京都 峠巡りで撃沈
今日は遠征ライド。
YAMAさん、Otukaさんと共に琵琶湖岸発着で、
京都市内の北縁をぐるっと周る峠のコース。
( こんな道を走りました )
湖岸道路沿い、烏丸半島の琵琶湖博物館を望む駐車帯をベースに、
先ずは琵琶湖大橋へ向け出発。
西岸に渡って、雰囲気のある裏路地を抜けて
『 浮御堂 』
更に裏道を走って 『 日吉大社 』
ここより、比叡山方面へと舵をとって、近江神宮前の交差点から始まる峠道。
通称 「 山中越 」 または 「 白川越 」
距離は5Km程でしょうか?中々手応えのある坂道が続きます。
最後のヘアピンでOtukaさんUターン!
「もう一回登り返します!」 ・・・(><;)さすがです。
峠ピーク、比叡山ドライブウェイの料金所を過ぎて、
いざ、京都の街へと下ります。
京都通のYAMAさんが、今は住宅地になっている場所が、
昔は採砂場であったことを教えてくれました。
ナルホド。道に沿って流れている川の底は、綺麗な白砂。
『 白川 』 の地名、納得です。
京都の街では先ず 『 下鴨神社 』 に真面目にお参り。
続いて有名な自転車屋さん『 QBEI(きゅうべえ) 』
暫く走って、YAMAさんのバーテープがほどけてきてしまったので、
別の自転車屋さん(千本北大路の角)へ寄る。
とても親切な女性店員さんで、ビニールテープを分けて下さり、応急処置完了。
更に、Otukaさんがこの先の道を尋ねると、
わざわざPCで調べてくださって、印刷までしてくれました。
私は気付きませんでしたが、YAMAさんいわく「手が油で汚れていた・・・」
この女性、ちゃんと自転車の整備もされるようです。^^
教えていただいた道を辿りますが、どんどん細くなって???
悩んだ末、少し引き返して、近くの交番へ。
今度は婦警さんが親身に教えてくれます。どうやら先程の道で正解。
再出発して、ようやく今日の本題、峠巡りコースへ。
先ずは 『 京見峠 』 自動車一台分の細い道ですが、
木漏れ日のつづら折。素敵な道です。
頂上の眺望はありませんが、
古い 『 峠の茶屋 』 が有ります。
峠を越えて下っていくと、R162に合流。北へ向かって登っていくと
『 笠峠 』 帰宅後に地図で調べたら旧道が在るようでしたが、我々はトンネル。
一旦少し下って、次 『 栗尾峠 』 これを越えると、北へ大きな眺望が開けます。
かなりの標高差。豪快な下り。
京北(周山町)に出て、道の駅で昼食&ソフトクリーム(唐辛子の葉入り)。
ここからR477で桂川を遡って行きますが、Otukaさんの鬼曳き。(TT)
次の峠に差し掛かるまでにヘロヘロ・・・・・なんかヤバイ雰囲気。
『 花背峠 』 を上り始めて間もなく、なんと、自分でもびっくり!『売り切れ!!!』
まだ走行距離は82Kmだというのに、大!大!大!ピーンチ!
お二人があっという間に視界から消え去り・・・
一人黙々と戦うも・・・どんどん失速していって、時速10Kmを切った。
この先、大原を経て琵琶湖へ戻る為には、峠があと二つ。
距離も40Km程あるか?この感じじゃ、時間的にも体力的にも絶対無理じゃ???
「お二人に先行していただいて、Otukaさんの車で拾いに来てもらわなきゃ」
頭の中でグルグルと色んな事を考えながら、
何処まで続くか解らない上り坂を、半ベソかきながらフラフラ行くと・・・
なんと!Otukaさんが下って迎えに来てくれた!
もう、涙腺決壊寸前です。
不思議なことに、それまで6~7Kmで立ちゴケ寸前だったのが、
15Km弱で走れます!気持ちって大事!やる気って大事!応援って凄い!
どうにか峠に到着するも、フクラハギはピクピク。へたり込んでしまいました。
しばし休憩後、「とにかく走らなきゃ戻れん!」と自分に喝を入れ、再出発。
程無く次の 『 百井峠 』 入り口に着きました。
見た瞬間、不戦敗決定。自転車を降りて押し歩きにしました。
Otukaさんはダンシングですいすい消えていきましたが、
勾配ハンパじゃないです。今の私には立ちゴケ無しでのクリアは絶対無理。
YAMAさんが、私を気遣って付き合ってくださり、励まされながら(歩いて!)登坂。
中腹でようやく勾配が緩やかになり、乗車。
頑張って標高を稼いだだけあって、峠から先の下りは凄かった。
「下る?」いえいえ、「落ちる」に近い。
そんな道を行く内に、脚がジワジワ回復。
再びの登り返し 『 途中越 』 をやっつけて、ようやく琵琶湖へ。
琵琶湖大橋を渡って戻り、
(「このフトモモを見んかい!」と凄むOtukaさん。)
出発地へ。
いやぁー。疲れた。ほっとした。
死ぬかと思った。
もっと練習真面目にやらなきゃ・・・(^^;)
YAMAさん、Otukaさん、本当にありがとうございました。
本日の走行距離 128.36Km
(YAMAさん、画像提供ありがとうございました。)
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コメント
Fumiさん、おはようさんです♪
昨日はありがとさんです(^^)
登りで2人に付いていけず、ヨロヨレでした。
山中越、京見峠、花脊峠、百井峠と盛りだくさん
でしたね。ロートルには厳しかったですが、
楽しかったです! 百井の激坂では私が
真っ先に撃沈でした。Otukaさんはさすが!
