私の庭は、こうして出来ました。3
さて、いよいよ南側。メインのスペースに取り掛かります。
家を買った時から、どうしても欲しかったウッドデッキ。
小さくても構わないので、
風に吹かれながらビールを飲んだりしたい。
庭の植物と近い距離感で生活したい。
先ずはやはり図面を画くところからスタート。
最初に、庭の寸法を細かく、正確に採ります。
縦横は勿論、石の位置や形、大きさ、犬走りやサッシの高さなども出来るだけ正確に
様々な部分を、様々な向きから紙の上に写し取っていきます。
そして、これらの絵と数値をパソコンのCADに入れて整合し、
庭を上からと左右から見たデータをつくりました。
この仮想空間の中に、自分のイメージを作りあげて、大体の外形図が完成です。
次に材料の選定。
木材等はホームセンター調達ですから、何箇所か下見に行って、
入手可能な材料のサイズや種類をリストアップしました。
東側パーゴラを造った際は、
WRC(ウェスタンレッドシダー)材と呼ばれる種類を使用。
これは、ホームセンターで入手可能な中では最も耐久性が高い部類ですが、
やはり値段が高く、まとまった数も揃いにくい。
今回は使う材料の数が多いので、経済的な理由からSPF材を選択。
SPF材は、樹種を特定せず
輸入の針葉樹(トウヒ・マツ・モミ)類がごちゃまぜに扱われているもので
値段が安い。
また、寸法もいわゆる2×4(ツーバイフォー)用の規格でカットされているので
設計や、組み合わせ使用が考えやすい。
ただし、耐久性はかなり悪い。屋外使用には向かない。
そこで、少々コストが上がるが、防腐処理されたSPFを使用し、
更に、『キシラデコール』と言われる木材用の保護塗料を
重ね塗りして使用することにしました。
(結果として、約8年経った今でも大きな痛みや腐食はありません。)
使う材料が決まったら、
姿図ではなく、部材を拾い出す為の詳細な図面を画き、
どんなサイズの物が何本必要なのか、
木材以外にも、例えば補強金具がどれ位要るのか、等。
部品を拾い出して、購入リストを作成。
ホームセンターでトラックを借り、我が家まで二往復。
やっと、製作に取り掛かりました。
図面通りにカットして、塗装。
電動工具は持っていませんので、自分でノコを曳いて・・・
地道な工程が延々続きます。中々、形が見えてこない。
週末毎の作業。
根気、根気な日々でした。
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コメント
わくわくしながら読んでます
投稿: kan | 2010年11月27日 (土) 09時47分
すごい~!
尊敬しますよ
ほんと Fumiさんは何でも出来るなぁ
投稿: あわら | 2010年11月27日 (土) 18時30分
Fumiさん、凄いヨ
そんなにも地道に、しかも確実に・・・


う~ん、ソンケイいたします・・・
御庭やウッドデッキ、憧れますねぇ~
投稿: フレディ・M | 2010年11月27日 (土) 21時22分
kan部長。
わくわくが、がっかりにならない様に・・・
投稿: Fumi | 2010年11月28日 (日) 00時55分
あわらさん、こんばんはぁ。
あの頃、私には暇がたっぷりありました。
何でも出来る時間がありました。
まだ、自転車に打ち込んでなかったし・・・。
投稿: Fumi | 2010年11月28日 (日) 00時58分
フレディ・Mさん、
まあ、とにかく暇があったんで。^^
私は、フレディさんちのガレーヂに憧れますねぇ~

細かい繊細なお仕事をされるフレディさんも尊敬~ですよ
投稿: Fumi | 2010年11月28日 (日) 01時02分