日野山

今日の午前中は主夫でした。

子供の食事を作ったりしながら、外が余りにも良い天気なので、

何だかオシリがむずむずします。

午後は自由行動。YAMA さんと日野山へ出撃となりました。

（１３：３６）

ふもとの公民館駐車場に停めさせていただき、集落の中へと歩き始めます。

日野神社に一礼後、

お宮さん脇から上り始めます。

さすがに人気の山、どんどん下山してくる人達とすれ違います。

でも、こんな時間から登るのは我々だけのようです。

登山道には、地元っ子作のカンバンがあり、和ませてくれます。

序盤で、堰堤を二つ程まいてゆきます。

（YAMA さん写真提供）

大きな岩が在る場所等には、謂れの書かれた立て札があります。

この大きな岩の真下の洞から水が湧いていましたが、

余りにもデンジャラスな見た目に、近付く気にはなれませんでした。

所々林道に出ます。

カーブミラーが頭を出している程度の積雪です。

室堂休憩所

（YAMA さん写真提供）

ここで YAMA さんはシールの貼られたスキー板を履きました。

道具って凄いです。斜面もスイスイ登ります。

YAMA さんペースアップ。

トレースなんて無関係に林の中をショートカットして好き放題に進みます。羨ましい。

私もペースアップ。

大勢にしっかりと踏み固められたトレースは、とても楽に歩けます。

結局今日は、ワカンを使う事も無く、始終楽々な歩きでした。

標高が上がってきて、雑木林の中にはクマさんの痕跡も出てきます。

山頂が近付いてくると、白い森が見えてきました。

昨晩、雪が吹き付けられたのでしょうか、ため息が出るような美しさです。

昼過ぎのこんな時間に、こんな景色が見られるとは思いませんでした。感激。

美しい景色を背負って YAMA さんが上がって来ます。

（１５：１４）　山頂です。

鳥居が雪に埋もれていました。

 

山頂のお社。

その背中には、これまたため息が出るほど美しい白山が控えていました。

「あれが経ヶ岳、あれが荒島・・・」　しばらく景色を堪能します。

麓の田圃も美しいモザイクです。

下りの YAMA さんは、勿論シールを剥がしたスキー。

私は、遅れをとるまいと、

駆け下りるようにして急ぎます。

今日はプラ靴ではなく、登山用の革靴をスキーに合わせてきた YAMA さん。

板のコントロールに納得がいかないらしく、

しきりに 「あかん！おもしろくない！」　と。

室堂まで下った所で板を脱ぎ、

そこからは一緒に歩きました。

余程スキーの出来に納得がいかなかった様子で、

「あかん、Fumiさん、俺がスキーで行ったことは書かんといてくれ！」

とのことでしたが、

ごめんなさい。書いちゃった。＾＾

今日も色々と勉強になって、

とても楽しかったですよ。

（１６：４０）駐車場に戻りました。

身近に、手軽で、こんな素敵な景色があるなんて、幸せですね。

大雑把なコースデータ