また京都の峠に行きましょう(^^)
でも、次も返り討ちかも?
投稿: YAMA | 2010年9月20日 (月) 07時00分
おはようございます。
昨日は、どうもでした。
京都にも坂トレに良い峠が山ほどありますね。
大会前の良い練習になりました。
次回は、今回コースを逆回りしましょう。
昼には京都市内ランチ&観光も!!
投稿: Otuka | 2010年9月20日 (月) 07時07分
Fumiさん、いいトコロ行ってきましたねぇ
京都周辺の山岳地帯は以前から興味がありました
途中峠はオートバイでよく通りましたが、
あそこを自転車で行くとなると、なかなかの坂ですよねぇ~
序盤の白川越も交通量も多く、かなりの激坂デハ
あのヘアピンカーブからの琵琶湖方面の眺望も素敵でしたデショ
京都サイクリング、いつかは挑戦せねば・・・
投稿: フレディ・M | 2010年9月20日 (月) 07時29分
お疲れ様でしたぁ♪
京都でも激しい劇坂を堪能されてきたようですね(*´∇`*)
僕は初乗鞍に行ってきましたが、僕も押し歩きしました( ̄Д ̄;;
どんな辛い思いをしても、達成感は半端ないですね(*´∇`*)
投稿: kotapapa | 2010年9月20日 (月) 10時08分
YAMA さん、おはようございます。
今日は稲刈りが中止になったので、ゆっくりしています。^^
辛いトコもありましたが、楽しい1日でした。^^
京都は雰囲気があって、何度行っても良い街ですね。
観光のつもりで、遊びに行ったら酷い目に遭っちゃいました(笑)
チンタラ遊んでないで、もっと真面目に自転車やらなきゃぁ(><)
京都周辺はまだまだ良い峠、道がいっぱいあるんでしょうね。
今回のコースも色々アレンジがききそうですし、
まだまだ行きましょう!
投稿: Fumi | 2010年9月20日 (月) 11時00分
Otuka さん、おはようございます
大渋滞の運転、ほんとうにお疲れ様&有難うでした。
昨日は、お昼に向かう時間帯から山の中へ走ったので、
食事・補給が心細かったですね。
逆周りは、百井峠に向けて相当の覚悟が要りますね(笑)
今回不甲斐ない結果だったので、リベンジしたいです!
お昼に京都市内!いいですね~。^^観光、観光。
ほうじ茶ソフトいかないと!
投稿: Fumi | 2010年9月20日 (月) 11時07分
フレディ・Mさん、おはようございます
盆地の京都は、どっちを向いても峠・峠・峠ですね(^^;)
ある意味、恵まれた土地です(笑)
眺望がある峠、上からの景色は本当に良いですね
登りきってのあの時間、なんとも言えません。
YAMAさんは、若かりし時京都にお住まいだったので、
御一緒させていただくと
楽にオイシイ所へ連れて行ってくださいます。
京都、まだまだ何回も行きたいです。^^
投稿: Fumi | 2010年9月20日 (月) 11時18分
見るからに辛そうです(笑)
一昨年だったか・・・
日吉神社の上りで一気に登ったら気持ち悪くなってトイレであげました・・・
白川の登りもヘロヘロで辛かった記憶が・・・
激坂の足攣りと立ちごけは自分も何度もしてます
はっきり言って立ちごけは(^_^o)
今、会社で仕事中です(^_^o)
足が痛いので当分茶利は休みです
大塚さん 凄すぎます
投稿: masahi | 2010年9月20日 (月) 11時20分
kotapapa さん、乗鞍お疲れさまでしたぁ
半端ない達成感!得られましたかぁ
坂ってのは、登りってのは、ホント良いですねぇ。^^
ゆっくり休んで、
レポート待ってマース。
投稿: Fumi | 2010年9月20日 (月) 11時22分
masahi さん、お仕事お疲れ様です。
日吉神社への参道は、琵琶湖の方からだと、
まーっすぐ延々登りですから、非常に辛いですよね。^^;
百井峠、無理して立ち向かっちゃったら
帰れなくなるかも?と思って、その前に歩いちゃいました。^^;
白川越の登り返し!Otukaさんには驚かされます。
(笑)未だに学生時代の様な無茶するmasahiさんも凄いです。^^
投稿: Fumi | 2010年9月20日 (月) 11時39分
京都気持ちよさそうですね。
しかし,Fumiさんが押して歩くとは・・・(汗)
ボクには絶対無理なコースです。
市内散策は行って見たいので
そんな企画の時には声かけてくださいね。
それにしても,Otukaさん完璧に「白いモビルスーツ」化してますね。
ガンダムと呼びたいと思います。
投稿: koukeihaya | 2010年9月20日 (月) 12時33分
