこも概ね結論は同じです。

   

●『国立公園・国定公園・県自然公園等は、

 自然公園法で自転車の乗り入れが規制されている』

   

 これは、「車馬の乗り入れは管理者の許可が必要」との条文に

 自転車が当てはまるためです。

 車馬(車と馬)との表現が、法規成立が明らかに今とは違う時代背景であることを

 あらわしていますし、維持管理目的の車両を念頭に置いた条項ですので、

 自然意識が高い今の時代であれば、

 もう少し変わった内容の条文になる可能性もあるでしょう。

  

●『自然歩道等の「歩道」は、道路交通法としての歩道であり、

 自転車は許可無くして走ることはできない』

 山中のトレイルであっても、公道であるということです。

●登山道・ハイキングコースも、

 「歩道」として整備されていれば上記と同様の法解釈になります。

   

 以上2点については、街中の歩道を走る自転車と問題が似ています。

  

●林道は、いわゆる公道とは異なり、本来、原則として通行許可が必要。   

 なのだそうですが、現状としては、

 一部を除き、レジャー目的の使用や、一般車の通行も規制はされていない。

  

   

つまり、理論に則った観点からすれば、

登山道は勿論、林道であっても、本来自転車は許されてはいないのだけれど、

管理者・所有者、同時にそこを利用する歩行者の好意により

『まあ、別にいいんじゃない。』 的に許していただいている、

寛容に受け入れていただいている。

というもの。

  

または、現状に則した観点からすれば、

明確な基準の存在しないグレーゾーンとしての位置づけが大きいため、

多くの部分が、当事者(自転車側)のモラルに委ねられている。

ということ。

  

そんな存在がMTBライダーであるという意識が大切でしょう。

  

・ 何よりも、周囲への遠慮と、謙虚な姿勢。

・ 自然というものに対する配慮。

・ 不意の出会い頭等、

 どの様な状況でも安全に停車できる、技量に合った走行を心掛けること。

・ ハイカーに遭ったら下車し、率先して道を譲ることを心掛けること。

・ 自身の意に反したものであっても、そこにある構造物を傷付けないこと。

 例:木製の階段等は下りであっても乗車しないなどの配慮。

  

他にも色々あるでしょうが、基本的には、遠慮・謙虚な姿勢が大切だと思います。

     

そして、この様な現状を考えた上で、

それでも尚、私はこの遊びが好きであり、続けていきたいと思っています。

   

私は、登山も大好き。

山も、木も、花も、鳥も、蝶も、自然は全て大好きだ。

低山で出逢う魅力も、高山で出逢う魅力も、春も夏も秋も冬も、

基本は皆一緒だ。

自然はいい。

それを愛する人も、また。

歩いて登るのも、自転車担いで登るのも、

歩いて下りるのも、自転車で下りるのも、

それぞれに魅力があって、違った感覚で景色を、空気を、風を楽しめて、

それぞれに・・・。

  

だから、

ハイカーとライダーは敵じゃないと思う。

敵であって欲しくない。

どちらも、同じく、自然に親しむ手段。

または、それぞれに、スポーツとしての分野であって欲しい。

  

そんな気持ち、思いを忘れずに、

末永く遊び続けたい。

遊べる環境を残してゆきたい。

そう思って、願っています。

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