koukeihaya さん、どうもぉ。
アハハハハ!押し歩きになったのは、只単に私がヘタレてただけですよ。^^
そんなにトンデモナイ道でも・・・たぶん。
言い訳その1・残業続きで余り寝ていない。
言い訳その2・最近自転車サボってる。
言い訳その3・Otukaさんを追いかけてしまった・・・無理なのに。
まあ、こんなトコロでしょうか。
皆さんの大会予定が片付いていき、
これからは観光ライドの季節です。
お楽しみ重視のヤツ、行きましょうね♪
投稿: Fumi | 2010年9月20日 (月) 13時06分
いや、凄!!!。
呼んでいるうち何度もゲップが・・・。(笑)
Fumiさんこんにちは。
本当に凄いコースを走られたんですね、京都の北部は京都市内とは
思えないのんびりとした長閑な風景が続きますが、道路は細くて
坂道だらけ・・・。
一昨年芦生へ撮影に行ったとき、こんな所自転車で走る人がいるん
だろうかと思いましたが、こんな身近なところで見つかりました。(爆)
それにしても、Fumiさんが脚は売り切れるは、坂で降りてしまうは
なんて一体どんな激坂なんでしょう・・・。
お疲れ様でした。
投稿: A-FOCUS | 2010年9月20日 (月) 15時47分
A-FOCUS さん、こんばんは。
いや~
完全に運動不足、練習不足、睡眠不足、
なのに凄い人達について行ってしまい、こんなコトになりましたぁ(笑)
やはり、「どうにかなるでしょ!」でどうにもならない時もあるんですねぇ(笑)
ハードなコース設定ではなくて、
峠と山間の風景をのんびり巡るつもりで行けば、
あんなに素敵なエリアは無いですね。
投稿: Fumi | 2010年9月20日 (月) 19時45分
FUmiさん、こんにちは。
うわ~、私が乗鞍上ってる時に、なんと恐ろしいところを走ってたんですか。
糸魚川にも匹敵するような、HCですね。
なんと、峠は5つも…。
このルートは、Otukaさんの考案?
これは、強化されますね。
勾配がキツイのは我慢できても、道幅が狭いのは怖いですね。
ホント、お疲れ様でした。
投稿: hiro | 2010年9月21日 (火) 12時40分
hiro さん、こんにちはぁ。
乗鞍お疲れ様でしたぁ。
お天気もコースも素晴らしかったですね。^^
私が押し歩きしている林道の様な道、
これでも立派な『国道』なんです。びっくらです。
地図上では国道、太い線で描いてあっても、
行ってみたらこんな道!Oh!酷道!デスヨ。
コース発案は鉄人YAMAさんです。
私は撃沈でしたが、
YAMAさんは相変わらずの年金走法で、難無くクリアしておられました。^^
投稿: Fumi | 2010年9月21日 (火) 12時58分
峠だらけじゃ~ないですか
ルートラボでコースを確認したら
百井峠 平均勾配 15.7%との表示
こりゃ元気な時でも撃沈ですよ~~
でも、このコース楽しそうですね
行ってみたいな~~~
投稿: taizo | 2010年9月21日 (火) 13時02分
おっホホホホ-
taizo さん! 「楽しそうですね」 って言いましたね?
「行ってみたい」って!
かなりキテますよ(笑)
なんだかんだで、taizoさんが走りに行ってるトコは
いつもかも、坂ばっかりですもんね
丹南人種恐るべし。
そっち方面行く時は
機会を見つけて、コッソリまぜてもらわなきゃ。^^
投稿: Fumi | 2010年9月21日 (火) 15時44分
fumiさん、こんにちは。
す、すごいの一言。
そして、大変お疲れ様でしたぁ
百井峠、う~ん、失礼ながら峠で押し歩きの写真を久しぶりに拝見いたしました。よっぽどなんですね。
県森にも18パーセントは存在しますが、ここも同じくらいの最大斜度だとか。でもこちらのほうがさらに凶悪な感じですね !!(゚ロ゚屮)屮
当方今すごく興味をそそられております。
ぜひ走ってみたいなぁ^^
投稿: mondo | 2010年9月21日 (火) 16時31分
mondo さん、いえいえ!
この写真はマズかったかなぁ?
皆さん一体どんな劇坂かと思っちゃいますね。^^;
確かに劇坂ではあるのですが、
ただ単に私がヘタレだっただけで・・・(恥)
京都は、山の中でもやはり京都。
こちらの道とは何だか雰囲気が違いますね。
また、峠を越えて現れる景色、古い家屋も素敵です。
まだまだ走ってみたい峠が一杯あるので、
これから何度も脚を運ぶコトになりそうです。^^
投稿: Fumi | 2010年9月21日 (火) 16時47分